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ディバイドバトル調整録-迷走編

ディバイドバトル前夜、僕は大阪にライオネル、イシュタルテ、メギドラグのパーツを持参していた。
「ごめんね…」
そう呟いて僕はビルラボにたまった死骸の数々に思いを馳せた。
ネフェルクセス、メリッサ、アイリス、ベルティガ、そして…ダグラーク。
 
ふざけてたわけじゃない。
だからこそ失望もあった。君たちが悪いわけじゃないのに。
 
でもいつか、カードプールが増えたときに、大きく花開くことを信じて。献杯。

 1.白黒ネフェルクセス

パワーディセクションというカードが環境級であると判断。
墓地メタでイシュタルテを咎め、コマンドメタでメギドラグを咎める。
元祖アサルトテリトリは、白い生き物の二面展開が容易であるため、決して悪くない方針であると判断。
また、今シリーズよりチャカウルという解放後7000になる生物が追加され、アリアと合わせて8枚体制に。
1tに解放後7000生物を展開、2tにネフェルクセスで解放+効果でパワー10000としドローという挙動を太くしました。
序盤の生物のサイズ、テリトリ解放が1t早いことによるテンポ感、前述のパワーディセクション、つよくね?
 
問題点①
ネフェルクセスで解放しないと雑魚
問題点②
ヴァーラスールがなにも生み出さない。生きてるだけ。すぐ死ぬ。
問題点③
そもそもヴレッポすら引けない。解放ターンが早い≒解放までのドロー回数が少ない。
ドロソのないデッキでやることじゃない
 
一人回しの時点で察して棄却されました。
まだ君の時代じゃないのかも。

 2.青黒アイリス

前回記事で触れたとおり、着地狩りが強いゲーム性において先攻解放後切り札をエース解放に合わせられる優位性を感じ、PSIに寄せすぎない形でのアイリスを検討。
謀略、切り札、キャピタルを採用し、5コスト大型バスターを相手テリトリ解放後に上からぶつける方針。
5エネ時のやり取り最強クラスの生物ランカを採用でき、テリトリ効果でオーラを付けてドローも可能。
レン、超上での爆発的アドバンテージと引き換えに、ほどほどのドローとクイック除去を手に入れた。
 
問題点①
オーラつけてドロー、ってやってることヴィエナなんよ
あたりまえだけど手札は増えない。構えたい貴重なコマンドを捨てて、生き物を引く挙動が切なすぎた。
問題点②
2t解放できねえ。しても弱いし。
問題点③
テリトリでアドを稼げないから中盤以降あまりにも挙動が貧相。

 3.赤青メリッサ

4コストテリトリーのなかで唯一プレイアブルといえるメリッサ。
ブラキベルグくんに除去を合わせられ、なかなか成長しない間に大型生物で蓋をされて死にがち。
しかしそれを青いコマンドいなすことが出来たら…?
という発想。メギドよろしく解放ターン遅らせちゃったりしてキャピタル、一手でずらして確実に打点を相手顔面に入れる方針。
相手の解放警戒構え挙動をすかすナディアパンチ、とゲームプランも比較的立てやすい印象。
問題点①
解放ターンずらしてもアド稼げないから無意味な挙動。
メギドラグだから許される強者の余裕
問題点②
構えるターンって顔殴れてないよね、本末転倒では?
問題点③
クラウディアでよくね????

 4.赤青ベルティガ

まあ。うん。はい。

5.ダグラーク

フェオドラちゃんによってテリトリ効果の質向上+ヒット2でビードダウンという挙動、ディセクションと痛み分け、ダグラークによるクソデカブロッカー、デコイ戦術とドッシリ構える動きが偉い。
ほぼ負けない盤面を構築してから痛み分けを構えつつちくちく殴るorフェオドラ込みで奇襲3ヒット挙動の両輪でいけるんじゃねえかなあと思っていたリスト。
ずっと握っているため思い入れがある

問題点①
試合時間かかりすぎ。25分フルで使いがち
問題点②
生き物が盾に埋まりすぎてるとどうしようもない。盾も弱いし盤面も弱い。
問題点③
テリトリ解放、外して何も起きずにエンドを許してくれる環境じゃない
問題点④
ディセクション使いたいのに強い白いユニットがいない。バオングーロでは環境8000に届かず単体制圧力が低い

おわりに

デッキひらめく→脳内でシナジーやら戦略が広がる→試す→解体→以下同文

のサイクル、僕は好きです。
下記最新の紙束です。ご査収ください。

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