問題を愛する?


先日、社会人がパネラーとなって学生たちの質問に答えていく、というイベントに参加してきました。

もちろん開催はオンライン。
オンラインだと移動もないし、ラフな格好でいいし、距離問わず参加出来るし、メリットも多いですね😙

そのイベントでは、事前の質問+リアルタイムの質問を社会人5人の方が答えていくというもの。

その中で、
【社会人のやりがいは何か】
という質問があったのですが、ある方(Kさん)の回答がとても印象的だったので、ここに書き留めることにしました。

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Kさん:
 仕事のやりがいは、たくさんの問題に出会えることかなと思います。学生時代は、そんなに大きな問題にぶつかることってあまりないと思うし、嫌だと思ったら逃げることもできるし、避けることもできる。
 でも、社会人になったら、そうはいかない。
いろんな考え、背景をもった人たちがいて、
今まで関わってこないような人たちと接する。
その時に、どうやったらこの問題を乗り越えられるか?この問題を通して、自分がどう成長出来るか?を考えてみる。
 「問題を愛する」じゃないですけど、これを乗り越えれば、また一皮剥けた自分に出会えるんだ、と思って頑張れるところ。それが社会人のやりがいかなと思います。

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私は度肝を抜かれました。
社会人のやりがいと聞くと、
「社会に貢献できること」
「責任のある仕事を任せてもらえること」
「お客さんの笑顔が見れたとき」
「ありがとう、と言ってもらえた時」

などは、よく耳にしますよね。
ですが、この視点は自分にとって新鮮だったし、少なくともそんな風に問題を捉えることなんて出来てなかった、と省みるようになりました。

自分の目の前に来た問題を、こんな風に捉えることが出来れば、本当に楽に、そして楽しく毎日を過ごすことが出来るんだろうなと思います。

明日から、自分もこんな風に仕事に取り組めるように頑張ろう、と決意できた時間でした。

学生向けのイベントだったのに、
私の方が答えをいただいてしまって。
なんだか当たりが付いていたガムを開けた時のような、ちょっとしたお得感を感じたのでした。

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