スピード差
漫画「弱虫ペダル」でのセリフだったかな?
自転車は車道の脇部分を走るのが原則ルールです。
が、公道におけるその領域の主人公は、動力を持った自動車やバイクたち。
彼らと速度差のある自転車は少々おっかないです。
「速度差がある」ので、もしも接触してしまった時は衝撃が大きいです。
自動車(バイク)視点で考えると、前を行く自転車が視界に入って、次の瞬間にはもう目前…という状態が「速度差がある」では起きます。
これが、速度差があまりなくなってくると、前述のリスクは緩和され、危険リスクも減ります。
これって車道での自転車対自動車(バイク)に限らない話だと思うのです。
博識な人たちが会話している中に、教養のあまりない人が飛び込むと、会話は成り立ちにくいです。
筋肉自慢の人たちの中に、懸垂ゼロ回の筋力の人が飛び込むと、筋肉論にはなかなか入り込めず、やはりしんどそうです。
空気を読むとか、空気を読まないとか言いますが、周りの空気感に自分の空気を合わせるのは、結局は自分のためになるのかな、と思います。
周りのスピード感に自分を合わせようとするのは、大事なのかなと。
逆もまたしかり。
自分はロードバイクで40km/h巡航できる力量があったとしても、三輪車で走っている人たちの輪に入りたいのなら、グッと速度を下げる努力も必要なのでしょうね。
周りに合わせるって大変かもしれませんが、きっと大事です。
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