A.D.E. 合同会社
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親指伸展制限のテーピング
前回に引き続き、今回は『親指のセルフテーピング(伸展制限)』の巻き方を紹介します。親指を立てる際、付け根に痛みが出る人に有効的なテーピングとなります (MP関節捻挫や慢性的な痛み・緩さにも有効)。
細かなポイントなどは動画内で説明していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
テーピングのリクエストやご質問等ございましたら、コメントを頂けると嬉しいです。
親指のセルフテーピング(屈曲制限)
この動画では、『親指のセルフテーピング(屈曲制限)』の巻き方を紹介します。
親指付け根の関節を曲げる動きで痛みが出る人に有効的な巻き方です。
細いホワイトテープを使用し、親指を曲げる動きを制限する目的で巻いています。
ポイントや注意点などは動画内で説明しています。
テーピングのリクエストやご質問がありましたら、コメントを頂けると嬉しいです。
前十字/後十字靭帯損傷(Special Test編)
この回ではSpecial Test (徒手検査)についてお話しします。
詳しくは省略しますが、我々アスレティックトレーナーは怪我の評価をする際に、
①問診によって選手から得られる情報 (History: 何が主な問題で、それがどのように起こって、どういった症状があり、今までにどのような既往歴があるのか、など)
②視診によって観察者が得られる情報 (Observation: 変形や腫れなど見た目
前十字/後十字靭帯損傷 (MOI編)
今回はMOI (Mechanism Of Injury、受傷機転)についてです。
前十字靭帯(ACL)と後十字靭帯(PCL)は、脛骨の前後の動きと、大腿骨と脛骨の捻じれを制限するストッパーなのですが、このストッパーとしてのリミットを超えるような負荷や、靭帯が脛骨と大腿骨に挟まれるような負荷がかかると損傷となります。
ACL (Anterior Cruciate Ligament)ACLは、脚に
前十字/後十字靭帯損傷 (解剖編)
膝のケガには半月板だとか、靭帯損傷/断裂であっても内側だとか外側だとかいろいろありますが、今回は前十字靭帯と後十字靭帯についてです。
まずは大まかな膝の解剖学から。
上の写真は右膝の骨格標本です。写真左が前面から、右が後面からみたところになります。下の写真は膝前面から見た際の各部位の名称になります。
Tendons (腱)腱は筋肉と骨を繋ぐ組織で、一般的によく知られているアキレス腱はふくらは
シンスプリントテーピング
今回はシンスプリント(すねの内側やその近辺にある筋肉の痛み)に対するテーピング法を紹介します。
シンスプリントに対してはキネシオロジーを用いた巻き方などをよく見かけますが、今回はホワイトテープを使った巻き方です。
【貼り方】
1、まずはアンダーラップを巻いて皮膚を保護します
2、ホワイトテープを使って下から上に巻き上げます
3、今度は上から下に向かって巻いていきます
(必要に応じて最後に伸縮性 もっとみる
足首周り痛み軽減テーピング
今回は、疲労や足首捻挫後に痛みが発生しやすい後脛骨筋、腓骨筋のサポート(キネシオ)テープの貼り方を、動画にて紹介させて頂きます。
後脛骨筋、腓骨筋ともに捻挫や打撲、ギプス固定や日々の運動による
使いすぎなどで筋の機能低下や痛みを伴うことがあります。
そのような痛みの軽減や、筋肉の補助的な役割として、キネシオを用いたテーピングを貼ることが効果的です。
動画の始めに足首の内側に貼っているのが、後脛骨 もっとみる
舟状骨骨折 (中編)
今回は画像診断についてです。これは舟状骨に限らず、一般的に骨折に関しての画像診断の違いについての説明になります。
予想外に長くなってしまったので、予定を変更して3回に分けたいと思います…。
X-rays骨折といえば、レントゲン(X-rays)ですね。レントゲンはX線を体に照射し、各組織によって異なるX線の通過量の違いを画像にしたものになります。骨が白く見えるのは、X線が通過しにくいためです。筋
舟状骨骨折 (前編)
今回は手の舟状骨骨折について少し詳しくお話ししていきたいと思います。これから前後編に分けて解剖~治療方法についてお話していきますが、前編は解剖学、受傷機転、症状についてです。
Anatomical Reviewまずは手の解剖学的おさらいからです。
注) 足にも同じ名前の骨がありますが、今回は手の方の舟状骨についてです。
上の写真は、手の甲と手首を甲側からとったCT画像になります。
①~⑤は中
足首捻挫応用テーピング
弊社アスレティックトレーナーの業務紹介第2弾。
今回は【テーピング】についてお話しさせていただきます。
テーピングの目的は主に2つ。
①怪我の予防・再発防止
競技上起こりやすい怪我を防ぐために予めテーピングを巻くことで怪我を予防することができます。また、以前怪我をした部位や慢性的に痛めている場所は他に比べて再発しやすい状態になっています。このような場所にテーピングを巻くことで補強や保護ができま もっとみる
セルフケア(アイシング)
私たちアスレティックトレーナーが普段現場で行っている業務を、写真と共に少しずつ紹介していきます。
簡単に業務内容を簡単に紹介しますと、
・怪我の評価や応急処置
・テーピング
・競技復帰のためのアスレティックリハビリテーション
・医療機関との連携
・セルフケアや怪我予防等の教育・指導
などです。
今回は【セルフケア(アイシング) 】についてお話しさせていただきます。
掲載している写真は、練習