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【12月】今日も明日もほとんど変わらない。

 書こう、書こう、と思って眠っても、目覚めた時にはその気になれずにまた眠る。

今日も明日もほとんど変わらないのに、 
私はなぜ少し先に期待してしまうのだろう。
私はなぜ少し先に不安を感じるのだろう。

今日から明日になる節目に、何かを願っても大抵大きな変化はない。
突然財産が驚くほど増えるとか、運命の人が目の前に現れるとか、
外国語が身についているとか、嫌いな人がとても気の合う人になっているとか、夢が叶うような、大抵そんなことは起こらない。

ほとんど何も変わらない。
今日嫌なことは、明日も嫌だし、
今日好きなものは、明日も好き。

ただ、それだけのことなのに。


書き終える前にもう2月になってしまっていた。

昨年に書き起こしていたメモを書き直しながら、ここに。


生きることお疲れ様です。最近、友だちからおすすめしてもらったPodcastの冒頭文をお借りして、久しぶりに書いてみることにしました。

なにを?って感じですが、少し前までは事あるごとにこうして何かテキトウに言葉にしていくこと、それを自己満足な内ではあるけどFBやnote、Instagramやらに写真を添えて記録する、なんてことを度々していました。頭の中を整理する為に、というか心を落ちつかせる為にもそれが必要な作業で、考え事をしながら自分のことを理解していく時間だったから。

でも、いつからかこうして言葉を残していること、それを数多くでは無いけれど誰かに見せていることについて考えた際、「残す必要ないのかも。」と感じた一瞬がありました。確か、ある本を読んでいる時。残すこと、って自己満足でやってはいたけど見せることではないのかな。もしかしたら読んで傷をつけている場合もあるかもしれない、私にとってもそれは傷かもしれない。それから自分の考えは自分の中だけで留めて置けばいいのかなと考える日々が続いていました。聞かれたら答える、のり返し。

そのお陰で、私の身体の中だけでは消化しきれない数の考え事をしてしまう夜が増えて、子どもの頃みたいに泣いてしまう日があったりなかったり、としていたらどこにも居場所がなくなった。なくなったように感じる、ことを無視した、ただ、そんな日々。自分自身が発してしまう何かに他人の視線や考え、気持ちに勝手に怯えて。考えても結果の出ないことを考えて、落ち込んで、不安になって、信じれなくなった。

そうこうしている間に、北海道での日々のことも、地元に戻ることを決めたときのことも、村での暮らしのことも、ほとんどなにも記録できていない。もったいない。忘れないように、残しておきたいのにな。
北海道から数十時間もかけてやってきてくれる大好きなひとたちに会って想う。

「ねえねえ、明日行っても良い?」って言える距離じゃないはずなのに、海を渡って来てくれるヒト、私も来週行こうかな、ってつられて来てくれちゃうヒト、東京からバイクで突然やってくるヒトとか、私のわがままで仕事を助けてくれるヒトたちの存在に、今はすごく救われています。ほんとうに、ほんとうに、有り難すぎるなぁ、ってひとり噛み締めています。誰よりも、何よりも、その存在があることが、ここにいる意味を見出せるから。

生まれた町も、年齢も、職業も、肩書きなんてとっぱらって友だちになれたこと、今も暮らす町は違えど、みんなに会いたいから、今ここにいられること。この町に遊びに来てくれた友だちが「なんだか良い町だね」って笑ってくれたこと、それぞれの暮らしの途中でまた会えることに心を躍らせれることがただ単純に嬉しい。

そんな想いをぐちゃぐちゃにされてしまうくらい、嫌なことも起こるし、俯き歩きな日もあります。

そんなに綺麗な物語じゃないから、どこかにひっそりと残しておこうかな〜

文章の書き方を忘れたな。

悩み方も忘れられたら良いのに!


たのしくいきよ〜〜〜〜。


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