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そして入院へ───


◆ 6月3日(月)13:00 入院
採血やらなんやらの検査をしてから病室へ。ひま───
(入院期間中でこの時が最も元気であり暇であるという、貴重な時間なのであった)

◇ 0:00〜10:00
この10時間で、こまめに1000mlの水分を摂取してね。と言われる。
(なんの為だったのかは今も不明)
え、寝てる時間は・・?となったが夜中に看護師さんにそっと起こされ、飲まされる。

◇ 6:00 起床時間
電気をバチっとつけられる。それだけ───(なら寝かせておいてほしい・・)

◇8:00 朝食(術前はナシ)

◇12:00 いざ、手術スタート!

すごい。手術って感じだ。

こわかったね〜〜〜
でもはじめての経験としての興奮も大きくて、なかなか面白い体験でもあった。

まず手術室まで普通に歩いて行くのが新鮮でした。そりゃそうか、って感じなんだけどテクテクむかっていくのがなんだかおかしかった。歩いていくんだぁ、、という。

「12番の部屋へ行ってくださ〜い」とか言われる。

手術室はなんだかステージのような・・
ベッドがライトアップされていて、周りが割と広くて、主役感を感じた。

いざ手術台へ、と思いきや乗るのは担架みたいなやつ。意識不明の患者さんとかが運ばれる時に乗ってるあれ。あれに乗ったまま手術される。
(そのあと運ぶもんね。理にかなってる)
私服でテクテクそこまでやってきたんだけど、ここで服を脱いで上裸になる。
男性とか含めて6人くらいいるんだけどその場で着替える。
まぁ向こうはプロだから・・と思いつつも人権・・など思う。あと空調がとても寒い!
(でも担架の下にあったかい空気が出るお布団みたいなやつ敷いてあったよ)

下は脱がなかったな。手術するのは下腹部だけど、それは向こうがやってくれるみたい。おむつ購入してるから、それも術後装着されるんだな、と思った。
まずは上裸になり横を向き、背中にチューブを刺される。
40〜50代くらいのベテランみのある先生で安堵・・
そして左の手首に点滴を刺される。痛カッタ。若い先生だったから少しへたっぴだったのかなと思っていたけど、通常よりも太い針だったらしい。
(そう考えると事前知識を入れておくのも考えものだな・・とオモタ。私は何でもかんでも把握した上で挑みたい派なんだけど、はてこさんは何も聞かなくていい、というスタンスが衝撃的だった。でも太い針ですとか言われてたら構えちゃうし知らなくていいということも往々にしてあるなと)


───と、ここから記憶がない。


「麻酔入れていきますね〜」とか言われなかった笑
気がついたら寝ていた。

◇ 15:00 手術終了 

母と夫が迎えてくれたが、まだとても眠かったので10分くらい喋って解散。
その時先生に癒着がひどかった為、結局破裂させながら除去するしかなかったと説明を受けた。
あと事前検査(この日の10時くらいにエコー検査してる)の段階で腫瘍が小さくなっていたから、もしかしたらどこかのタイミングで破裂していたのかも?と聞かれたんだけど実はこの日の早朝、4:30〜6:00にものすごくお腹が痛くて、生理1日目だったから生理痛か・・と思って耐えきれなくて痛み止めをもらっていたんだけどあれが破裂だった───。

いやどうりで痛いと思ったわ。
下剤も飲んでいたからその痛みもあるのかと思ってた、あと痛み止めが効いたから。(以前破裂した時は痛み止めが効かなかった)

やれやれ、という感じではあるがひとまず無事終了。

怖くて傷跡は3日くらい見ないようにして過ごしてたんだけど結果的にこうなった。


長すぎて怖い


その日は身動きが取れず永遠に寝ていた。

◇ 16:00 血圧と熱を測りに看護師さんが来てくれる
◇ 17:00 血圧と熱を測りに看護師さんが来てくれる
◇ 18:00 血圧と熱を測りに看護師さんが来てくれる

このくらい経つと意識がはっきりしてきて、なんかヒマだなという状態になる。
看護師さんにスマホをとってもらってLINEの返信をしたり。でもすぐ疲れて寝る

ここから3時間置きに変わる

◇ 21:00 血圧と熱を測りに看護師さんが来てくれる
◇   0:00 血圧と熱を測りに看護師さんが来てくれる
◇   3:00 血圧と熱を測りに看護師さんが来てくれる
◇   6:00 血圧と熱を測りに看護師さんが来てくれる

熱は基本的には上がっていく。38度とかだった。


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◆ 6月5日(火)

絶食そして寝たきり。定期的に血圧と検温はやってくるが起きることはない。


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◆ 6月6日(水)

絶食。午前中に起き上がるリハビリに挑戦するも動けず。寝る

午後少し起き上がれるようになる。本当はすぐ歩かせた方がいいらしいが血圧の数値が低いので無理はしないように、と看護師さんに心配される。

術後時間が経過しても血圧の数値が低いままなので先生とかもやってきた。

と、このあたりで元々血圧低いことを思い出す───歩かされる。

◇18:00 夜ご飯。クソまずい液体4種類の食事を出される・・残す。

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7日〜9日までは、基本的にいくら寝ても眠くて、一生寝ていたかった。
動くと傷が痛いのでやはり寝たきりで過ごしてた。

10日、11日は体力が回復してきたのか起きてる時間が増えてくる。
というか起きていないと夜中に眠れなくなるフェーズへと移行した感じ。
それでも体力はないままで、ゲームをしていても疲れやすくすぐ横になる。


と入院生活に関しては概ねこのような感じでした。

たまたま信頼できる先生に当たり、自宅から近い病院ということがいかに便利であるか思い知った。
術後11日経った今でも体力は完全には戻っておらず疲れやすいし変わらず傷は痛い。

思っていたより退院後も回復に時間を要している感じはある。


夫の負担が大きいので犬の散歩くらいは─と思っていたけどそれもなかなか厳しく、また買い出しなんかもやってみたりはしてるけど自転車に乗れないしで物を持って歩くのがとにかく疲れる。
人に頼むよりかはまぁ自分でやればいっか、となりがちなのだが意外と“やるからいいよ”と率先して買い出しもしてくれていてとても助かっている。ありがとう、ありがとう。



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