フォートナイト禁止してるんですが。
ただの偏見なのかもしれない。
子どもにも、大人にも人気があるんだから、すごいゲームなんだとは思う。
でも、ワタシは、嫌だと思った。
このゲームは、まだやらせたくないと思ってしまった。
なんでフォートナイトを禁止にしたか。
息子がYouTubeを見ていた。
「もう、やめなさい。」と言おうと思いながら近づいた。
やたらリアルな殺し合いのシーンが目に入った。
ユーチューバーが大盛り上がりしている声がガンガンひびく。
「これ、小学生が見てるのって、どうなの?」って思ってしまった。
息子は、「これ、やりたい!!ダウンロードして!」とねだってきたが、
いいよって言いたいと思わなかった。
そのあと、禁止するにしても、何も知らないでというのも、一方的過ぎてよくないし、
息子も納得しないだろうと思い、ひとりでこっそりやってみた。
・・・が。
印象は変わらず。
課金などもあるので、まだ息子には早いなと思った。
同じ学校のママからは、お友だちの家と価値観が合わず、フォートナでの課金のことでトラブルになったという話も聞いていたので、
よけいに慎重になっているワタシ。
どうしても、いい印象を持つことができず、禁止した。
暴力的なものは、ゲームだけではなかった。
そんなこんなで、そのままフォートナイトは、まだだめです。
と、禁止になった我が家。
それで一安心していたワタシはバカだった。
ある日、仕事から帰ってきたら、息子がFireTVを見ていた。
それはいつもの光景なんだけど、
登場人物が、みんな血だらけ。
『東京リベンジャーズ』だったのである。
有名な、暴走族モノのアニメ。
フォートナ禁止したって、暴走族アニメ見てたら意味ないんだけど!!と、イライラするワタシ。
「仲間なんだよ!」と、どうやら暴走族の友情に感動している様子の息子。
友情は素晴らしいけど、殺しちゃうとか、殴っちゃうとか、無期懲役とか!!、ワタシにとっては刺激強めな友情で。
息子よ。友情にもいろんなものがあるからさ・・・。
そんなハードな友情ばかりじゃないんだぜ。
小学生の間くらい、ジブリ的なかわいい友情で満足してくれよ!!と心の中で怒鳴るワタシ。
もう!!
次から次へと見てほしくないものばかり見つけてくる小5男子の発見能力ときたら!
油断も隙も無いとは、まさにこういう状態をいうんだとぼんやり考える母。
この発見能力が勉強方面に向いてくれたら、どんだけ母はうれしいか。
って、そんなのは親のエゴってやつですか。
結果。フォートナイト禁止しても、イミなし。
FireTVも、YouTubeもぜーんぶ禁止したとしても、どこからかちゃーんと見つけてくる。
小学生とはいえ、高学年にもなると友だちネットワークがすごい。
中学生のお兄ちゃんがいるコも多いし、中学生に人気のあるゲームやアニメっていうのは、
高学年男子にはとてつもなく魅力的らしいのだ。
中学生にあこがれる気持ちはわかるけど、自分の幼さを理解できていないだろー!!!と思うけど。
ワタシだって、小5のころは、すっかり大人な気分だったような気もするし・・・。
↑昔すぎて記憶がない。
何かを禁止するときには、頭ごなしに禁止しても効果がないので(うちの息子だけ?)、
せめて、何がどう心配なのか、よくないと思うのはなんでかをワタシなりの意見として説明できるように心がけている。
そのために!と言い訳して、息子が興味を持ったゲームをやってみたり、
アニメを見てみたりするのだが、これがなかなか楽しくて。
約束の時間になってもなかなかやめられない息子の気持ちが理解できてしまったりして、
親としてどーなんだ?と自分でも思うような状態を引き起こす。
わからないことは、息子や友だち、友だちのお兄ちゃんに教えてもらうことも。
今のコたちって、優しいよね。
すごい丁寧に教えてくれたりして、ありがたい限り。
本当によくないことは、親の力を使って禁止することも必要だと思う。
でも、いつもそれだけじゃ、我が家の場合はうまくいかないので、
お互いに譲歩しあいながら、なんとか共存出来たらいいな、と思う。
どんなに『東京リベンジャーズ』に憧れても、
将来、暴走族にはならないでいてくれたらうれしいけど、
どーなんだろーね・・・。
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