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本当に無地でいいのか?

こんにちは。こんばんは。吉田です。

杜の都、仙台で工務店と設計事務所を営んでいます。

Architect innovation株式会社という名前の会社です。

注文住宅の設計、インテリア、工事を行っております。


本日は“本当に無地でいいのか?“について書かせていただきます。

家具を納めて完成となる住宅は完全な理想形ですね。

いつかの学校の授業で有名な建築家が言っていたというセリフを思い出しました。

『建築で残念なことはその建物に入る家具を選べないことだ』と。

家具まで選んで、配置をして完成というのは確かに理想ではありますね。

ただし、そこにお客様の背格好や年齢、趣味嗜好など全てのエッセンスを加えられたらの話です。

建築家の自己満足家具ばかりを入れたのでは、作品になってしまい
住まい手を無視する形になります。

こんな感じで住宅と家具というのは切っても切り離せない関係性にあるということです。

つまり、
この関係性を考えて設計やデザインをすることがとても大切になるということです。


家具は寸法とデザイン、形、色使いが表に出てくるポイントです。

この中から人がパッと見たときに建物内部の雰囲気を感じられるのは何か?

色使いにあると思います。

色使いというのは、椅子であれば

足の部分は何色か?

座面は何色か?
なんの素材か?

背もたれは何色か?

木なのか?
布地なのか?

どんな色使いの家具なのか?というのは
こういうことを考えなければいけません。

家具から始まる家づくりということです。

この家具(色使い)を配置するにはどんな空間が良いのか?

真っ白の空間にして、家具を映えさせるのか。

家具は映える壁の色を選択するのか。

無地な空間ほど家具を映えさせることは簡単です。

以前は無地な空間を推しておりましたが、こんなのは建築士、建築家のエゴ。

家具選びも楽しく、家づくりも楽しく。

全てが自由なんです。

無地だろうが、色がついていようが、そこに置きたい家具を置く。

追及したい人は追求すればいいし、しなくてもいい。


こんな自由な考えでいいんです。

自由な考えで楽しく相談していただければいいんです。

ここからはプロが仕上げますので。


本日は、“本当に無地でいいのか?“
について書かせていただきました。

宮城県全域、仙台市内で建築工事、建築設計、デザイン全般を
行わせていただいております。

家づくりで何か気になる部分がございましたら、
お気軽にご連絡いただけますと嬉しいです。

本日もありがとうございました。

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