創作用、小道具管理用テンプレート

桜が満開の時期を迎えました、久々に創作土用干しをしてみます。
(創作土用干しとは、お蔵入りした創作やエッセイを人目に当たるところに持ちだしてみて、そうすれば、停滞していた作品にブレイクスルーが見つかるかも!という企画です)

今回のネタは、これです。

フライスペック・ストーリー用武器リスト

フライスペック・ストーリーは、当初はRPGツクールでキャラを動かしてイメージを固めようとしていたので、ゲーム作りの思考錯誤が多くありました。

キャプチャーを掲載したのは、主人公たちの装備品をリスト化したものです。

あ、データを直接見たいという人は、こちらのエクセルファイルをご参照ください。(適当に入力したままなので、色々と恥ずかしいところはあるのですが、、、。)

http://www.hill-crest.org.il/updateFiles/weapon.xls

とりあえずリスト管理!

当然のことながら、一般の装備品とか、フライスペック・ストーリー特有の世界観と関係のある品物が出てきます。大作にするには膨大な量の品物を管理したり考案したりしなくてはいけないのですが思いつくままにやっていると、効率が悪くなります。


1.定型の入力フォーマットを決める

品物が剣であれば、何種類準備するか、先に決めてしまいます。私の場合は、剣1~10、剣予備1, 2としました。

これを、先にデータベースソフトやExcelなどに打ち込んでしまいます。では、鞭の例を上げて、その手順を可視化してみましょう!

まずはテンプレートを作ります。

こんな感じのができたら、あとは槍とか弓とか、他の種類で必要な品物の欄もコピー&ペーストで作っておくと、後々楽になります


2.コンセプトを決める

ただ数を考える、、、というのでは、わりと効率が悪いので、ゲーム中(物語中)ではこんな感じなんだというコンセプトを決めておくと、流れ作業的に作業がしやすくなります。

これも可視化してみましょう!


3.入力作業!

ここまできたら、入力を始めます。ネタに詰まったら、名前だけや説明だけでも思いつたものをその場で入力してしまうことをお勧めします。

別途で伝説級の武器など、バックストーリーがあるものは、さきにバックストーリーを考えてしまうとイメージが湧きやすいです。

※ネタに詰まったら
武器や、その品目にまつわる歴史を調べたり、用途やおぼろげなイメージに自分で名前をつけてしまったりして、数を稼ぎます!
昔、学生時代の恩師(数学の教授)に教えられた概念で、『言葉をピンでとめる』というのがありまして、これは数学の定義を、厳格な言葉で明確に明示していくことを指すのですが、私はそのように使わず、頭の中のモヤモヤに名前を与えて、ちゃんと説明するという用途に使っています。でもそうすると、自分でもびっくりする位、色々なものが出来ていくんですよ!


4.こんな事をしてどうなるか?

これを続けていくと、点と線を結ぶように、物語にアイテムが組み込まれていきます。例えば、主人公である『アレク・クラッドストン』の初期装備のバンダナですが、お洒落で頭に巻いているだけでなくて、剣術の訓練のときに、疲れや手首へのダメージで木剣を握れなくなった時に、木剣を手に縛りつける(手抜き緒)ために使ったとか、、、。空想は広がっていきます。

素材がたくさんあれば、それだけ物語のふくらみは大きくなっていきます。大作を作りすぎるのも問題とされますが、暇な時間があれば、机に向かってこういう地道な作業をしてみるのもいいのではないのでしょうか?


、、、こんな内容で、参考になりましたでしょうか?
もし、『もっと効率いい方法があるよ!』など、ご意見を下さる方がおられましたら、ぜひぜひコメントか、エアリプ(あえてコメントせずに、タイムラインに記事を投稿する)していただけると、大変うれしく思います。

ではでは、長くなりましたが、創作土用干しでした!

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