見出し画像

★ホロスコープリーディング★-諸星和己2-光GENJI has come back in my heart!】

【ホロスコープリーディング-諸星和己1-光GENJI has come back in my heart!】からの続きです。諸星和己さんのホロスコープを読んでいます。

https://note.com/a_kino/n/n2aa92d2a15db

※「100円」の表示がありますが、無料で全文が読めます。記事が気に入ったら、ぜひ購入をお願いします。サポートも大歓迎です!


諸星和己 1970.8.12 04:36 静岡県富士市生まれ

○依存は好きじゃない

 ものごとにあたるとき、自分はやる気も体力もあるから頑張れるけど、そうでない人に対してきつくなってしまったり(太陽と火星の合)、自分のことは境界線がしっかりしてるのに、他者に対しては必要以上に踏み込んだり(相手の境界線が見えなくなる)してしまう面もあるかも(4ハウス海王星)。

 女性は、都会的というか、洗練された人が好みのタイプ。相手からの思いもよらない刺激を求める。依存はするのもされるのも好まない(3ハウス、てんびん座の金星と天王星の合)。これは基本的な人間関係においてもそう。友だちとは一緒にいることがあっても精神的に群れることはない。結婚においても、相手には精神的に自立していて欲しいと望む(7ハウスのルーラーが天王星)。

 光GENJIのメンバーに対しては、上手にコミュニケーションは取っていたけど気持ち的にはそこまで拘泥せず、わりと冷静に接していたように思います(11ハウスのルーラーが水星)。

 諸星さんは火の要素が強いうえに依存を好まず、相手にも独立心を求めるので、情で結びつきたいタイプの人からするとかなりドライに思えるかもしれません。

 また、自分の人生は自分でしっかり舵取りしたいタイプなので、お膳立てされたアイドル時代よりも独立してからのほうが気持ち的にはのびのびやれているはずです。

○自分への健やかな肯定感

 あまり目立たないけど、シングルトンのてんびん座(しかも30度の)木星が天底からチャートを支えている。自分自身に対して、生まれつき健やかな肯定感を持っている。ASCしし座の太陽と火星で自分を華やかにアグレッシブに打ち出していきたい人に、このシングルトンの木星がついているのは素晴らしいギフト。いて座の月も合わさって、自分の中の矛盾も少なく、どんどん外界へ出て行く。シングルトンの木星が容姿を磨くのも怠りません。

 ただし、別の見方をすれば、シングルトン木星のぼんやり感、いて座の月の子どもっぽさから、「人生、とにかく発展していかないと意味がないよね」と、自分の実像をおろそかにしたまま、むやみやたらに拡大しようとする面があると言えるかも。しかも自分ではそのことに気づきにくい(シングルトンの木星、いて座の月はイージーアスペクトしかないため)。

○アイドルじゃないと!

 諸星さんのチャートを読んでみようと思い立った時、絶対に知りたいことがありました。それは、「彼は、どの星をどう使って、アイドルとしてブレイク(というか、「爆発」とか「暴発」に近かったですよね、当時のあれは)したのか?」ということ。

 わくわくしながらチャートを見ると、ありました…。

 チャートの中ですごく目立つ、ASCと合の太陽と火星のコンビ(しし座)、それとカルミネートの土星(おうし座)、その真正面にある海王星(さそり座)。


 もともと諸星さんは反復練習を繰り返して何かを習得するようなことに苦手意識があり、これが本人の「人にいいところを見せたい!」という気持ちの足を引っ張ります。でも、海王星の「夢と幻想」の象意そのものである「アイドル」という道に出会ったとき、自覚があったかどうかはわかりませんが、イヤでもスイッチが入ってしまったのだと思います。

 身体能力が高そうなので、たとえばプロのダンサーになるとか、なにかのスポーツでトップを目指すという道もあったかもしれませんが、そういう火星的なことではダメで、やはり海王星そのもののアイドルでないとあんなにブレイクはできなかったと思います。

 海王星が絡んだものごとが「成功」すると、とんでもないレベルの達成になります。彼のアイドル時代の人気を考えると、海王星の成功のレベルがどれくらいすごいかわかりますね。

 太陽と火星のコンビと海王星はアスペクトを取らず、それぞれのエネルギーをチャートの天頂にある土星にどどど…と注ぎ込んでいます。これもよかったのかなと思います。もしこれがTスクエアになっていたら、膠着状態に陥ってデビューはしたけど売れない…といった状況になっていたかも。

 さりげなく冥王星が土星、海王星とよい角度を取っているのも後押しになったのかもしれません。

○土星の力を味方につけた?

 諸星さんは、13歳で家出をしたそうで、17歳で光GENJIとしてデビューしました。詳しくは知らないのですが、たぶんこの期間は学校に通ってないですよね。つまり、学校の勉強は小学校までしか修めていない。ですがいま、諸星さんの公式サイトを見ると「英検2級」を持っている、と書いてあります。

 勉強って、「繰り返し取り組んで身につける」ものごとそのものですが、諸星さんはその土星的な課題をクリアできるようになったのかもしれません。自分にとって必要だとわかれば努力していける。そこには、太陽・火星、土星、海王星を使い切った光GENJIとしての強烈な体験が影響しているのかなと思います。

○月と太陽、そして土星

 子ども時代に身につけて無意識化した「どんどん発展させようぜ」という拡大の意識は、太陽の「自分の輝きを外界へ見せたい」という自我と相性よく人生を展開させてきました。でも今年(2023年)、諸星さんは53歳になり、そろそろ土星的な「この人生、どう落ち着かせていくか」という課題も視野に入ってきます。

 ネットで、若い頃の雑誌のインタビューで、「いまはコンクリート打ちっぱなしの部屋に住んでる。かっこいいけど住みにくいよ」と諸星さんがコメントしている記事を見つけました。

 これ、すごく象徴的だなと思ったのですが、諸星さんの月と太陽はかっこいいコンクリ打ちっぱなしの部屋に住みたがるんです。落ち着いた、住み心地のいい部屋にはどこか苦手意識すらある。あるいは、住み心地のいい部屋に惹かれても、「いやいや、俺はかっこいい部屋を選ばないといけないでしょ」と思ったり。

 若い頃はそれでもいいのですが、いろいろな経験をして歳をとったら、諸星さんは住み心地のいい部屋を選ばないといけないのです(おうし座の土星)。そうしないと、どこか自分の人生に納得のいかない、尻の座りの悪い、うっすらと後悔の漂うような終わりになってしまうのです。

 そもそも諸星さんが心からの癒しを感じるのは、かに座的な、あたたかくて自分が守られていると感じられる場所ですので、おうし座的な安心安全な住み心地のいい部屋もきっとなじんでくるはずです。なじめないと思っても、それは月や太陽(特に太陽=自分自身)が邪魔をしているだけなんです。

…というような切り替えを、部屋だけじゃなくて、自己表現、仕事、人間関係、価値観など、いろいろな面で少しずつ行っていく必要があります。

 人生において土星的な決着をつけていくことは、誰にとっても避けては通れない、大切な課題ですが、特に諸星さんの場合、土星がチャートの天頂のいちばん高いところでどーんと座っていて、無視できません(ほんと、「俺を無視するなよ~」って言ってるみたいにそこにいるよね)。

 苦手でも取り組んでいくと、ある時点で、取り組んだ分だけの実りが手に入ります(あくまで取り組んだ分だけですが)。それは土星のいる10ハウスの示す社会的な達成という部屋でなされるので、もしそうなったら、太陽・火星の野心家コンビも納得できるのかなと思います。

 以上です!
 諸星さんのホロスコープは、やる気のある芸能人ってこんな意識なんだ! とすごく勉強になりました。それと、海王星がもたらす成功のとてつもなさと儚さも。

 ありがとうございました!

※「100円」の表示がありますが、無料で全文が読めます。記事が気に入ったら、ぜひ購入をお願いします。サポートも大歓迎です!

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?