資料

Flyspec story用に収集した資料の一部。

左の『警備警察全書』は、警察が公安警察官の教育用に使っていた文献です。入手は困難なため、著作権法第30条の「私的使用のための複製」の規定により、全文コピーしました。底本は某国立大学が所持していたものを、地元の地方図書館に相互貸し出しサービスを使って取り寄せました。
(発行者の立花書房さんには問い合わせたのですが、権利者の所在は不明とのことで、権利者へのアプローチに失敗しました)

右の『国際テロリズム要覧』は、公安調査庁が発行している政府刊行物で、原則非公開なものなのですが、国立国会図書館には収蔵されており、誰でも閲覧できます。写真のコピーは、公安調査庁の方に許可を取り付け、全文コピーを行ったものです。
(なお、『回顧と展望』については、WEBにてダウンロードが可能です http://www.moj.go.jp/psia/kaitenH2701.html ) 


全部は挙げませんが、この手の資料が、自宅にいくつも保管されています。
私は国際情勢・宗教・諜報等の知識力をダメ人間力と称しているのですが、このへんの資料はまさにその代表格です。。。

Flyspec storyは諜報色の強い作品なので、こういう怪しげな資料をもとに構成されているのですが、書いててだんだん私の胃が痛くなってきたことと、これが世間に出回って大丈夫かという不安があって、筆が止まっていたりします。

ここまではやっていい的な、線引きって、物書きさんの中でも重要なものですよね。非公開ながら、倫理規定を成文化しておく必要を感じます。

って、今回は全然創作の部分を干していないな、、、(汗)。

#創作土用干し

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