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当たり前のようで当たり前ではない、家族みんなで食べる「ごはんの時間」。

毎日の「ごはんの時間」が、
今、我が家にとって「中心」となり
色んなことがまわっているような感じです。

自分が「料理(の時間)が好き」で
本当に良かったなと毎日思います。

そうじゃなければ、本当に
毎日3食、それが家族のためといえど
毎日毎日当たり前にくる「ご飯の準備」は
シングルマザーにとっては到底大変で。

もちろん
実家や家族の誰かが近くに暮らしていれば別ですが
毎日のごはんを手伝ってもらえるアテのないお母さんにとっては
仕事と両立しながら、本当に大変なこと。

料理が元々苦手な方、
そうじゃなくても色々と「悩みや不安」を
抱えながら毎日頑張っているお母さんには
本当に、お疲れ様です。
と、ただただその一言に尽きます。

わたしは、
人に偉そうに言えるほど完璧なお母さんではありません。

自分が「共依存なんだ」「何か、おかしい」と感じてから
子育ては「不安でしかない」「できる気がしない」と
心の底から絶望して。
自分には「今(その時)子育てなんて「大変なこと」できない」と、
完全にお手上げで。
選択肢がありませんでした。

他人にどれほど非難されようとも、
未来の自分とこどもたちのことを信じて、
他人に託すしかありませんでした。
こどもたちを3年半、施設にお願いしました。

一度、完全に自分の手から離した。
そんな、経緯を持っています。

もちろん、無理だからと簡単にそうしたわけではありません。
子供達をどうしても自分で育てたくて。
子供達と離れることなんて考えられなくて。
手放すことを決意するのに数年かかりました。

その間、
元夫に託そうと何度もしたし。
こどもたちを連れて、全くの他人に預けようとまでしたり。
こどもたちを他人に託すだけじゃなく、それと同時に
自分は死のうと思って準備していたり。
親ともめて警察には何度もお世話になりましたし。
本当に、大変でした。

ただ、
「自分と、親(実家の家族)の問題だ」
とハッキリとわかっていたので、
こどもたちにその「負債」を背負わしたくなくて。
自分の「抱えている問題」をどうしても解決したくて。
動き始めたのが2015年です。
そこから本当に長かったです。
が、
今振り返るとあっという間にも感じます。

こどもたちを施設に預けたときは
毎日泣いてました。怖いのと、罪悪感と、不安で。

そういう日々を超え、
色んなことがあり。

今手にしている「育てていく自信」や、
精神的安定と共に
今の暮らしがあるわけですが。

毎日の
当たり前のようで
当たり前ではない毎日に、
本当に感謝でしかありません。

そんな毎日の
大切な営みのひとつに

『家族みんなで食べる、ごはんの時間』

があります。


つづく


今後、母子共に「自分らしい幸せ」を諦めず、希望をもって生きていけるための具体的なサポート活動を拡げていきます。そのための活動資金にしますので、ぜひお気持ちいただけたら嬉しいです。応援よろしくお願いします。