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Je me précipite où les anges craignent de poser les pieds


おろか者 天使の踏まぬ道を つきすすむ

 子どものころの夢にアプリという形を与えたい、というわたしの日々は、おおむねこんな感じだ。

 西洋人の好きな「引用句Citation」には、文脈というものがない。茨のみちを選んだおろか者はどうなったろう。おろかな選択を悔やみながら果てたのか、おろかはおろかなりの実りがあったのか、あるいはおろか者だからこその至福を得たろうか。

 また、この警句を吐いた詩人は、どう思っていたのだろう。そのおろかさを批判したのか、哀れんだのか、あるいはかすかな羨望を抱いたか。

 いや、彼のことはどうでもいい。けっきょく引用句とは、あえて文脈を捨てることで、つばさを得た言葉なのだから。













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