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【ヒトエ】DUMP・SBDC

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またお前はここにある何かしら 公開処刑朝の今 底から生み出すように提示された方向性に従って進むべきであると結論する 一つの命題による漣が幾千もの主題から主張を促し 情報に徹せられた生命のような議論が音を上げる フィナーレの一音を拾う柔らかな手に刻まれた五線譜と全休止 手を動かすことをやめたことにより動かされ始めた足の下に敷かれている広葉樹の葉は 順調に腐りやはり今ここに腐葉土を形成する

お前はここに帰ってきた 陽の差す方へ手を鳴らせ今 踊れよ書けよ永遠の仔等 お前の目の無垢と純粋のため 何人もの血が流されたことだろう 一つ一つの紛争のあらましも結末も俺は知らないお前に伝えるつもりもない けれど今にここから書き残すことにしようと 一人で心に決めたことを外に出そうよ 工程と段階無くして前進はなく 前進無くして漸進もあり得ない 然るに言葉で遊び倒して言語を踏み荒らし 内在する外在を爛然として蹂躙しろ 今ここで今すぐにそうしてそのままに踏み越えていく様を記述しながらすぐさま更に飛び越えて行け

俺はセックスをしたいんだ 祝祭にて浄化と昇華 あらゆるものと交わり倒すために生きているんだ 呼吸はその為のメトロノームみたいな 視点や観点の縦横無尽に移り変りたいんだ 手に取った一つ一つのパズルピースは粘菌のように明滅していて 身体中に散らばった心臓の細かな鼓動を真相とし 俺は音楽を組み立てる 今日は雨が降っていて湿度が高い されどお前の心は伝わってはこない 今お前大陸にいるのか いつの日に海域を渡ったのか 船に私は乗っていたかしら 私に手紙を書いているのは私かしら お前に触れているのはお前という俺なのだから

俺はボックスしている俺はボックス あらゆる運動であり物理としてある 王の領土を支える情報基盤のプレートテクトニクスを俺の挙動が支えている訳である 修羅を越す運動の鬼として俺は生まれてあらゆる技芸を臓腑に収め 物事のダイナミクスを直視しながらダイナミズムに併せるように動作する その名ステイショナリ あらゆる感情はここにない 蛇のような原型として俺は蛇行しながら世界に手足をまさぐって 鱗の唱える肌触りを土に伝えて芽吹きを促す 森の記憶は俺にあり 植物はコントラストを我に与え 動き回る俺の影を大樹の重なりが吸い取ってくれる いつか俺さえそこに還ることを知りながら 俺は修羅なる道化となって石段の上の壁を越え 禁忌に禁断を口移しする

ダイヴしている俺をダヴィング 流動性を増すために意識的な降下を実現 蛇を股ぐらに置いてゆるりとゆらりと深呼吸し 時空を満たす基本的なエネルギーを感知し干渉 ヴァイヴを細かく切り刻む 世界を揺らすマグニチュードに関しては ゼロを感受し世界に対してお裾分け 私を破るマグナカルタに関しては 私をゼロとし開示し誰かのイチを許してあげる 答え合わせみたいに重力に向い起立して 自律という言葉の響きと調べを参照し直し 自分の原型から溢れ出る喜びと それとは異なりまた違う喜びから降る音の 絡まる螺旋を伸ばしては解く

俺はコードデコードまさにコード 符号と記号の大富豪 ダイアローグをダイアリア 文法を創造しながら文章を作成し 過剰摂取を医療措置とし過剰排泄に芸術を与う 抑圧でない抑制をしながら大河の濁流を温泉に変換 招かれた難民の肌理にこびり着いた泥を洗い流して 泉のほとりに見たこともない民族の王国を建設しながら その集合が帝国へと進み行く道中を断ち切る為の 内側から破れては改まる神話しか書かない 日用のメロディーに散漫なパースペクティブを散らばらし あらゆる一点への安住を許さず あらゆる一面への永住を許さず 感情に対する感情的な揺さぶりを掛けながら お前を本来の揺らぎと破れに還そうとする 同じ言葉を使わないのは それは同じじゃない詐欺だから お前を元来の虚無に闇に帰そうとするため ダンプを照らすランプと化して 俺はセックスしてボックスしてダイヴしてコードする


https://note.com/a9_nomadichimera/n/ndc5d27eec7bc

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