stand.fm(スタエフ)は収益化に向かない?配信者の本音
こんにちは、主婦ブロガーのアーモンドです。
「stand.fm」という音声配信アプリの収益化について、個人的な思考を本音で綴っていきます。
まず、今回のnoteの結論を先にお伝えしますね。
「stand.fmでの収益化は、現段階(2020年9月末時点)では利がないので、フォロワーとか気にせず私は自己満で楽しくやっていく」
です。
最近Twitter内でも流行り始めてて、私もstand.fmをやっています^^
私がやってるチャンネルは『ブロガー・ライターのたまり場』です。
▼アーモンドのチャンネル概要はこちら▼
stand.fm『一緒にブログ作業しよう【夜活のライブ配信】』
さて、話を戻しましょう。
stand.fmは音声でのコンテンツ配信を収益化できることから、副業の1つの手段として注目度が上がっています。
先日、私のチャンネルでライブ配信をした際、リスナーさんから「ブログか音声配信(stand.fm)での副業を考えていますが、収益化の面でどちらが良いですか?」という質問を受け、私も真剣に思考してみたんですよね。
そして、「stand.fmでの収益化は、現段階(2020年9月末時点)では利がないので、フォロワーとか気にせず私は自己満で楽しくやっていく」というのが行きついた答えです。
では、順を追って紐解いていきます。
stand.fmの収益化に対して「現段階では利がない」と考える理由3選
理由は3つあります。
※現段階というのは、2020年9月末時点です。
①収益化の条件とリスナー数(stand.fmのアプリ使用者)が釣り合っていないため現実的じゃない
②アルゴリズムの不明点が多く、現段階では「数撃ちゃ当たる戦法(質ではなく量をこなす)」しかないため
③フォロワー数・いいね数は「配信者の声やキャラクターが好きか嫌いか」という感情論になるため、コンテンツの質を上げても収益化は難しい
では、この1つ1つを具体的にみていきましょう。
①収益化の条件とアクティブリスナーの数が釣り合っていない
stand.fmって設立が2020年4月1日なので、現在5ヵ月目。
プラットフォームとして発展途上なんですよね。
>>stand.fmの会社概要をみる(公式HP)
実際にネットで調べても
・アプリのダウンロード数
・使用者数(アクティブユーザー数)
・純粋なリスナーの割合(配信せずに聴く専門の使用者数)
・配信者数の割合(チャンネルの数)
・使用者の男女比
・使用者の年代比率
これらの情報を見つけることができません。
ただし、AppStoreで「stand.fm」を検索すると4490件の評価がついていますので、少なくとも約5000人はアプリをダウンロードしていると私は推測しています。
では、ここで収益化の条件をみていきます。
1.再生時間に応じた収益還元
2020年内はキャンペーンとして、再生1時間につき4~6円 (※1) の収益還元を計画しております。60分の投稿が2万回再生された場合、10万円前後の収益を受け取ることが可能です。
※現在、LIVE配信は再生時間にカウントされませんが今後対応予定です
※還元の単価は利用状況を見て調整予定です
2.コンテンツ販売 (準備中)
3.サポーター機能(準備中)
引用元:PRTIMES(2020年8月20日配信記事より一部抜粋)
2と3の収益条件は、まだ準備中なので詳しい内容は割愛しますね。
そして、1の条件で収益化をするには、stand.fmパートナープログラム (SPP)の審査に合格する必要があります。
ブログでいう「Googleアドセンス」と一緒ですね。
以下、その応募方法です。
応募方法
stand.fmパートナープログラムは審査制で承認されたチャンネルのみが対象です。
配信者のstand.fm・YouTube・SNS等のフォロワー数や発信しているコンテンツの内容など総合的な角度から審査する予定です。審査基準についてはお伝えできない点をご了承ください。
引用元:stand.fmの公式HP
さて、あなたはこれらの情報をみて、どう思いましたか?
私の本音は・・・
プラットフォームとして発展途上な分、天下を取りやすい環境であることは間違いないけど、アプリの使用者(特に純粋リスナー)が増えなかった場合、「お山の大将」になる恐れがある。
つまり、狭い範囲の中で「自分が一番だ!やったー!自分すげー!」ってなれる可能性はあるけど、プラットフォームの使用者(母数)が少なかったら、収益化って無理じゃね?ってことです。
なので、収益化を目的にしてstand.fmに労力を投資しても、現段階では意味なし!
では次。
②アルゴリズムの不明点が多く、現段階では「数撃ちゃ当たる戦法」しかない
「stand.fmのフォロワーを増やす方法」というテーマでコンテンツ配信している人がstand.fm内にたくさんいるので、いろいろと聴いてみるといいですよ。
まぁでも正直、アルゴリズムがまだ解明されてないので、みんな研究&分析&途中経過報告って感じ。
なかでも、参考になったのは「KOHEI NAGATAさん」って人の音声コンテンツ。
KOHEIさんは、stand.fm開始10日間で0→100フォロワー達成。
1,000回再生されたコンテンツ配信者です。
チャンネル名『寝る前に5分だけ聞く、読書ラジオ』
▼配信内容の文字要約▼
フォロワーを増やすために最も大事な要素は
「トップページに載ること」
トップページに載るためにした行動を5つ紹介。
➊高頻度での投稿
最新順にTOPページに載るので高頻度で投稿して、視聴者の目に触れさせる。
➋カテゴリーの隙間を狙う
「他のチャンネルで誰もやってない」
「自分があったらいいなと思う」
「自分にも制作出来る」
3つの条件を満たすコンテンツを見つけると有利。
そのために、数撃ちゃ当たる戦法×配信内容を微妙に変えて分析を繰り返す。
たくさん配信した中で反応がよかったコンテンツを一点集中で取り組んだら、フォロワーが一気に伸びた。
➌高クオリティーのコンテンツ
サムネイル(アイキャッチ)やタイトルで釣っているチャンネル配信者もいるが、おすすめしない。
途中で離脱されるし、2度と聴いてもらえない。(ファンができない)
KOHEIさんは、台本を1時間かけて書く⇒しゃべる練習⇒収録⇒配信を徹底している。
➍ハードルを低くする
短いコンテンツを量産するのが最も有効。
伸びてないチャンネルは「コンテンツ配信の時間が長い」のが特徴。
スキマ時間に聴いてるリスナーが多い。
有名人でもない自分の音声を聴くために、長時間使ってくれるリスナーはいない。
➎概要欄をしっかり書く
(アルゴリズムの)理由は分からないが、トップページに載りやすい。
また、コンテンツ配信内容を文字でまとめておくと、リスナーが見返せる。
リスナー第一主義。
はい、アーモンドの本音いきますね。
フォロワー増やすためにトップページ載ることが必要だけど、そのアルゴリズムは分からんし、リスナーのデータ(前述した男女比とか年齢層とか)がないから、リスナーが何求めてるのかも分からん。
思いつく限りのアイディアで、短いコンテンツを量産していくしかない。
ってことですよね。
収益化の条件を掛け合わせると、「研究労力」「時間の先行投資」がますます見合わないじゃん!って感じている人、すでにいるんじゃないかな?
まあ、ここで離脱せずに最後まで読んで。
フォロワー数・いいね数は「配信者の声やキャラクターが好きか嫌いか」という感情論
ブログとかTwitterは文字情報なので、読む・読まないの基準は「記事を書いた人が好きか嫌いか」では決まらないです。
「私(読者)にとって有益な情報か否か」が読む・読まないの基準ですよね。
だから、需要のある検索キーワードで、誰よりも質の高い記事(コンテンツ)を書けば、読者に読んでもらえて、上位表示も実現するのね。
その結果、収益にもなる。
でもね、音声配信や動画配信は「リスナーの感情」がすべて!
たぶん、出だし30秒で離脱されてる配信者がめっちゃいると思う。
どれだけ「リスナーが気になるであろうキーワード」で「質の高い」コンテンツ配信しても、ましてサムネイルで引き付けても、フォローするかはリスナーの感情論でしかありません。
・声のトーンが苦手
・間が苦手
・言葉遣いが苦手
・なんか苦手(生理的に無理)
音声って、人間味が伝わるツールだから、結局のところ「好きか嫌いか」で判断されるツールってことです。
しかも、顔が出ない分、不利。
仮に、「音声配信or動画配信」なら動画配信をおすすめします。
お笑い芸人のアンガールズみたいに、「きもかわいい」効果って実際あるから、キモくてもファンがつく可能性があるので。
音声は、配信者の声を聴いて、波長が合わなかったら即離脱。
二度と聴かないですね。
人間の感情は、ロジックではどうにもなりません。
私はフォロワー数を目的にしないでstand.fmを楽しむスタイル
stand.fmというプラットフォームが、Twitterレベルで大きくなったら収益化を考えればいいと思います。
「いいね」「フォロワー」にこだわらず、自己満の配信で楽しむのが今のところベストだと私は思っています。
私のstand.fmのチャンネルでは、孤独作業になりがちな副業ブロガーさんのために
・共感の場
・弱音を吐く場
・成果報告の場
・ノウハウ共有の場
・励ましあう場
として『一緒にブログ作業しよう!【夜活配信】』を行っています。
▼配信日時▼
・火曜日と木曜日の23:00~23:30
・土曜日22:30~23:00
・私の気分が向いたとき(Twitterで当日告知)
ブロガー同士の作業場として息抜きに使ってくれたら嬉しいです^^
stand.fmのチャンネルフォローよろしくお願いします!
▶︎アーモンドstand.fmチャンネル『ブロガー・ライターのたまり場』をフォローする
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?