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IVF ( 卵子凍結 ) 卵胞の発育診察 ① 【 8日目 】

⚠️ 長くなってしまったので2回に分けてレポートしています。今回の1回目のレポートでは他にお伝えしたいことができてしまい、卵胞の発育結果の具体的な数値や様子については、まだレポートできていません (><)。

今日は IVF( 卵子凍結 )周期に入ってからはじめての診察日です。仕事が終わった後、大急ぎで病院のある都心部に向かっていますが、診察受付時間に間に合うかどうかギリギリな感じです。

職場から病院までは約90分かかるので、仕事終わりの通院は大変です。もし家や職場の近所で IVF( 卵子凍結 )を行える病院やクリニックがあるなら、病院選びの基準を『 近場 』にしても良いくらいかと思います。

IVF( 卵子凍結 )はいかにストレスを減らし、楽にできるかがポイントだと思います。その点で、通院の便利さは重要になってきます。

IVF( 卵子凍結 )周期中は採卵までに最低でも3回程は通院する必要があるからです。

自己注射を始めると、日に日に卵胞が育ってきて、卵巣やお腹が腫大してきます。その重怠くなった体で診察時間に間に合うようにダッシュするのは結構キツイです。

私は今日の通院でまさにそれを痛感しました。 診察時間に間に合いそうになくてつい走ってしまいましたが、IVF( 卵子凍結 )中は卵巣茎捻転のリスクもあるので、本当はあまり走ったり跳ねたりはしない方がいいんですよ〜(^_^;)。

前置きが長くなってしまいスミマセン。では記憶が鮮明な内に IVF( 卵子凍結 )開始後、はじめての診察の様子や結果をレポートしていきます。

⬜︎ 待合室の様子

急いで走り込んだ病院の受付ですが、私の診察予約時間は少し過ぎていました。時間外診察料金が掛かるかとヒヤヒヤしていたのですが、診察は少し混んでいて私の番はまだきていませんでした。

普段は空いていて待ち時間が少ない方が嬉しいのですが、今回は混んでいたおかげで助かりました。私が通っている病院の夜間帯は、大体1人の先生が診察しています。

他の患者さん達も仕事終わりに通院している人が多いみたいで、待合スペースではスーツ姿の女性や、パソコンをひろげて仕事をしている女性もいます。

待合室は複数個のブースがあって広いので、あまり他の患者さんと出会わない造りになっています。院内は白と茶色を基調とした明るく清潔な印象です。

不妊治療を行うというデリケートな場所が場所だけにか、患者さん達はもちろん、受付もシンとして静かです。受付ではほとんどの患者さんが声を潜めて応答しています。

現在私が通院している病院は、あまりゴテゴテと不妊治療を意識させられるような、掲示物や内装ではないのですが、それでも少し不妊治療という現場のデリケートさを肌で感じました。

台湾やハワイで不妊治療を行なった友人知人の話では、海外では不妊はもっと普通のことのように扱われていて、病院スタッフも患者さんも日本より明るくオープンな印象だそうです。

私の友人は当初、日本で不妊治療をしていましたが、途中で台湾での不妊治療に切り替えました。台湾の病院スタッフの朗らかな明るさに、友人は『 気が楽になった 』と、話していました。

⬜︎ 病院選びのための下見

ちょっと話が逸れますが、私は IVF( 卵子凍結 )を行う病院を選ぶ際に、今通院している病院の他にもう1件別の病院の下見に行きました。

そちらの病院は口コミ評価が高い病院で、患者さんに『 見えやすいカタチ 』で、不妊治療の実績を押し出している病院でした。典型的な『 ザ ・日本の不妊治療病院 』といった感じです。

壁には不妊治療や高齢出産の弊害についての掲示物がペタペタとたくさん貼られていて、もう十分承知の私としては『 勘弁してください。』と、ちょっと息が詰まってしまいます。

そのたくさんの掲示物に目を通していると、だんだん気分が滅入ってきます。『 通院の度に気持ちが凹む雰囲気の病院は嫌だなぁ。』と、第一印象でそう思いました。

『 励まして 』とまでは言いませんが、対象者は『 どうにかしたいと思って来院している人達 』なのです。私はその気持ちにもっと寄り添うホスピタリティのある病院を選びたいと思いました。

待合室には人が溢れていて、待ち時間は予約をしていても1時間以上は普通に掛かります。これも不妊治療病院のあるある話ですが。

私は平日、午前中の早い時間に行ったのですが、受付から病院を出るまでに2時間は掛かりました。キャパオーバー気味な感じがします。

待合室の間取りはプライバシーを確保するような余裕はなく、一室に椅子がズラっと並べられています。小さなお子さん連れの患者さんもいるのですが、子供用のプレイルームやスペースがありません。

小さな子にとっては、知らない大人に囲まれて1時間以上ただ静かに待たされるのはツライです。当然途中で泣き出してしまう子もいるので、待合室はちょっとしたカオス状態です。

あとちょっと驚いたのは、診察の際やお会計の際にフルネームで呼び出されることです。応答するまで大きな声でフルネームを呼ばれるので、呼ばれた患者さんは小走りで駆けて行きます。

最近は総合病院や一般診療の病院でも、プライバシー保護の観点から公衆の前では名前で呼び出さずに、受付番号などを使用するところが増えてきたのに。

口コミ情報では非常に評価が高かった病院なので、念のためその後もう1度診察を受けてみたのですが、私はそれほど良い印象は持てませんでした。

不妊治療においては確かに結果が全てだと思います。ですが、『 子供ができるまではひたすら我慢する。』だけでは疲れてしまいます。気持ちがポッキリ折れてしまうこともあります。

私は社会的卵子凍結希望ですが、なんとなくこの病院では社会的卵子凍結は頼み辛いと感じてしまい、今通院している病院に変更しました。

⬜︎ 病院の口コミ評価について

私が今 IVF( 卵子凍結 )を受けている病院なんですが、実は口コミ評判が良くない病院です。下見に行く前は、口コミ情報のような最悪な病院だったらどうしよう。と、身構えていました。

しかし実際には、 IVF( 卵子凍結 )の情報開示や説明理解に力を入れていて、待ち時間やプライバシー配慮への対応もされていました。私にとってはそんなに評価の低い病院のようには感じられませんでした。

さらに実際に診察を受けてみて、社会的卵子凍結をするなら、この病院だとストレスを抑えて出来るのではないかという思いに至りました。

私は不妊治療に限らず、病院選びの際は口コミ情報を参考に見ます。ですが 、IVF( 卵子凍結 )などのような大きな決断をする時ほど、口コミ情報を鵜呑みにしてはいけないと思っています。

口コミ情報は参考にはなるけれど、ある程度の無責任な情報として受け止めてください。必要なのは実際に出向いて、実際を肌で感じて、自分で確認することだと思います。

不妊治療を含めたシビアな物事ほど、口コミ情報は玉石混合です。外国人の方やかなり高齢の方も患者さんとして受け入れている間口の広い病院は、特に色々な評価をされると思います。

私が IVF( 卵子凍結 )周期を行なっている病院は『 よくここまで書かれたなぁ!』と、いっそ笑ってしまうほど口コミ評価が良くありません( 笑 )。もちろん中には事実もあるかとは思いますが。

そんな病院の下見のきっかけは、家や職場からわりと通いやすい立地にあることと、保険適用外の高額な社会的未受精卵の凍結が、比較的安く受けられるということでした。

私は納得して IVF( 卵子凍結 )を頼める病院と出会えてラッキーでした。まだ今回の IVF( 卵子凍結 )の結果は出ていませんが、病院選びは我ながら上手く選べたと思っています。

本当なら今日の診察での、卵胞の発育具合についてレポートする予定だったのですが、話が進まないまま終わってしまいスミマセン m(._.)m。

最後になりましたが、自己注射6本目の今日の体調の変化です。両足の膝から下が鈍く痺れていて、腰や下腹部が時折ツキンと痛みます。

特筆する体の変化はバストトップ( 乳頭 )が大きくなってきたことです。すでに生理の時より大きくなっています。これはエストロゲンがドバドバ生成されている証拠なのでしょうか!?

🦞\ Thank you /🦞

次回【 9日目 】のレポートでは今度こそ、卵胞の発育状態に関する具体的なデータをご紹介したいと思います。よければ読んでやってくださいね。

こんにちは! ロブ星( ロブスター )と言います☆彡