適応障害

どうも
今日は、ダイジェストとは違う投稿でもしようとおもいます。

・・・

私は数年前に適応障害と診断されました。

丁度、今の会社に転職したての頃で、色々端折ってざっくり言うと人間関係をうまくやることが出来なかったのがきっかけで、仕事に行かなきゃという自分の気持ちと、無意識に体が拒否反応起こす現象が数日続いて、病院を受診して適応障害と診断されました。


その時の症状というのが
その時の自分の気持ち的には何でもないのに急に信じられないくらい涙が出てきたり、胃痛、吐き気、嘔吐、頭痛といった症状で、こういった症状が数日続いて、初めは涙と嘔吐、吐き気以外の症状がやんわりずっとあって普通に体調不良で休んでたんですがそんなにずっと休んでるわけもいかないという気持ちもあったので、母から『あんた見てたら本当に体調悪いのは分かるけど、ズル休みだと思われないように一旦会社行ってみ?で、ダメだったら帰っておいで』と言われたので、行くだけ行ったんですが、通勤途中の車の中で涙が出てきたり胃痛と吐き気が酷かったりで、タイムカード押して数分で帰宅。

次の日も、薬飲んで出勤しようと朝普通に起きて、普通に仕事の準備して、その間に頭痛、胃痛、吐き気を闘いつついざ行こうと靴履いてる時に大量の涙が急に溢れてきて、行けなくてというのが3日くらい続いたんですね。

出勤する気はあるから、何ともなく起きるし仕事行く準備もするんですけど、毎回靴履くタイミングくらいでその症状が現れて、自分的にも普通じゃないことは分かってたけど、その時は行かなきゃならないのに行けないことや休んでることで現状会社に迷惑かかってしまっているという申し訳ない気持ちと色んなことが頭の中で起きててどうしたらいいか分からずでいたら、今度は母が『今の状態は普通じゃないから、休んで病院でカウンセリング受けてみたら?』と言ってくれて、病院を受診することにしました。


ここまで、まだ自分が適応障害だと思ってないし、適応障害という言葉すら知りませんでした。
実際そういう風になってる時って、自分ではそんなにって思ってるというか、自分もしんどいけど自分よりしんどい人なんてたくさんいるのに、私ごときが何ゆうてんねんみたいな感覚なんですね。

まぁでも、かなり酷かったからこの時はうつ病かなんかなんかなぁくらいに思ってたかもしれない。


ただ、私がその症状出るのが出勤前や勤務中だけで、普段家にいる時は全然何ともなく元気だし、全然友達と遊びに行くし至って普通の人。

だから、当時は父からはあまり理解してもらえなくて、何で仕事行かないの?くらいに思ってたんだと思う。
そこは母がうまいこと言ってくれてたけど。


とまぁ、いざ地元のメンタルクリニックに行くとなった時に今から行って大丈夫なのか電話したら、1ヶ月先まで予約で埋まってて今日はちょっと厳しいですと言われたんだけど、一応電話口で軽くカウンセリングをしてもらって、どんな症状なのかとかどういう状況なのかを聞いてもらってるうちにまともに喋れないくらい涙が出てきて、こんな状況でも病院行けないのかと思ったら更にしんどくなっていって、でもとりあえず1ヶ月後で予約して、電話を終えた数分後に今度は病院から電話がかかってきて『うちでは今日は厳しいんですが、11:30までに系列の病院の方に行ってもらえれば今日受診出来るみたいなんですがどうなさいますか?』というお電話を頂き、系列の方に行くことにしました。


メンタルクリニックというか精神科を受診するのは初めてだからとてもドキドキした。
受付をして、カウンセラーの人とお話しをして、そこでも意味わからんくらい泣いて。
当時も今も泣いてた理由は自分で全く分からないんですけど、めちゃくちゃ泣いたんですね。


その後に先生の診察受けてというような感じで。
診察といっても、そこでもまたお話しをして今1番辛いのは何かっていうのを聞かれて、眠いのに朝が来ると思うと眠れないけど、起きてても朝は来る。というようなことを言ったような気がします。

そこで、お薬を処方してもらい、仕事に行ける状況ではなかったので、診断書を書いてもらってそのまま休職する流れになりました。

休職するってなった時に、先生に言われたのは適応障害は病気だけど病気じゃないから、家に篭りっきりにならないで普通に生活してね。
と、言われました。(ニュアンス)

ストレスの対象となるものがなければ、自分自身何ともなく普通なので、普通に遊びに行ったり本当に普通にしてました。
2ヶ月くらい休職して、気持ち的にもだいぶ落ち着いてきて、そろそろ復職しようと思って会社に相談する時に、元の部署では同じことの繰り返しだと思ったので、異動希望して今の部署に異動しました。


今の部署にいってからは、概ね体調は良好でそんなに症状は出てないですけど、時々過度なストレスによって症状がでたりします。

その時々によって、出てくる症状が違うんですが、頭痛吐き気はだいたい出てきます。
それらは基本的に薬でどうにでもなるんで、そんなに問題ないです。
飲んでも治らないこともあるんですけどね!


きっかけとなった対象の話しをされたり、対象と同じ空間にいたりすると体が硬直するというか硬まるというかそんな感じです。
たぶんですけど、感覚的に硬直しだしてある一定の時間が過ぎると何故か涙が出てくるシステム。
こればかりはその時の記憶がないんでたぶんとしか言えないんだけどね。


ここまで文字に起こして見て思ったけど、病院に行って適応障害と診断されたのは今の会社に入ってからだけど、今と同じ症状は前の会社の時もあったなぁと思い出した。
その時は己の気持ちの問題だと思って耐えるしかないと思って耐えていたけど、限界到達して退職したんだけどね。



適応障害って病気だけど病気じゃないって本当にその通りで、対象から遠ざかればめちゃくちゃ元気だから、気持ちの問題と思われたらまあ仕方ないんだけど、当事者からしてみたら気持ちの問題で片付けられないほどしんどいし、瞬間的に生きていることが辛いと思うこともある。


適応障害の症状って人によって違うから、対処法もそれぞれ違うし、これという正解があるものではないから、自分の症状は1例に過ぎないです。


何で、適応障害について書こうと思ったかというと、先日久しぶりに全部の症状が出ることがあって、こんなにしんどかったんだと思い出したから書いてみようと思って書きました。

あと、どんだけ辛いしんどいと思っていても当事者のしんどさは結局当事者にしか分からなくて、他者に話したところであまり理解を得られないから、あえて話してみようと思って、自分のことを話して見た。


理解をしてもらいたいとかではなくて、こういう人もいるよっていうのを頭の片隅にでも入れてもらえれば嬉しいなぁとおもう。



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