2候・初春 うぐいすなく
2/8~2/12 初春
黄鴬見睨(うぐいすなく)
朝、少し肌寒く感じて窓に目をやるといつもより明るく白い光に窓が映えていました。
ひかり舞い ひらく枝先 白さつむ ぬれる足元 しびれほのかに
木々の枝先にも雪が積もっています。
その枝々は、光と空に向かって広がっていくぞ、という意思を感じるくらいに、力強く伸びようとしています。
枝先に積もった雪が風に揺れると、キラキラと光りを反射させながら空に舞うのです。
冬の季節には路面も凍てつき、坂の多い近所の道を走るには、スタッドレスも必要ですが、雪はすぐに路面で溶けて足元をぬらしています。
凍てつく寒さを過ぎて、すこし身も楽になり、足元で溶けていく雪を見て、儚くきえていく美しさにみとれていました。
フランスからスペインに抜けて進む、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼旅へいつか出たいと思っています。いただいたサポートは旅の足しにさせていただきます。何か響くものがありましたらサポートお願いします♪