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好きな町 高円寺について1

1美味しいお店が多い
高円寺といえば飲兵衛の町、そう思われる方も多くいらっしゃると思います。大体あってます。私自身飲兵衛だし食い道楽です。でもというか、だからというか「高円寺で飲食店を続けて行くのは難しい」、そう言われることが多いようです。そのせいもあってか美味しくて個性的なお店がとても多いように感じます。高円寺民の性質として大手チェーンより個人店を応援しがちというものがある気もしますがそれを差し置いても個人店、ローカルチェーンの数が多くとても元気に営業しています。
それらのお店同士の仲の良さも感じます。「開店前に一杯ひっかけにきたわ」というような飲み屋のマスターと思しき人がさっと飲んで去って行く様子や「この後〇〇さんのとこ行って、多分戻ってくるわー」というようなお客さんと店員さんの会話は高円寺ではよく見かける光景ですし、ピンチなお店を他のお店が助けたりなんてこともあります。
そんな街だからかお店全体の質が高いように感じます。私の好きな居酒屋なんて殻付きのウニが1つ400円台で出てくることもあります。もちろん安さが全てではありません。然るべきものには然るべき等価が支払われるべきとは思いますがそうでない場合も多くあるような気がしています。ただ、高円寺においては、そのバランスが非常に良いと感じでいます。小汚い大衆酒場から雰囲気のいいお店までシーンによって使い分けることもできます。
とにかく、美味しい、美味しいと言われているお店は数限りなくあります。食い道楽にとっての夢のようなエリアというのもこの街が好きという理由の一つだと思います。

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