【小倉記念予想】ハンデ美味しい◎タガノディアマンテ、ここは反撃の一手！

アニメ『風都探偵』が始まりました

『風都探偵』のアニメ放送がスタートした。これを待っていた。

『風都探偵』というのは、2009年～2010年に放送された平成仮面ライダーシリーズ第11作『仮面ライダーW』の最終回後の世界を描いた正統続編となる漫画作品。現在、ビッグコミックスピリッツで絶賛連載中だ。

何を隠そう（別に隠していないが）、僕は『仮面ライダーW』が大好きなのです。

平成ライダーシリーズをリアルタイム視聴し始めたのは『W』の前作となる『ディケイド』からという新参の僕だし、正直まだ見ていないシリーズも3、4作あるのであまりエラそうなことは言えないけれど、それでもこれまでに見た平成ライダーシリーズでは『W』が一番面白いと思っている。（『クウガ』は別格のような気もしますが……）

ドライバー（いわゆる変身ベルト）を買ったのもこの『W』だけだ。

また、アニメ『風都探偵』放送スタートを記念して、YouTubeの東映特撮チャンネルでは毎週土曜21時から『W』を2話ずつ配信しており、僕はかれこれもう『W』を通しで5、6回は見ているのだけど、それでも毎週楽しみに見ていた。やっぱり面白い。

何がそんなに面白いのかと言われれば、ストーリーであり、敵味方問わず魅力的なキャラクター群であるのだけど、自分のことに限れば、それは「ニコイチ」設定、バディものだからかもしれないと思った。

振り返れば、僕はニコイチ・バディ作品を好む傾向があり、その原風景は『トミーとマツ』だ。僕が住んでいた地域では夕方に再放送されていたのだけど、小学生の頃はいつもゲラゲラ笑いながら見ていたもんなぁ……今だとコンプライアンス的にいろいろとアレな部分がある作品だけど……（と、遠い目）

話はそれましたけど、というわけで待望の『風都探偵』アニメシリーズがスタートした。原作の『風都探偵』は『W』の単なる続編ではなく、漫画だからこそできる演出や見せ方にチャレンジしている意欲的な作品だ。アニメ『風都探偵』もアニメ映像だからこそ見せられる表現、演出に僕は物凄く期待している。

ちなみにアニメ第1話を見た感想としては、漫画以上に登場人物が美青年化し過ぎているのがオジサン的にはアレなんですが……オープニングがテレビ特撮シリーズと同じビギンズナイトの戦闘シーンだったのは「ゾクゾクするねぇ」という感じでとっても良かったです。

天皇賞・春は度外視、巻き返しの態勢は整った

ニコイチ、バディものと言えば、競馬もそうなんですよね。

もちろん、レースに出走するまでには多くの人たちが関わっているわけだけど、本番となる競馬は馬と人だけ。勝つには人馬一体の呼吸が求められるわけで、それはまさに「半分、力貸せよ。相棒」というわけだ。

何を言っているのか自分でも分からなくなってきましたが、人馬一体、ニコイチで勝利を目指す競馬のドラマ、美しさに僕は魅せられているのですよ。

さて、今週のレースで最高のコンビとなるのはどの人馬か？

僕が期待するのは小倉記念のタガノディアマンテ＆北村友一騎手だ。

タガノディアマンテは屈腱炎から約1年ぶりの復帰戦となった今年の中山金杯で4着のあと、京都記念でも2着と好走。ケガの影響を感じさせないレースを見せてくれた。もともと3歳時には皐月賞6着、きさらぎ賞2着の実績があり、古馬になってもステイヤーズSの2着がある実力馬だ。中山金杯、京都記念の好走も当然と言えば当然なのかもしれない。

一方で前走の天皇賞・春こそ大差の17着に敗れたが、中間の報道によるとこれはカラ馬の脚がぶつかったりするなど集中力が削がれてしまった結果らしい。なので度外視していい結果だろう。むしろ、この前走17着が効いているせいか、実績の割にハンデが56キロでとどまった。これはいかにも恵まれたのではないだろうか。

ここを目標に中間はしっかり乗り込まれているようだし、前走の影響を感じさせない素軽い動きを見せている様子。タガノディアマンテ本来の実力を発揮すれば、ここは巻き返しの一手があっていい。

加えて、前日売りの段階では人気もあまり上がって来ずに単勝オッズもそこそこついている。配当的にも妙味タップリだ。

鞍上は今回テン乗りとなる北村友一騎手。タガノディアマンテ同様に、北村友騎手もケガによる長期休養から今年復帰。休養前のような活躍にはまだまだ及ばないけれど、力のあるジョッキーですからね。ここらで一発、健在ぶりをアピールする騎乗を見せてくれるはずだ。

タガノディアマンテ、北村友騎手ともに長期休養から復帰した“相棒”として、夏のどでかい花火を期待！

■小倉記念
◎⑥タガノディアマンテ
○④ジェラルディーナ
▲⑦ピースオブエイト
△②マリアエレーナ
△⑩カデナ
△⑨シフルマン
穴⑯ヒュミドール

これで決まりだ！