![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109552725/rectangle_large_type_2_2aafb5dd8dc9d1318ebca4f9aa1f983d.png?width=1200)
Je me précipite où les anges craignent de poser les pieds
おろか者 天使の踏まぬ道を つきすすむ
子どものころの夢にアプリという形を与えたい、というわたしの日々は、おおむねこんな感じだ。
西洋人の好きな「引用句Citation」には、文脈というものがない。茨のみちを選んだおろか者はどうなったろう。おろかな選択を悔やみながら果てたのか、おろかはおろかなりの実りがあったのか、あるいはおろか者だからこその至福を得たろうか。
また、この警句を吐いた詩人は、どう思っていたのだろう。そのおろかさを批判したのか、哀れんだのか、あるいはかすかな羨望を抱いたか。
いや、彼のことはどうでもいい。けっきょく引用句とは、あえて文脈を捨てることで、つばさを得た言葉なのだから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?