ネーミングについて

中二病っぽい設定って、恥ずかしくないのかー?という疑問が出てくると思います。

私の場合は通常恥ずかしいですが、何か実例があるとか、命名に由来があると、その恥ずかしい度合いが幾分か緩和されます。今日は、そんな話で、例として、Flyspec storyより、一つの例を挙げます。


【アインカンター機関】
  魔術士協会の目。その役割は情報を収集することのみを担っており、情報収集に徹している以外は、事象に対して直接の介入を一切行わない。実際は密告者を守るためにその存在を仄めかされただけで架空の組織であるとも、数人の人員と数種類のマジックアイテムによって成る極小機関でしかないとも噂されている。
 なお、魔術士が時に『この世にアインカンターの知らぬ事無し』と口にすることがあるが、この言葉は自分の物知りをちょっと誇ってみるときに使うジョークの一種で、全く牽制力を持っていない。代表者はアインジーデル・アインカンター。

、、、という設定があるのですが、由来はヘブライ語なのですが、

ゼロ、無=(アイン)אין
   目=(アイン)עין

というわけで、『目であり、存在しない』機関ということで、、、。これって、某公安警察が、存在しない組織=ゼロとしてチヨダを結成したのと、なんとなく共通点がありますよね!

こういうのがあると、似てる→別に、こういうのがあってもいいんじゃないか?って私の中ではこれをオープンにしていいという自信につながります。

皆さんは、オリジナルで決定したものを人前にオープンにするとき、これならいい!という自己判断の基準って、どうしていますか?

【ツェレム】 
語源は「影」という言葉。表向きには教会内部の密告者を指す言葉である。位の高い信者達が強制的に属させられている組織で、主に各地方の教会指導者の思想を調査するために存在する。しかし、組織とは言うものの顔を合わせて会議することは無い。代表者はシートリット・シャミール。
【イェグ(訳:金庫破り、殺し屋)】
『Yegg』。その地域で死亡した人間の出生・人間関係・職歴・病歴及びその他の個人情報を調査する人々。可能であればその遺品の回収と保存及び家族や近所、知人達からの証言の収集と記録を行っており、それらの中から事件性が確認できるものが発見されれば、それに関する追加調査や警察及び探偵への情報提供を行って報酬を得ている。ロックウェルの街では、特にこの仕事を生業にしている人間が多い。
【フレスベルグの涙】
崩壊する組織、没落した商家などから優秀な人材を見つけ出し、彼等を『適切な場所』へと送り届ける組織。瀕死の兵士が命を取り留められたときや、行方不明になっていた兵士が帰ってきたときに口にされる『フレスベルグ(戦死者の屍肉を喰らう大鷲)に慈悲をかけられた』という言葉からつけられたといわれている。同種組織『犬笛のフーガ』と同一視されることもあるが、真偽の程は不明。代表者はレーベン・ブルックス。
【臨終の鐘】
魔法詠唱、魔的効果打ち消す教会の鐘。 微弱な効果しか持って居ないが、出生・死生チャートやその他憑依魔術を打ち切る力を持っているため、時間を決めて日に何度も鳴らされている。 なお、ローランド王国に住む全ての子供達は「箒に乗った魔女を地面に落とすためのまじない」として伝承や童話と共にこの鐘についての御伽噺を聞かされている。
【オブセッション】
魔法のペン。手にすると、頭に思い浮かべた情景や出来事を著すのに適切な文章を自動的に書き出す。『基準』となる文法を内包しており、書き出される文章は単純なプログラムに基づいて生成されているに過ぎないと言われているが、筆者のささいな状態の違い(気分や季節、時間や視覚情報など)により得られる文章は全く異なる。 年老いたある魔術士が、その晩年を自らの想像の中で過ごすために造りだしたといわれている。 
【プログレッション】
時間研究を行っていた一人の魔術師が作り出した、持つ者に本の一瞬だけの未来を見せる魔法の機械弓。機械弓自身が世界を分ける6要素の流れを検知する機構を備えており、そこから計算された一刹那の未来を所持者へと見せるしくみになっている。なお、製作者である魔術師は過去の或る地点へと戻る事を願い、生涯研究を続けていたらしいがその願いは叶わなかったらしい。

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