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鼻から胃カメラ受けてきた

結構前から、物を飲み込む時に首の付け根辺りが痛く、食道がどうにかなってるんじゃないかと心配になり、消化器内科で経鼻内視鏡検査を受けてみることになった。

前日の19時までには夕食を食べ終え、当日まで水しか飲んではいけなかった。
予約時間の20分前には受付を済ませ、呼ばれるまで待つ。

看護師さんに呼ばれ、検査室へ入ると紙コップを渡された。胃の中を綺麗にする消泡剤というものだった。なかなかにまずかったが、気落ち悪くなるほどのものではなかった。

その後、横になって片方ずつ鼻に血管収縮薬をスプレーされる。スプレーされている間は息を止めるように言われ、終わったらゆっくり呼吸をする。何とかむせずに終わった。

しばらくして鼻の通りが良い方に麻酔をされる。左の方が通りが良い気がしたので、左側だけに麻酔のスプレーをされた。とても苦い。

次に、麻酔薬を塗った細いチューブを鼻から挿入する。これがまた何とも言えない気持ち悪い感覚だった。
一瞬少し痛かったが、奥まで入った後は痛くはなかった。慣れたところでチューブを抜かれ、さらに太いチューブを入れられた。一瞬気持ち悪いが、これも何とか耐えらるレベルだった。

そして、いざ検査本番。
太いチューブを抜かれ、エプロンをつけて横になった。喉に麻酔薬を吹きかけられる。
部屋が薄暗くなり、先生が黒くて長いカメラを鼻から入れようとした。が、狭いのか全然入らない。めちゃくりゃグリグリされ、結局カメラは入らなかった。

右の鼻から入れてみようと言われ、まともに麻酔してないところに細いチューブを入れられた。普通に痛い。
チューブを抜いた後に、カメラをぐりぐり入れられる。こっちからは何とか入ったようだが、当たり前に痛かった。

そのままカメラを咽頭まで入れていくが、ここが一番つらかった。嘔気はなかったが、とにかく喉に異物があるのでとても苦しく早く抜いてほしかった。

食道の方へ入った辺りで少しは楽になったが、胃のところで空気を入れられ、自分の意思に反してゲップが出る出る。気持ち悪さはなかったが、不快感が凄かった。
検査中、看護師さんがずっと背中をさすっててくれた。優しい。

終わった頃には放心状態だった。鏡を見て顔がキシロカインゼリーまみれになっていることに気づく。鏡を見ながら自分で綺麗にする。

とりあえず吐き気はなく、痛みもなかった。思ったより元気で良かった。
そして一旦、待合室へ出て再び呼ばれるまで待った。

椅子に座って一息ついていると、鼻水が出てきた。ティッシュでかむと、それは鼻血だった。まあ、あれだけグリグリやられればねえとティッシュを鼻に詰めてマスクで隠した。

結果として、異常はなしとの所見だった。
良い結果だが、痛みの原因ははっきりわからず。自律神経失調症の疑いあり、漢方を処方された。これで治るといいなあと少し期待する。

無事に人生初の胃カメラ検査が終了したが、その後一日、気を抜くと鼻血が出てとても困った。

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