映画『突然失礼致します!』上映会in高崎 オフィシャルレポート
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映画『突然失礼致します!』上映会in高崎 オフィシャルレポート

オムニバス企画 『突然失礼致します!』

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で課外活動の自粛が余儀なくされる中、「『三つの密』を避ける」という条件の下で全国約100大学・120団体のクラブ・サークル所属の学生から、監督180人、スタッフ・キャスト総勢500人以上が製作に参加した長編オムニバス映画『突然失礼致します!』(総監督:熊谷宏彰/製作:A_JAPARATION_FILM)。

「劇場公開」を目的としたクラウドファンディングの成功を受け、2021年1月16日(土)に群馬県高崎市の「高崎電気館(高崎市地域活性化センター)」にて初となる劇場公開が実施された。

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(写真:当日掲示された上映会のポスター)

映画『突然失礼致します!』の本格的な劇場公開はこの高崎上映が初めて。
政府・自治体・会場の新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインに基づく対策を講じ、感染拡大に最大限留意した上で上映会が実施された。

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(写真:アクリル板を設置した受付の様子)

今回の上映では、「YouTube」上での先行公開と同時並行で行われた作品人気投票の上位56作品とクラウドファンディングのリターンによる選定10作品の計66作品によって構成される90分の劇場公開版が公開された。

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(写真:上映媒体チェックの様子)

当日は12時から14時(以降「第1部」)と16時から18時(以降「第2部」)の2回に渡って上映が実施され、総計140人の観客が来場し、感染対策で間隔の開けられた座席を埋め尽くした。
会場では、山本一太群馬県知事による「コロナ禍という難局の中で、学生ならではのアイデアや感性を活かした作品が制作されたことを大変喜ばしく思います」等と記された祝辞が紹介された。

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(写真:上映会の様子)

第1部・第2部のそれぞれの終了後には、群馬県の大学の参加監督たちによる舞台挨拶が行われた。
第1部では島津歩実(高崎経済大学放送研究会)の司会進行のもと、総監督・製作総指揮および劇中作『主よ、人の望みの喜びよ』を監督した熊谷宏彰(群馬大学映画部)、劇中作『うちらは日本の』を監督した齋藤さくら(高崎経済大学映画研究部)、劇中作『私の一日』を監督したアジズ・アフメッド(群馬大学映画部/共愛学園前橋国際大学NowNever.)の3名が登壇し、舞台挨拶とインタビューが行われた。

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(写真:第1部の舞台挨拶の様子。左から司会の島津歩実、総監督の熊谷宏彰、参加監督の齋藤さくら、アジズ・アフメッド)

熊谷総監督は、劇場公開の「念願がかなった」とあいさつ。熊谷さんが全国の映画部に向けて送った「突然失礼致します!」から始まるよびかけに応じた齋藤監督は、「熊谷さんが同じ群馬の映画好きということで、応援したいと思って(作品を)作りました」とあいさつ。大学に映画部がなく群大映画部の部員として参画したアフメッド監督は「群馬でこういうことに挑戦したい人がいるんだ、と熱い気持ちが伝わってきた」と驚きを感じたことを明らかにしました。

作品づくりの感想を問われると、自作楽曲を使った「うちらは日本の」を監督した齋藤監督は「家から一歩も出ずにMVみたいに撮るという作品で、家の中でも工夫をこらしたら楽しいことができると思った」と語り、ネコが主人公の作品「私の一日」を監督したアフメッドさんは「(『突然失礼致します!』の)テーマの『希望』というのは人々だけが抱えている考え方だが、家の中で飼われている猫は人と同じ生活を送っていることが気になって作ってみた。(コロナ禍の外出自粛で)閉じ込められた毎日の日常をどのように送っているのか、人間では感じられない違う視点から描いてみた」と作品に込めた思いを語った。

製作委員会に参加し製作過程にも携わったアフメッド監督は「同年代の人たちがいろいろなことにチャレンジして新しいものを作っていることが印象深かった」と感想を述べ、熊谷総監督は観客を前に「この自粛期間は外出自粛期間であって活動自粛期間ではない。学生たちによる180作品=180通りもの希望を提示できた。コロナ以上の速度で『希望』を伝播させていきたい」と今後の意気込みを述べました。

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(写真:第1部の舞台挨拶の様子)

最後に齋藤監督は「希望は、食べることと寝ることの次に生きるために必要。いまコロナ禍で様々な娯楽が制限されている中ですが、たくさんの人と協力して希望を紡いでいきたい」、アフメッド監督は「希望はチャレンジさせてくれる考え方。たとえゴールがわからなくても多少の希望があればチャレンジできるというところで、その考え方が多くの人と共有できれば新たな希望が生まれる。継続的にその考え方がチャレンジを生んでくれると思う」と語った。

第2部では布川太平(前橋工科大学放送部)の司会進行のもと、熊谷宏彰と製作・広報統括および劇中作『5年目』を監督した福井健一郎(群馬大学映画部)、劇中作『希望と絶望の部屋』を監督した戸田杜男(前橋工科大学放送部)が登壇し、舞台挨拶とインタビューを行った。

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(写真:第2部の舞台挨拶の様子。左から司会進行の布川太平、総監督の熊谷宏彰、製作の福井健一郎、監督の戸田杜男)

両舞台挨拶の最後に、熊谷総監督は「希望は創造と破壊の循環の合間の瞬間に生まれる。コロナ禍はある種の破壊なので、ここから何かが生まれてくるはず。そこに必ず希望が必要になるわけで、この映画はその希望の一つのパターンになった。ぜひ『181番目の希望』を紡いでほしい」と観客にあいさつ。会場からは大きな拍手が贈られ、高崎上映会は盛会のうちに終了した。

以降のスケジュールとしては3月30日に「アテネ・フランセ文化センター」(東京都千代田区)での上映が告知され、その他に京都府・兵庫県・福岡県での上映会の実施が予定されている。
続報は映画『突然失礼致します!』公式サイトおよび公式SNSなどをチェックしてほしい。

・公式サイト : https://a.japaration.jp/
・公式ツイッター: https://twitter.com/A_JAPARATION

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[写真:共愛学園前橋国際大学NowNever. / 文:熊谷宏彰、福井健一郎]

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