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21-22前半戦 総括 ①

こんちゃ!あーるです。お久しぶりです。
今回は2回に分けて前半戦を振り返りたいと思います。今回はブンデスリーガ編です。

1.個人振り返り


出場した全選手の平均/総合採点とコメントをつけました!
(*印の選手は総合点にセカンドでの活躍も加味)

1 Gregor Kobel
平均:2.66(採点対象16試合)
総合:2.5

圧巻の出来でBVBの最後尾に君臨。クリーンシート2つは絶対おかしい。ごめん。
採点が伸び切らなかった原因は2つの大きなミス。それ以外は本当に安定していた。後半戦もよろしく。

35 Marwin Hitz
平均:4.25(2試合)
総合:4.0

1試合と半分の出場。キックと判断の質は相変わらず不安が残る。ビーレフェルト戦の出来が続くととても頼りになるし、なんとか頼みます🙏

5 Dan Axel Zagadou
平均:3.63(4試合)
総合:3.5

大怪我から復帰。持ち前の縦パスは健在。軽率な持ち上がりが無くなればベスト。ボーフム戦でも痛すぎる失点を招いた。首脳陣からは頼りにされているみたいだし、もっと逞しくなってくれ!

15 Mats Hummels
平均:3.29(14試合)
総合:3.5

昨季から引きずった膝の怪我で出遅れ、序盤の失点数は大変なことに。タラレバの話をしても仕方ないが、フライブルク戦でフルで使えたら負けることは無かったはず。それくらい重要な存在だと再認識した。だからこそ、バイエルン戦の1失点目のミス。痛すぎた。副キャプテンとして、30代の選手として避けてほしいミス。またヘルタ戦での体調不良。これも痛かった…
後半戦もますます欠かせない存在になるはず。スタッツが示す通り(fotmob等で確認できます)、持つものが素晴らしいので期待も大きくなってしまうけれど、なんとか応えてほしい!

16 Manuel Akanji
平均:3.36(14試合)
総合:3.5

あともう一皮剥けてくれれば…という感想。スタッツは素晴らしく、kickerが選ぶCBランキングでも3位入賞。評価が伸びなかったのは、
①前半戦中盤くらいから縦パスがよく引っかかるようになった
②過剰な持ち上がりからロスト→失点がいくつかあった
の2点。逆に言えば、それが無ければ2点台もあり得たということ。
後半戦はチームの核として頑張って欲しい!

34 Marin Pongracic
平均:4.13(8試合)
総合:4.0

序盤と終盤でまるで別人かのように悪化。機密事項をうっかり漏らしたり、ローン元の不満を漏らしたりとピッチ外でも急降下。
序盤の奮闘は評価できるが、悪い試合ではとことん悪く、完全にお荷物と化していた。最低限の精度は保ってもらいたいところ。買い取りも絶望的な中、実力をどこまで出せるか。頑張れ。

45 Lennard Maloney*
平均:(採点対象0試合)
総合:3.0

ウニオンから移籍して1年目、念願のブンデスデビューも果たすなどここまでは充実。セカンドでのプレーぶりも加味して今回は3.0に。現状、パス成功率の低さだけは気がかり。後半戦はどちらのカテでもより高いパフォーマンスに期待!

47 Antonios Papadopoulos*
平均:3.0(1試合)
総合:3.0

こちらも移籍1年目にしてセカンドで大車輪の活躍。開幕戦でブンデスデビューしたときは期待も膨らみましたが、流石にまだ早かったみたい。前のめりなプレースタイルが仇となっているのか、カードの多さは気になる。新たな“パパ”として後半戦も躍動してくれ!

13 Raphaël Guerreiro
平均:3.17(9試合)
総合:3.0

ケガに苦しんだ前半戦となった。とはいえ目立って悪かったのはどちらもケガ明けのフライブルク戦とバイエルン戦くらい。3バックになると相変わらず苦
戦してたけど、少しずつ慣れていってほしい。

14 Nico Schulz
平均:4.30(10試合)
総合:4.5

開幕は良いスタートを切るも、ケガ以降は悪目立ち。ビルドアップで狙われるほか、スピード勝負での負けの多さ、クロス対応で難を見せる。またクロスの質でも貢献できず。今季のBVBは外のレーンを積極的に走らせる点で優れていただけに、ここが非常に痛かった。そして何よりファールの数と原因。主審への執拗な(余計な)抗議や無理なプレーによる危険なファールは1選手として非常に残念な振る舞い。
後半戦は本当に信じたい。この程度で終わられるのは困る。

24 Thomas Meunier
平均:3.00(14試合)
総合:3.0

中央に密集する攻撃スタイルに変化したことで覚醒。器用さはないが走れる30歳はクロスにプレスバックに走り回って貢献。昨季はまさかの0だったアシストも、今季既に3つ。課題だったホーランのヘディング弾を2つもお膳立て。
だからこそ、ワクチン未接種で長引いたコロナ離脱期間(1〜2節)が大きく悔やまれる。また🟨4枚や、ヘルタ戦で覗かせた昨季散見した危険な自陣でのパス(クリアの判断ミス)が少しでも見られたのが大きく減点。
人員もクオリティも並べるものがいない現状なので、獅子奮迅の活躍に期待。

30 Felix Passlack
平均:3.75(4試合)
総合:4.0

そもそも本職ではなさそうなので評価は難しいが、相手からの圧に弱すぎた。横パスをカットされる事も多く不安定だった。体格や守備能力以上に足元の安定が求められる。契約が23年夏ということもあ
り、今季がラストチャンス。頑張れ

6 Thomas Delaney
平均:3.50(1試合)
総合:ー

3節終了後にセビージャ移籍が決定。3年間での貢献度は本当に高かった。ヴィツェルと彼の現状を見ても残しておくべきだったと痛感。さらなる活躍を期待してます。改めてありがとう。

8 Mahmoud Dahoud
平均:3.59(11試合)
総合:3.5

IHとしてもDMとしても展開は見事だった。一方でネガトラの遅さや粘りの弱さが守備時に穴となり、課題が散見。特に11月の怪我明け以降は明らかにパフォーマンスが落ちていた。また前半での退場に象徴されるメンタル面やシュート精度の低さも改善されておらず、後半戦は真価が問われる。BVBの8番はこの程度で推移しててはいけない。と同時に、BVBは中盤の質が成績に直結しているとも言える。

23 Emre Can
平均:3.35(10試合)
総合:3.5

ブンデス>CLな漢。新PK職人。ただなんせ怪我が多く、移籍金に未だに見合ってない…。ダフートのところでも触れたけど、中盤が安定感に欠けるのを象徴してる。展開力にばらつきがあり、守備でかなりの貢献をしないと厳しい。また自陣でのミスが目立った12月の最後の3試合には失望した。後半戦こそ頼むぞ。PK上手いな。

28 Axel Witsel
平均:3.73(13試合)
総合:4.0

夏で満了なことが精神的にも影響してるのか、冬に入ってからとにかく安定しなかった。序盤は最終ラインに入って素晴らしい出来。ただ3列目に戻ると、圧力に耐えられない試合が増えてきている。アキレス腱断裂からの復帰シーズン、また去年のジャンみたいなものでもあるとは思うのでそこは考慮した。あとは攻撃の停滞を招いてしまうパス選択。スピードアップして行きたい場面で1人少しズレてることが結構あった。少しでいいから改善してほしい。せっかくのパス成功率94%、活かしたい。
心身共にオフでリフレッシュしてることを信じるだけ。

22 Jude Bellingham
平均:2.60(15試合)
総合:2.5

まさに覚醒。改めて凄い選手を連れてきたんだな、と。ドリブル、パスは一級品だし、キーパスの数が格段に増え、数段階怖い選手に。注文をつけるならヘディング/シュートの質と言葉の選び方かな。ビッグチャンス逸が5回は普通に多い。
後半戦のさらなる躍動に期待してます。言葉気をつけて。

11 Marco Reus
平均:2.59(16試合)
総合:2.5

様々な要素でロイス様々だった。
プレーは安定してて、セットプレー以外は特に言うことなし。これ凄い。
EURO不参加は色々言われてるし、3バックの件などキャプテンとしての行動は正直まだまだ改善してほしいけど、それでもBVBを背負って立つ男はあなただけです。後半戦もよろしく。

19 Julian Brandt
平均:2.93(14試合)
総合:3.0

尻上がりに調子を上げてきた。ゴールはいずれも素晴らしく、フィニッシュエリアでのプレーの質が昨季とは比べ物にならないくらい良い。ただ低い位置での守備はあたふた感が抜けずミスも多い。それでもここで終わるはずはない。更に更に高い域でプレーしてほしい。

32 Giovanni Reyna
平均:3.00(3試合)
総合:3.0

リハビリのせいで長引いたケガが痛すぎた。今季は少し低い位置でのスタートとなったが、ミスの多さが目立っていた。一方で得点感覚など卓越したものは引き続き発揮しており、復帰後が楽しみ。復調したブラントの壁を超えられるか。

10 Thorgan Hazard
平均:3.68(11試合)
総合:4.0

最高の開幕戦となったのに、無理したことで今季もスタート出遅れ。結局10月末まで不調を引きずってしまった。その後はまずまずの出来。10番本当に頼むよ。。

20 Reinier Jesus
平均:4.25(4試合)
総合:4.0

夏にローゼを信じて頑張る!と言ったところまでは良かったのだが、結局これと言ってアピールできず移籍先探しに必死。リーグに関しては殆ど良いところがなかったので苦労しそう。頑張れ。

21 Donyell Malen
平均:3.59(16試合)
総合:3.5

あと少しが足りなかった序盤、それが噛み合った終盤といったところか。身体の使い方の上手さと守備での献身性は終始発揮したが、独特のドリブルとシュートは冬に入るまで目覚めず。後半戦暴れてくれ。マジで。

36 Ansgar Knauff*
平均:4.00(3試合)
総合:4.0

粗さが目立った。試合に馴染めないことも多く、やはりまだ戦力として数えるのは時期尚早な感も。少しでも得点に絡めるようになって欲しい。僕はめちゃくちゃ好きです。はい。

39 Marius Wolf
平均:3.25(12試合)
総合:3.0

GOOD SURPRISE👏放出が決まらかったが、献身的に様々なポジションをこなし、中盤戦では欠かせない存在になった。酷使しすぎて怪我しちゃったけど。あとはゴールやアシストがほしい。クロスの練習頑張れ。サイドの選手としては物足りない。

9 Erling Braut Håland
平均:2.41(11試合)
総合:2.5
 

信じられない得点力に加え、アシスト、ヘディング、右足も高水準で来ている。負傷離脱が長かったのが痛かったが、出た試合で不満があるとするならフライブルク戦とボーフム戦くらい。後半戦はフルに近い稼働を期待します。あと移籍で騒がせないでね。お互いのために。いつもありがとう。

18 Youssoufa Moukoko
平均:4.50(2試合)
総合:4.5

怪我の多さがいよいよ心配になってきた。メディカルも世代別マンシャフトもしっかりしてくれ。
プレーはというと、どうしても劣勢の試合で使われることが多かったため、駆け引きで経験豊富なCBに阻まれることが多かった。これは慣れるしかない。プロで通用する圧倒的なスピードを持つ一方、小柄なこともあってフィジカル面でかなり不利ではあるため、チームとしても活かし方に改善点が多い。
また、個人の課題は守備面にある。最初のプレスのかけ方やネガトラが甘く、気づかぬうちに深追いするなど他の選手のプレスに連動できていないことも多い。ただまだ17だし、焦らず一つ一つクリアしていって欲しい。あとは何より得点。現実的に考えて5点は取れると信じてる!

27 Steffen Tigges*
平均:3.10(6試合)
総合:3.0

ホーランの離脱もあり、チャンスが多く回ってきた今季はまずまずの出来。上手くシュートまで持っていけてないのもあるが、シュート2本で2点はシンプルに素晴らしい。後半戦は来季以降のクラブを決める時期になるので、たくさん活躍してよりよい未来を切り開いてほしい。セットプレーこれからも頼むぞ!


Head Coach:Marco Rose
総合:3.0(16試合)

クロップがプレッシングの理想と語った4-4-2◆を採用するも、後ろが安定しない+90分持たないことで4-2-3-1(4-3-3)へベースを変更。負傷したレイナの代わりにブラントを重用した。また議論を生んだ3-5-2◆は新たな(流行り始めている)形であり、人が揃えばかなり力になるものであった。
ただ結果として5敗しており、2節と11節の敗戦は明らかな課題が見られた。
それでもそれ以外の試合は
①とにかくけが人の影響で揃わない
②選手のパフォーマンスに問題あり
の2つに左右されたので、及第点かなとは思う。
とにかく固執せずいろいろ試してほしい。1年目だし
後半戦は首位に最後まで食らいつかせてください。

Coach:Alexander Zickler
総合:ー(1試合)

ボーフム戦で指揮を執ったが、ティゲスを使ってくれなかった以外は特に問題なし。選手のクオリティ不足。ACとしてより多くの勝利をサポートしてください。

トピックス

ちなみに平均評価点のトップ/ワースト5はこちら。
(5試合以上出場の選手)
👑ホーラン:2.41
🥈ロイス:2.59
🥉ベリンガム:2.60
4コーベル:2.66
5ブラント:2.93

W1 シュルツ:4.30
W2 ポングラチッチ:4.13
W3 ヴィツェル:3.73
W4 アザール:3.68
W5 マレン/ダフート:3.59

次回もお楽しみに!




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