21/22ブンデスリーガ第18節 フランクフルト戦振り返り

1.経過


1分
フンメルスのロングフィードからムニエが抜け出しPA手前からアウトにかかったボレーを放つも、トラップのスーパーセーブに阻まれる。
14分
後方からのフィードを跳ね返したところを奪われるも、ジャンが良いタックルで奪い返す。しかしその後の繋ぎでブラントがミス、うまく行かず、上がってきていたヒンターエッガーに対してのファールを取られる。
14分
そのFKからボレにボレーで合わせられ失点。
セットプレーからの失点は今季9点目(内PK3)
18分
FKの跳ね返りを鎌田に繋がれ、コスティッチがクロスを見せながらニア下にシュート。これはコーベルがセーブ。
23分
ムニエからマレンへのパスがハーフウェーライン手前で引っ掛けられる。
中央から右サイドに展開され、コスティッチのマイナスの高速グラウンダークロスに鎌田が反応、こぼれ球を戻ったロイスがカバーしようとするも上手くいかず、ボレに押し込まれて失点。
33分
ブラントの右コーナーがクリアされたところをハーフェーライン辺りでジャンが繋ぐも、芝に足を取られたゲレイロが処理できず、リンストロムに運ばれるも幸いにもシュートは右サイドネット。
45+1分
ブラントの右コーナーにフンメルスが頭で合わせるもトラップのスーパーセーブに阻まれる。こぼれ球をマレンが押し込めずクロスバー。

46分
キックオフからの流れで崩されると、ジャンがリンストロムに股を抜かれて1対1に。コーベルが素晴らしいコースと間合いの切り方でストップ👏
62分
マレンとムニエで右サイドを崩しクロス、ロイスが上手く後ろにフリックしてブラントが左足で狙うも枠の外。ブラント今日一番の決定機。直後に交代
69分
マレンが右サイドを突破し速いクロス。合わせたホーランが大きくふかしてしまいゴールならず。微妙にマレンのクロスが浮いており、バウンドに上手く合わせられなかった、が決めてほしかった。
70分
そのゴールキックを跳ね返すと、ヒンターエッガーの処理が大きくなり、ロイス、ホーランと繋いで裏に抜けたアザールが決めて1点差に!アザールは今季3ゴール目、ホーランは今季6アシスト目。
76分
右サイドをロイスとの連携で崩したマレンがニア下に強烈なシュート。またもやトラップに阻まれる。
86分
ムニエ、マレン、ロイスで右から崩してホーラン、切り返しを阻まれるもこぼれ球をムニエがダイレクトクロス。ホーランの後ろから飛び込んできたベリンガムのヘディングで同点!
ベリンガムは今季3ゴール目、加入後初のヘディング弾。ムニエは今季4アシスト目。
88分
アザールの短いフィードを長谷部が跳ね返したのがうまくこぼれ、仕掛けたホーランのこぼれ球が再びうまくダフートに繋がり、ミドルシュートが決まる!
ダフートの今季初ゴールで逆転!

試合終了
ドルトムント、対フランクフルトでは15-16シーズン以来のシーズンダブル達成!
またオリヴァー・グラスナー監督に対して個人6連勝!

2.個人的採点

[2]アザール

アザール
重心が後ろになったフランクフルトの裏を狙い続け、反撃の狼煙を上げるゴール。
前線ではファールをうまく貰い、降りてはビルドアップのサポートもしていた。見事。

[2.5]フンメルス,コーベル

フンメルス
空中戦も地上戦も制圧。9ヶ月以上ぶりとなるジャンとのコンビも及第点。
何よりこの試合では久しぶりのロングフィードが炸裂。何度も起点となった。

コーベル
枠内セーブ3つ、1対1も見事な間合いと反応でストップ。結果的に流れを引き寄せるセーブとなった。
相手のプレッシャーの特徴もあったが、キックとスロー両方でチームをサポート。欲を言えば先制ゴールは凌ぎ切ってほしかった。

[3]マレン,ロイス,ゲレイロ

マレン
前半の決定機逸は痛かったが、右からの突破でチャンスメイク。判断も良くなってきている。プレスバックの質を上げてほしい。消える時間を短くしてくれればなお良し。

ロイス
パスミスが多く、攻撃で不安定さを招いた。しかし守備タスクをしっかりこなし、中央にポジションが定まってからは攻撃を牽引。シュートチャンスでもたついたのは残念だが、きっちりと1点目をチャンスメイク。

ゲレイロ
詰められても左からひたすら打開。パス成功率は安定していた上デュエルも勝ち越し。充実の内容だった。リンストロムに背後を突かれるシーンは多かったが、ビルドアップでの貢献が上回る。大事には至らないミスの多さや戻りの遅さは気になる。不調なのは間違いないので、うまく脱してほしい。

[3.5]ダフート,ベリンガム,ムニエ,ジャン

ダフート
約11ヶ月ぶりのゴール。テンポの良いパスが魅力だが、何故か難しい、狭い方を選択して奪われることを繰り返していた。
決勝点では次のスペースへ、と前へ出てきたことであの形を作れた。それを試合の半分はやってくれ。

ベリンガム
エゴが出た試合。ドリブルが奪われるシーンが目立ち、攻撃を停滞させていた。また、被カウンター時の戻りに象徴されるネガトラの遅さはすごく悪い印象。
同点ゴールでは上手く背後に飛び込んで合わせた。ヘディングはこれからの改善点でもある。そのきっかけにもなれば…!

ムニエ
前節の悪いところを引きずっている。前/横への無理なパスが原因となり失点。追い込まれたときの悪い癖なのだろうか。早急に改善してほしい。
攻撃面では素晴らしいボレーに見事な同点アシストなど躍動。マレンとの縦関係はこれからより深めていってほしい。

ジャン
良くも悪くも常に主役候補に躍り出る漢。軽率なファールで失点を招き、僅かなミスが決定機を与えるなど不安定な前半だったが、後半は軽さと空中戦さえ除けば安定。久しぶりのCBにしては遜色ないプレー。

[4]ホーラン
久しぶりに不調。何よりパスミスが多すぎた。あれではなかなか攻撃に移れない。それでもアシストを記録しているのはゴールへの執着の証か。すごい。

ブラント
先制されるまでいい時間を作れたのは彼のお蔭。前半にホーランが判断ミスで不意にしたシーン、ロイスではなくてブラントに渡していれば…。。一方で細かいミスで1失点目の原因に。ネガトラでも悪目立ち。リスクを減らしてくれないと少しずつ信頼を失ってしまう…

[なし]ヴィツェル
休日出勤お疲れさま。


おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました!初めて雑なマッチレビューを書いてみました。次回からはもっと端折るかも。


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