可変時間を何に使うか?
みなさんこんにちは。
久保です。
最近、社内のインターン生がnoteを書き記して成長を記録していたことと、
社内組織拡大に伴い、自分の思考を整理する時間を取らなければ俯瞰して事業を進行できないと思ったので、久しぶりにnoteに向き合うことにしました。
基本的に自戒と、そして組織と事業への想いだけを書いていくので、
23歳の若い奴がなんか言っているわ・・アドバイスしてやろうではないか。。くらいの厳しい目線でご意見をいただけると嬉しいです。
さて、久しぶりのnoteということで自分の簡単な状況紹介をします。
以前までやっていた和菓子の事業は僕の手から離れており、
現在は元のマーケ会社で事業を統括する立場にいます。
23歳で大きな実績もない立場でありながら、3期目の会社の一つの事業部において、採用・営業・教育・カスタマーサクセス・事業戦略、、、全ての意思決定をできる責任をもらえていることに、大きな意義と充実感を日々感じている。そんな毎日です。
事業部としては、来季5億を目指しており、個人としては25歳までに5億事業で作ると固く誓っています。そのために日々もがきながらも、心から楽しく奮闘しています。
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今、「個人としては25歳までに5億事業で作ると固く誓っています。」
と、さらっと書きました。
今日のnoteはそんな、さらっと書いた自身の想いの丈の中の、
さらに「25歳まで」という部分に現れる時間軸の話です。
実は、昨年10月ごろ事業に一度華麗に失敗しました。
その失敗原因は周囲からの理不尽でもなんでもなく、
シンプルに僕の時間の使い方の下手くそさにありました。
当時は悲しみに暮れていましたが、お世話になっている投資家の方のアドバイスもいただき、約1ヶ月間時間の使い方だけに集中的に取り組んだことがあります。
その時の記録が面白かったのと、最近「時間」というものに組織全体として取り組んでいるので、今回はその話をまとめます。
何をやったのか?
当時まず初めに行ったことは、
徹底的なスケジュールの作成です。
notionで翌日のスケジュールを細かく作成して、当日は予実を合わせる。
そして、問題が生じた場合や自分の時間の使い方についての気付きがあったらメモに残す。
1日の終わりには翌日のスケジュールを再度立てて、前日からの変更点を記載する。
極めてシンプルな話ですが、これを1ヶ月やりました。
自分一人でやるとすぐに心が折れるので、
「この人に後ろめたいことはできない」
という相手に対して、毎日勝手にスクショを送らせてもらいました。
毎晩25:00くらいに送っていたので、さぞかし通知のうるさい人だったかと思います笑
それでも、人を巻きこんだ甲斐もあり、無事に1ヶ月間遣り切ることができました。
何を得たのか?
ここが本題です。
1ヶ月間時間管理を細々やって何を得たのか?
全文は上記リンクなので、お時間のある方は是非ご一読ください。
本文では3つほど挙げているのですが、今回はその中でも最近実感している要素を挙げます。
"可変時間の大切さに気付く"
24時間のうち、自分でコントロールできる時間は果たして何時間でしょうか?365日で換算するとどうなるでしょうか?
当時の自分の30日間の時間の使い方を%で出すとこんな感じでした。
これらの時間は基本的にあまり変動がないです。
残った時間が自分の可変時間だったわけですが、
25% 6時間前後
365日として、90日前後
しかありません。
もちろん、その6時間の中にはプライベートやリフレッシュの時間なども含まれるわけです。
その数字に気がついた時に、
「ああ、普通に生きていても何かをなすには時間って足りないんだな」
と、強く感じたことを覚えています。
この25%の時間の使い方こそが、自身のクリエイティビティを生み出す時間であり、そして、自分の20代という時間軸で考えると、20代の25%の時間の使い方が、どんな30代を過ごせるかの礎になるのだと思います。
そう思うと、今日が目標へのday0で明日はday1なわけで、今この瞬間はday0の6時間のうちの1時間目なわけで、無駄に過ごすことは許されません。
とはいえ、詰め込み過ぎも考えもので、最大の資本である心身を壊しては元も子もありません。自分で全てを決められるからこそ、様々な誘惑がある状況で地に足をつけて時間の使い方を決めることは難しいものです・・
ちなみに自分は、25歳までに5億と決めてしまっているので、
割と時間の使い方のルールはシンプルで今のところ4つです。
自分の心身を健康に保つ
(心:適度なスポーツでのリフレッシュ 身:睡眠不足の解消 など)事業の種を収集する(世のうまくいっている企業が何をやっているのか?)
人々の感情の動きに触れる(流行物はなぜ流行っているのか?何が引っ掛かっているのか?)
発散する思考を収束させる(見て、感じたものを言語化し直す。自分なりの仮説を立てたり、過去の仮説を検証する)
上から順に優先度が高く、1や2は基本毎週、3は月に2回ほど、4は月に1回程度、という頻度になっています。
事業にどう活かすか?
事業という広い話の中でも、その事業を作るのは一人一人の人であり、それぞれがバリューを発揮しあって成立するものだと思います。
弊社のような20人弱のスタートアップだと、そろそろ組織化が重要になってくるフェーズですが、組織化を行うということは、「誰が何に対してバリューを発揮するのかが明確にする」ということでもあるはずです。
つまり、各事業部員が自分の可変時間の使い方と自分のバリューを発揮する方向性のある程度の一致が求められるはずです。
そう考えた時に、他人の可変時間となりうる時間を、わざわざ集まってミーティングするわけですから、何を決めるか定まっていなかったり、アジェンダがふわふわしていたり、体裁だけの会議になることや、ダラダラと間伸びするだけの残業時間などは、基本的にあってはならないです。
少なくとも、身の丈以上の役回りを任せてもらっている以上、技術的な役不足はまだしも、時間の使い方や、集まって何かを決めるときの会議デザインなどは自他ともに厳しく求めていこうと、そんなことを胸に刻んだ日曜日でした。
来週もがんばりましょう。
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