休校期間中の親のイライラを解消するシンプルな進行表
コロナにより長引く学校休校期間。
子どもは朝から家でゴロゴロ。ゲームやスマホばかり。
特に母親がイライラする要素は十分過ぎるほどに揃っています。
ウチの塾でも、お母様方からの切実な思いを耳にすることも少なくありません。
つい親がイライラしてしまう要因は、子どもが「勉強をしている様子が見受けられない」
これが大きいと思います。一体何をやっているんだろうかと。。。逆に子どもの方からしたら、ある程度はやっているのに親は見てくれていない、という思いもあるでしょう。
勉強の進捗状況というのは、だいたい親は掴みにくいものです。学年が上がれば、上がるほどに。
そこでオススメなのは、この休校期間中や夏休みなどもそうなのですが、
「宿題や、今すべきこと」を一覧化することです。
小学生~従順めな中3ぐらいまでは有効かと思います。(それまでの親子関係によります)
使うのはこんなシンプルな記録用紙です。
↓ダウンロード用にPDF版も用意しております↓
このメリットは以下です。
◆子どもの学習がどこまで進んでいるかが一覧化されわかりやすくなる
◆少しでもチャートが進んでいれば、不要な怒りが抑えられる
◆子どもの側としても「やっている」ことを示せる
◆子どもの頑張りを褒める機会が作れる
こういう可視化されたものによって、お互いの心が軽くなるかも知れません。
たいていの母親は、子どもに宿題をやったかどうかを聞く場合、詰問的になります。
子どもの方も、売り言葉に買い言葉。書かずとも、だいたい不毛なやりとりになることは、ご想像の通りです(笑)
こうしたものを介することにより、よい関係を保つための一助になるのではないかと。
スタート時に気をつける点として、
(1)課題名や期限など必要なことを書き込む
(2)ページ数などを図のように書き込む
(3)ゴールがどこか明示する
(4)家族が「必ず目に付く所」に張り出す
→これだけでOK。もう運用開始です!
最初、手書き部分もあるのですが、多少の手間はかけないと愛着がもてません。続ける気持ちに繋がりません。最初はひと手間かけてください。
やったという印は子ども自身にさせてもよいですが、お母さんにお時間がある場合は、できた問題集等を元に確認をしつつ、お母さんがつけていっても良いかも知れませんね。(そこはある程度弾力的に!)
印を入れる手段としては
◆シールを貼る
◆蛍光ペンなどで塗る
など、色がついたもので目に付く方が良いと思います。
シールはすぐに貼れるように近くに置いておく。マーカーであれば同様に近くにぶら下げておくなど、とにかく「記録を残すという行動」のハードルが下がるようにするのがポイントかと思います。
ぜひ、よかったらご活用下さい!
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