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IVF( 卵子凍結 ) 卵胞の発育診察 ② 【 9日目 】

こんにちは、昨日は自己注射を始めてから初回の診察でしたが、レポートが途中までになってしまいました。今日はその続きをレポートしていきたいと思います。

⬜︎ 体調がツラクなってきた

その前に今日の体調の変化をお伝えします。お腹全体が詰まった感じで重怠く、長時間立っているのが少しつらくなってきました。膨満感でついお腹をさすってしまいます。

まるで生理前のような症状です。私は普段生理前にPMS( 月経前症候群 )の影響で頭痛や気落ちすることがあるのですが、普段のPMS( 月経前症候群 )よりキツイ感じです。

特にツライ症状は吐き気と頭痛です。鳩尾が圧迫されて吐き気が四六時中あります。頭痛の方も側頭部を締め付けられているような痛みで、頭がなんだかボーッとします。

体と気持ちがダルくて、今書いているこのレポートもあまり捗りません。ベッドでゴロゴロしたり起き上がったりを繰り返しながら少しずつ書いています。

今日は仕事だったのですが、仕事中に困ったことは1時間もしない内に、すぐトイレに行きたくなることです。かなりの頻尿具合です。

原因は卵胞がたくさん育ってきていて、腫大した卵巣が膀胱を圧迫しているとのことです。ですが、私の場合はそれだけではありません。

実は私、大きめの子宮筋腫持ちなんです。筋腫と自己注射の影響で腫大した卵巣とで、狭い骨盤内はギュウギュウ状態です。

1番下にある膀胱はさぞや圧迫されている状態だと思います。想像しただけで膀胱が可哀想になってきました。ゴメンね、私の膀胱ちゃん。(T ^ T) 

自己注射はあと3回。IVF( 卵子凍結 )はやはり体に負担が掛かりますね。早く無事に終わらせて楽になりたいです。

またまた前置きが長くなってしましましたが、今日こそ卵胞の発育診察レポートを完成させたいと思います。では早速、診察結果から。

⬜︎ 卵胞のサイズは ?

体調の変化や不調がないかなどの軽い問診を受けた後、さっそく経腟エコーで卵巣の状態を確認します。私が通院しているこちらの病院では、診察は今のところ全員女性医師です。

経腟エコーの間もずっと股間にタオルを掛けてくれているので、あまり恥ずかしくありません。そして、こちらが肝心の卵胞の発育結果です。↓

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見慣れない方もいらっしゃるかと思うので、少しご説明いたしますね。

まずEMというのは子宮内膜の厚さです。現在8.3mmですが、この子宮内膜はエストロゲンの影響を受けてこれからもっと分厚くなっていきます。

子宮内膜の厚みは受精卵の着床にも関係します。この子宮内膜は妊娠が成立しなかった場合は、お馴染みの生理の月経血として体外に排出されます。

次に R  14、14、12 というのは、右の卵巣に14mm、14mm、12mmの卵胞があるということです。同じく L  13、12、12  というのも、左の卵巣に13mm、12mm、12mm の卵胞があるということです。

この卵胞のサイズに関連して、有効数0というのは現時点で採卵に適した大きさの卵胞は0( 無い )ということです。

採卵基準の卵胞のサイズは16mm 位からとなりますが、直径が16〜23mmの中等大の卵胞から採取した卵子の受精率が1番良好とされています。

私が去年行った1回目の IVF( 卵子凍結 )では、卵胞のサイズが最大で33mm まで大きくなりました。他にも20mm 以上の卵胞がたくさん育ったので、かなりお腹が苦しかったのを記憶しています。

そして可視数11というのは、今確認できる卵胞の数です。最後にR:small x3というのは、右の卵巣にこれから成長しそうな小さな卵胞が3つあるということです。

この卵胞の発育具合を確かめてもらう診察が毎回ドキドキします。今のところ私の卵胞ちゃん達は順調に発育しているようで一安心です。

⬜︎ 次回の診察で採卵日が決まるかも

次の診察は2日後に決まりました。もし次の診察までに卵胞の発育が順調で、目標とする卵子の回収率に達していたら、私の採卵手術の日程が決まるかもしれません。

私は去年1回目の IVF( 卵子凍結 )を同院で行っていますので、その時のデータが参考になっています。ある程度の卵胞の発育具合が予測できる分、診察回数を減らせています。

採卵手術の日程が決まれば、その採卵手術の日に向けて卵子の成熟方法( トリガー )も決定します。卵子の成熟を促すことをブースターとも言います。この卵子の成熟方法は患者さんによってそれぞれ選択されます。

この最後の工程、卵子を成熟させるということがとても重要なんです。と、言いますのも、IVF( 卵子凍結 )に使用できる卵子は成熟卵だけだからです。

未成熟卵では IVF( 卵子凍結 )をすることができません。そして、卵子が上手く成熟しているかどうかは、実際に採卵してみるまでは分かりません。

採卵前の診察では卵胞がたくさん育っていたのに、いざ採卵してみると未成熟卵ばかりだったり、すでに排卵してしまって回収できなかったりするということが、実際におこります。

『 蓋を開けてみるまではわからない 』のです。ここが IVF( 卵子凍結 )の少し怖いところだなぁと思います。せっかく頑張って2週間も卵胞を育てたのに、その結果が卵子を回収できなかったではツライですよね。

おっと、ダメダメ!悪いことは考えずに良い結果が出ると信じます☆彡2日後の診察までしっかり自己注射と経口薬を飲んで、卵胞ちゃん達を立派に育てていきたいと思います。( ̄^ ̄)ゞ

🦞\Thank you /🦞

次回【 9回目 】は、ストレスフルになりがちな IVF( 卵子凍結 )のリフレッシュ法についてレポートしたいと思います。半分くらい自分語りをしちゃってますが( 笑 )。よければまた読んでやってくださいね!

こんにちは! ロブ星( ロブスター )と言います☆彡