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日本円からPolygon(MATIC)への入金ルート【5選】

最近Polygonが流行っていますね!!

MATICの価格も2021年1月来最高値100倍以上となり一気に時価総額20位以内に入り込んできました。

そんな人気のネットワークのPolygonですが、日本の仮想通貨取引場では取り扱いがない上に、BSCで注目を集めたBinanceも現在は対応していないという事で、新たに資金流入する際の経路がかなりめんどくさくなっています。

今回は、日本円→Polygonへの入金ルートについていくつか調べてまとめてみたので参考にしてみてください。


JPYC

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https://jpyc.jp/
JPYCはJPYC株式会社によって発行されているステーブルコインです。

JPYCは仮想通貨ではなく前払い式支払い手段、つまり図書カードやアマゾンギフトカードと同じような扱いになっています。

JPYCは日本円で購入できますが、日本円に換金することはできません。JPYCはAmazonでの買い物のみ利用できます。

購入経路
①JPYC公式サイトより購入フォームを入力
https://jpyc.jp/ にアクセスし”JPYCを購入する”というボタンをクリックします。
申込フォームが出てくるので案内に従って必要事項を入力してください。
※最低購入額は1万円以上です。

フォームの5番でJPYCを送金するネットワークの選択画面になるのでPolygonを選択してください。手数料が安いので公式からも推奨されています!


②銀行振込
申し込みフォームの入力が完了したら指定された口座に購入金額を振り込んでください
(※画像は2021年6月のものです。内容が変わる場合もあるので公式ページを確認してください!)


③QuickswapでJPYCのコントラクトアドレスを登録
JPYCは初期状態ではQuickswapのトークンリストに入っていません。0x6ae7dfc73e0dde2aa99ac063dcf7e8a63265108c
がPolygon上でのJPYCのコントラクトアドレスになるのでリストに追加してください。

追加できたら自由にスワップできるようになっているので好きな通貨を購入してください!

注意点
JPYCは現状1枚1円にはなっていません。

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2021年6月現在では、10000JPYCをUSDCにスワップしようとすると78USDCになります。
同じ日のドル円のレートは1ドル約110円なので 78USDCは
   78 × 110 = 約8500
となり、日本円換算で約8500円になります。
10000円分入金しているのでこの時点で-15%の損失になってしまいます。

JPYCの価格は需給に応じて日々変動しているので、購入する際にはレートを確認しておく必要があります。

考察
フォームを入力して銀行振り込みをすれば翌営業日までにJPYCを送金してくれるので手順が少なく手っ取り早く入金することができるのは便利!入金前にQuickswapでレートをチェックし、許容範囲内ならかなりおすすめの入金方法です!

もっと流動性が提供されて1円とペグできるようになればいいな~、あとクレカ決済にも対応してほしい!

② 日本の取引所→海外取引→Polygon

Binanceは現状まだPolygonには対応していませんが、Polygonネットワークでの送金に対応している海外取引所はいくつかあります

ただ、知名度の低い小さい海外取引所を使うのは持ち逃げなどのリスクもあるため、今回は比較的名が知れていて、Polygonに対応している海外取引所を紹介していきます。

※ここで紹介した取引所が絶対安全という保障はありません!!

送金におすすめな国内取引所
日本円入金から海外取引所へ送金する際にはBitbankやGMOコインがおすすめだと思います。
Bitbankは様々な種類の板取引に対応しているので交換コストを抑えることができます。GMOコインはETHなどの出金手数料が無料なので送金コストを大幅に削減することができます!

ただ、国内取引所は口座開設まで時間がかかるのですぐに入金したい方は慣れた取引所を使うのが良いと思います。

では、海外取引所を紹介していきます。

AscendEX

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https://ascendex.com/register?inviteCode=JPPO7YFZ


AscendEXはもともとBitMaxという名前で運営されていた海外の仮想通貨取引所です。

AscendEXではUSDCとMATICをPolygonネットワークで送金することができます。MATICだけでなく、USDCも対応しているのが個人的な推しポイントですw

solanaのネットワークにも対応しているのでPolygon⇔Solanaのハブとして使うこともできます!

日本円からの経路は、
「国内取引所で日本円を仮想通貨に交換→Ascendに送金→AscendEXでUSDCに交換→USDCをMatic Networkの自分のアドレスに送金」
といった流れになります。Ascendからの送金手数料も3 USDCなのでコストも抑えて送金することができます。

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MXC

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https://m.mxc.com/auth/signup?inviteCode=1D6pi


MXC(エム・エックス・シー / 抹茶)はシンガポールを拠点とする、2018年4月に設立された仮想通貨取引所です。私の印象ではいろんな草コインが上場していて、魔界好きにおすすめな取引所ですw

MXCはUSDCには対応していないのですが、MATICを送金することができます。
送金手数料は0.5MATIC = 約100円なので、MATICで送金する際にはAscendよりも安く送金することができます。(Ascendは2MATIC)

日本円からの入金経路はAscendと同じように
「国内取引所で日本円を仮想通貨に交換→MXCに送金→MXCでMATICに交換→MATICをMatic Networkの自分のアドレスに送金」
といった流れになります。

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考察
いくつかの取引所を経由するので手順がかなり面倒くさいですが、この方法が一番送金コストを抑えられると思います!多分全行程合わせても数百円程度だと思う!

海外取引所を使用するリスクもあるとは思いますが、入金するためのハブとして使用するだけなら比較的リスクは抑えられるので個人的には一番おすすめの入金方法です!

③ Quickswapでのクレカ購入

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https://quickswap.exchange/#/swap


QuickswapはPolygon上でよく使われているDexです。BSCでいうPancakeswapのポジションを狙っている感じかな。正直そんな使い勝手が良いとは思わないのですが他に良いDEXがまだない・・・

そんなQuickswapですがクレカ決済に対応しています。
左上のメニューの”Buy” 項目からクレジットカードで直接Polygon上の仮想通貨を購入することができます。

しかし、クレカ決済の手数料が約5%、通貨の交換レートも約5%上乗せされているので約10%の追加コストがかかります。

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10000円分USDCを購入すると81USDCをうけとることができます。1ドルは約110円なので
    81 × 110 = 約8900
となり、約8900円分のUSDCに変換されます。この時点で-1100円になり、-11%の損失になってしまいます。

考察
この方法の一番のメリットはなんといても時間!!!!決済してから数分で仮想通貨をゲットすることができます!

ただ10%の手数料はかなり割高ですね・・
どうしても欲しいNFTの早押し販売がある場合、ICOのホワイトリストに当たったけど手持ちに通貨がない場合、などどうしてもすぐ仮想通貨が必要な時の緊急手段として使うのが良いと思います。

④ NFTをクレカで購入し、マーケットプレイスで販売(邪道?笑)

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https://nft-studio.com/


NFT-studioはNFTのマーケットプレイスです。Polygonネットワーク上に作られていてクレカ決済に対応しています。

クレジットカードでNFTを購入し、Openseaなどで転売することで実質クレカ決済でMATICを購入するといったこともできます!

しかし、NFTの流動性は普通の通貨よりも低く、Openseaで出品してもなかなか買い手つかない場合や、購入時より価格が安くなってしまう可能性もあります。逆に、価値が上がりそうなNFTを購入し、上手に転売すれば購入時以上のMATICを入手することもできます!

nanakusa

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https://nanakusa.io/

nanakusaも日本で運営されているNFTのマーケットプレイスです。
NFT Studioと同じようにPolygonネットワーク上のNFTを扱っています。
現在はまだクレジットカード決済には対応していないのですが、nanakusaのプロデューサーのコウさんがこのようにツイートしていたので近々実装されることが期待できます!

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考察
流動性が高く、価値が上がりそうなNFTをうまく見極めて購入することができれば一番コストパフォーマンス良くクレカで仮想通貨を購入できる方法です!

ただ、NFT本来の目的ではないので大きな声で紹介はできません笑
本当に欲しいと思うNFTを購入するのが一番だと思います!

一般の人にはお勧めではないですが、転売の腕に自信がある人には一番有効な入金方法だと思います!

⑤ NFTを制作して販売する


もし、あなたがアーティストだったり、クリエイティブな創作ができる人ならこの方法はおすすめです!

最近ではOpenseaもMATICに対応してきて、MATICのNFTマーケットプレイスも充実してきているので流動性も高まりつつあると思います。あと、MATICは日本円よりも使いやすい感覚があるのでついついNFTを購入してしまう人も多いと思います笑

チャンスです!稼ぎましょう!

まとめ


以上、今回は日本円からPolygonネットワークへ入金する5つの方法を紹介しました!
これ以外にも入金方法はたくさんあると思うので、おすすめの方法があったら是非教えてください!

ちなみに私はできるだけコストを抑えて入金したいの海外取引所を経由して入金しています笑

さいごに


私がインターンしているBlockBaseではブロックチェーンに関する開発や事業の相談を受け付けています。気軽にご相談ください。
お問い合わせ: https://block-base.co/ Discord: https://discord.gg/UMcFBDfPa8


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