昔アイツとよく一緒に入ったカフェに1人で入る。2人の指定席だったテーブルに、あの頃の2人の幻想が見える。過去の私は、だらしない贅肉を蓄えながらも幸せそうで、切なそうで、彼にせっせと色んな事を話している。そのまぼろしの中の2人にそっと会釈して、私はアイスティをテイクアウトして去る。
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