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キャラメルりんごのティーケーキ誕生秘話

はじめまして。
表参道を本店とした洋菓子店「Atelier Anniversary(アトリエアニバーサリー」です。
noteの連載では、我々パティシエ軍団の洋菓子への熱い想いや、ちょっとした裏話をお伝えしていきたいなと思っています。

私たちAtelierAnniversary(旧Anniversary)は30年前に目黒区に小さな洋菓子店として誕生しました。

日本のウエディングケーキは、30年前までは食べられないイミテーションのものばかりでした。「美味しくて美しいウェディングケーキを作りたい」そんな想いから私たちはスタートしました。
創業者でありパティシエの本橋雅人は単身渡英し、本場のシュガークラフトを習得。
帰国後、今では当たり前となってる「食べられるウェディングケーキ」を日本で初めて考案し、広めました。
現在では、総勢40名のパティシエたちが日本一の生産数を誇る年間約5000台ものウェディングケーキを作っています。

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そんなウエディングケーキ革命から30年。私たちは新たなる挑戦をすることに決めたのです。

プロジェクト立ち上げから一年以上も試行錯誤を繰り返し完成したのが「キャラメルりんごのティーケーキ」です。

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パウンドケーキはもともとイギリスの伝統菓子で、
ウエディングケーキも土台にはパウンドケーキを使うのが主流です。
通常は三段重ねで、それらにはそれぞれ意味があります。

下段はセレモニー時に皆で食べ
中段はセレモニーに来られなかった人に配り
上段は大切にとっておき、結婚1周年の時や、赤ちゃんができたときのお祝い時に食べます。

そんな私達の原点でもあるパウンドケーキをベースに、
創業者パティシエである本橋が単身渡英時に毎日欠かさず飲んでいた 紅茶を掛け合わせできた至極のティースイーツが 「キャラメルりんごのティーケーキ」です。

ウェディングパーティでゲストをお招きするときのようなおもてなしの気持ちを持って、お客様をお招きしたいという気持ちでつくった「ゲストスイーツ」こそが「キャラメルりんごのティーケーキ」なのです。

🍎美味しさの3つの秘密🍎

1.こだわりの生地・・・アーモンドパウダーを贅沢に使用し、パティシエが日々の温度や湿度などを加味しながら丁寧に焼成

2.黄金比ブレンド・・・アールグレイをベースに最も紅茶の香りが高くなるよう本プロダクトのだめだけに作ったオリジナル茶葉を使用

3.キャラメルりんご・・・国産リンゴを計算された焦がし加減でキャラメリゼした深いコク

ケーキを食べたかのような満足感得ていただきたくて、ああでもない、こうでもないと試行錯誤して作り上げました。


第2話では、
キャラメルリンゴのティーケーキの原点、いえ、私たちの原点ともいえる「ウエディングケーキづくりにかける想い」をお伝えします。


今後noteで定期的に発信していくので良ければぜひフォローください。