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大木亜希子を、貸し出します
自分が出来ることを模索する第一弾として、タイトルの通り、私の貸し出しを始めます。
『アイドル、やめました。AKB48のセカンドキャリア』(宝島社)、そして『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(祥伝社)。
昨年、2冊の書籍を出版して以来、私の周囲を取り巻く環境は好転した。
それまで、フリーランスライターとして売り込むため「私と会って下さい!」といくらお願いしても、直前ドタキャンされた経験も何度もあった。
「仕事の相談がしたい」とあるメディアから依頼されて、幾日か稼働したのに立ち消えた仕事もある。
企業から依頼された地方への出張が、前日に立ち消えたこともあった。
「『私の知り合い』が、あきちゃんに仕事の相談をしたいんだって!」
そんな連絡を無邪気に知人からもらい、紹介されたその人と会ってみたところ、企画が漠然としてお話にならない面倒な経験もひと通りしてきた。
「時間泥棒っ!」
発狂したい気持ちをこらえスルーしたが、心で泣いた。
思いの外、これまで辛酸をなめてきた。
ところが、出演履歴と実績だけが評価される(これは当然なのだが)。
結果、「順調だね」と言われるに留まり、辛い経験を述べる機会はない。
機会があったとしても、「苦労したけれど今はね…」という、紋切り型のサクセスストーリーに昇華されすぎてしまう。
一見するとポジティブだが、実際には日々、様々な人間関係が絡んでいる。
■
ずっと、強く生きていくために働いてきた。
強く生きていくために何が必要なのか、必死に手札と睨み合ってきた。
ここでいう私の手札とは、「人脈・経済・キャリア」の3つである。
しかし、考えを張り巡らせても結局、2019年までは全て不安定だった。
私の経験を知らない人から「元アイドルで、元々人脈もあっていいね」と言われる。
だが、そんなもんはない。
実際は、全て自分で風呂敷を広げてきた。
やってきたことは、本当にそれだけである。
次第に、そうすることで少しずつ道が開けてきた。
仕事を獲得するためのコミュニケーションスキルも生まれた。
たとえば『アイドル、やめました。AKB48のセカンドキャリア』は、出版社に自力で企画を持ち込んだ。
持ち込む方法さえ知らなかったから、先輩ライターのブックイベントに乗り込み、半ば無理矢理、イベントの最後に編集者の方を紹介していただいた。
そこから先もハードで、出版社に協力してもらいながら関係会社に必死でプレゼンして企画を通した。
おかげさまで、幾度か重版がかかった。
2冊目の書籍『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』は、自伝的小説だ。
これは自分の体験談をWEBメディアで書き上げたところ、話題となって出版のご依頼をいただいた。
多くの読者から共感してもらい、TV番組に取り上げてもらった。
一方、「自分の身を切り売りしている」というご意見もあった。
そんなちっぽけな感情だけでは、あそこまで文章で裸になれない。
だから、「この人は何を言っているのだろう」と言われるたびに傷ついたが、いつも自分の仕事が誰かの幸せに繋がっていることを信じ生きてきた。
■
大事なことなので、繰り返す。
強く生きていくために、何が必要か?
それだけをずっと考えて生きてきた。
「突撃精神」だけを自分の武器に生きてきた。
それでも何度も周囲から怒られたり、「理解できない」と言われたりしてきた。
でも、書き続けた。そして幸い、生業にし続けている。
ありがたいことに、だいぶ順調になってきたと思う。
売れない、お金がない、人生の不安から人に依存する、健康を害す。
それら全て、ひと通り、くぐり抜けてきた。
そして、焦ったその先で、今ではだいぶ落ち着くことができた。
なぜ、自分のことを信じて生き抜くことができたのか。
それは、これまでの自分のキャリアが自分の身を助けてくれたからだ。
10代から女優活動を通じて数千回以上カメラの前に立ち、20歳でアイドルとしてステージに立ち、25歳から会社員としてビジネススキルを学んできた。
28歳で独立してフリーランスになると、書籍や各メディアから依頼されて執筆をこなすようになった。
皮肉なことに、これまで自分が辛いと感じてきた経験が私を導いてくれた。
そして、ライターというプレイヤーとして取材に挑んでみると、“書く力”だけ求められているわけではなかった。
取材対象者を前に、こんなことが求められた。
・コミュニケーション能力
・女性としての華やかさ
・共感力
・相手の話しを聞く力
■
そこで、必要な人に「私」を貸し出してみようと思う。
具体的には、以下のようなケースで私をレンタルするか検討してみてほしい。
・ライティングスキルを伝授してほしいと思う時
・華やかさを身にまとい生きることへの心構えを知りたい時
・表現方法を知りたい時(演技ではなく他人に見られる仕事をする上でのスキル)
・キャリア形成やライティングスキルの講演等のご依頼
・そのほか、私に相談してみたいこと
組織からのご依頼も、「マンツーマン」でのご依頼でもOKで、お仕事として請け負ってみたいと思う。
一度のセッションで終わらず、定期的にセッションするのもOKとします。
ご興味のある方は、
☆ご自身の悩み/解決したい問題(400文字以内)
☆私に依頼したいこと(400文字以内)
☆希望のご予算感
上記3点を
info.akiko0818.ohki@gmail.com
までご連絡下さい。追って、ご返信いたします。
(確認・実施を検討するのに、少しお時間を頂戴する場合があります)
以下は、もう一度、私のキャリアについて詳しく知りたいという方へ。
糸井重里さんが主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で取材していただいた時の記事で、私の経験を読んでみてほしい。
ウーマンタイプでのインタビュー記事も丁寧にヒアリングしていただいた。
悩んだり、迷ったり、「こんなことで連絡していいんかな?」というお気持ちは理解できるつもりだ。
しかし、私自身もそのような人間だからこそ、誰かを勇気づけられるようになりたい。
どうか気軽に連絡してきてほしい。
サポートをしていただきますと、生きる力がメキメキ湧いてきます。人生が頑張れます。サポートしてくれた方には、しれっと個別で御礼のご連絡をさせていただいております。今日も愛ある日々を。順調に、愛しています。