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「悪ども」崩壊寸前(4)~スカスカ~

前回は「完璧主義」の案件を取り上げましたが、今回はこちらです。


「スカスカ」


今回は「悪ども」が正しい事に翻弄してしまいスカスカになってしまった案件を取り上げていこうと思います。完璧主義から更に進んだものとなるので、内容としては前回の延長線上にあるものと思ってください。

前回の記事はこちらです。


見透かされる「悪ども」の茶番劇

不自然過ぎる報道の仕方

ここ最近マスコミの嘘とかをよく拝見しているのですが、どうやら「悪ども」がやり過ぎて堂々と嘘を流してしまったなんて事があるようです。
例えばこちらの記事はまさにその通りと言えるものでしょう。

科学的に考えてみる様が書いた記事ですが、キーウ郊外でロシア人が市民を背後から射殺、その後事務所の略奪があったと言うもの。
しかし、これは偽物ではないかという情報が流れ、記事内でも指摘されていました。ちなみにこの動画は日本のマスコミでも流され、堂々と「ロシアのせい」として取り上げていたようです。

私から見ると、この動画からでは「ロシアのせい」とは断定しにくいですし、ただ単に西側のマスコミが扇動のために作ったものとしか思えないんですよね。
科学的に考えてみる様でもこの様に説明しています。

西側メディアには、このようなフェイク動画の作成を仕事にしている人(戦争広告代理店)が存在することは周知の事実です。

引用:科学的に考えてみる様の記事

かの「ナイラ証言」も戦争をさせたいための一勢力と戦争広告代理店が一緒になって操っていたとされているので、今回のこの案件も恐らくそうでしょう。
【参考】「ナイラ証言」がフェイクだったとの事を取り上げた日本のTV番組


口封じ?

お次も科学的に考えてみる様の記事から。

ウクライナ政府が外国人ジャーナリストに対し、報道の制限を掛けたもの。
違反した人には刑事罰をかけますよと脅してきたようです。

ウクライナ政府が何故この手を講じたのかは不明ですが、私はこう読んでいます。


この戦争が茶番である証拠と、
不都合な真実をウクライナ政府やアゾフ大隊側が隠している。


誰だってネタバレする情報は隠したくなりますよね。それを堂々と国と暴力集団が行っているのですから。
この行動により、締め出した側は不利な状況へと陥るのはお解りの筈。
最近ですと「日大のドン」と呼ばれたあの方の行動でしょうか。

「俺が逮捕されれば裏金のことも全部ぶちまける」と言うぐらいかなり強気な方だったようで、誰しも逆らえない状況を作り出していたのです。
しかし、東京地検特捜部の捜査により脱税がバレてしまい、結果的に本人は逮捕かつ理事長辞任と言う不利な状況に陥りました。

今回のウクライナ政府も「日大のドン」同様の雰囲気を持っていることは当然と言えます。
茶番であれば国民から逆恨みされるのは当然ですし、かつアゾフ大隊も国民の手で崩壊される事間違い無しですので、ウクライナ政府側もそうせざるを得なくなったのでしょう。


その程度じゃどうしようもないな

まずはこちらをご覧ください。

元駐ウクライナ大使の馬淵睦夫まぶちむつおさんが、京都府南丹市なんたんしの文化観光大使に就任したという記事。作家である古谷経衡ふるやつねひらさんが南丹市の担当者との電話取材の模様を取り上げていました。

これのどの辺りが「スカスカ」なのかと言うと、取材そのものがスカスカだったのです。

下記は電話取材したとされる文面。
(「広報」:南丹市の広報担当者 「―」:古谷経衡さん)

そこで、この文化観光大使の担当である同市秘書広報課に筆者は2022年5月20日に電話取材した。

電話取材に応じたのは同市秘書広報課の山内(やまうち)氏。取材内容を記事化することを快諾していただいた。(以下、山内氏を広報、筆者を―と表記する)また記事化のために電話内容は予め録音した。以下のやり取りのうち、強調は筆者。

・経歴だけ見て判断しました。ディープステート云々の陰謀論は承知しています。(南丹市広報課)
―まず馬渕氏が文化観光大使として任命された経緯を教えてください。

広報:就任頂いた経緯というのは、うち(南丹市)の名誉市民でもあり、官公庁で大使をやられたという経歴でお願いしたということですね。

―馬渕氏は、ウクライナ侵略については、(ロシア軍が)ディープステートを叩きのめすための戦争をやっている、とずっと主張されているんですけど、このことについてはご存じでした?

広報:はい。その辺は個人さんの意見なんで、うちとしては、どうこうということは無いんですけども。


―南丹市はウクライナ支援ということをやっているわけですけれども、馬渕さんが言っていることというのは、市の方針と真逆の事なんじゃないですか。

広報:個人の考え方や思想をですね、考慮して、うちとしてはそこまで考えして任命したわけではないです。

―では、(馬渕氏が)プーチン氏の侵略戦争を肯定しているということを分かって任命したということですか。

広報:いやその、戦争についての肯定否定では無しに、ご本人(馬渕氏)様の経歴だけで考えさせてもらっているだけなので。うちの名誉市民であることと元駐ウクライナ大使というご経歴だけを見ているということなんですね。

―馬渕氏のネット動画や著作での発言について、それを観たり読んだりしたりした有権者が、それを今回のウクライナ戦争の美化とか肯定である、と受け取っていたとしても、それは関係なく経歴だけを見て任命したということで間違いないですか。

広報:そうですね。

―では、文化観光大使がどんなこと言っていても関係ないということですよね。

広報:はい、うちとしては個人さんの発言についてどうのこうのとはできないとおもうんですけど。

―もう一度確認しますけど、南丹市としては、馬渕氏のディープステート云々については事前に確認して把握しているんですね?

広報:はい、当然その、記事なりニュースなりで拝見はしていますね。

―それ見てどう思いました?

広報:いやそれは、個人の考え方ということで。はい。

・いくら非人道的なことを言ったとしても、個人さんの考えですので。(南丹市広報課)

―元駐ウクライナ大使という肩書を持った人が、日本国内のネット動画等で、全くの出鱈目を言ったり本で書いていると。しかもこういったウクライナ戦争が起こっているときに、(馬渕氏の文化観光大使就任は)社会的影響力が強いと思うんですけど、それについてはどうお考えですか?

広報:南丹市としては特段、今のところは静観しているという状態です。

―なにを静観しているんですか?戦況をですか?

広報:いやそうではなくて、今回取材いただいたこととか、馬渕さんの発言とか、その動向を静観していますということですので。

―普遍的な意味での観光大使としての様子、動向をみていると。

広報:そうですね、はい。

―お話をまとめますと、南丹市としては馬渕氏の発言や主張については肯定も否定もしないという姿勢ですか。

広報:そうですね。

―(馬渕氏の主張の中に)極めて非人道的な内容が含まれているということはご存じですか?例えば彼は、キーウ近郊のブチャで行われたロシア軍の虐殺について、存在していない、ウクライナの自作自演であると語っていまして、戦争全体についても、ウクライナとゼレンスキーはナチスなんだと言って、ロシアの侵略を正当化しているんですよね。

広報:はあはあ。

―こういった馬渕氏の発言については、(日本人に留まらず日本国内のウクライナ人からも)大変な批判があるんですよ。それでも、もう、南丹市としては個人が言っている内容については関係が無いと。そういう認識でいいんですね?

広報:はい、そうです。

―どんなに非人道的なことを言っていても、経歴だけで判断すると。

広報:あの先ほどから繰り返しています通り、名誉市民と元大使という経歴でお願いしていますので。

・ホロコーストって何ですか?…仮にホロコーストを美化しても、観光大使に任命する可能性はあります。(南丹市広報課)

―では、こういう質問をします。南丹市のその理屈ですと、例えばオウム真理教のテロを美化している人なんだけれども、或いはホロコーストを美化している人なんだけれども、南丹市の出身である程度の肩書がある、という事実があれば市としては以後観光大使に任命する可能性はある、という認識でよろしいんですか。

広報:まあその当然審査というものはありますけど、それでその、お願いするということで。

―じゃあ例えば、ホロコーストを肯定している人物が、南丹にゆかりがあって経歴もあるとなった場合は、繰り返しますが今後観光大使任命の可能性はある、という理解でよろしいんですね?

広報:はいはい。出身なりプロフィールなりを見さしていただいてということになりますね。

―ごめんなさいあの、もう一度確認しますけど、例えばホロコーストを美化している人であっても、南丹の出身と経歴であれば観光大使に任命する可能性が市としてある訳ですね?

広報:えーと、あの、ホロコーストっていうのは。ホロコーストって何でしょうか?

―え?

広報:すみません、私、ホロコーストを存じ上げないもので。

―ユダヤ人虐殺ですナチスの。

広報:あー、はあはあはあはあ…。

―ですので、仮にホロコーストを美化する運動をしている人でも、南丹市に所縁があって経歴があれば観光大使任命の選択肢には入ってくると。別にホロコーストを美化していても、それは個人の考えだから市としては関係がないんだと。そういうことですよね。

広報:そうですねはい。個人さんがおっしゃっていることについては、うちのほうではどうしようもないですね。相応しいかどうかを判断するということですかね。

―話を今回の馬渕さんに戻します。馬渕さんへの観光大使任命を市が相応しいと判断したんですね?

広報:はいそうですね。

―私個人の感想を申し上げますと、ウクライナ戦争で大勢の人が亡くなっている中、市長や市議会の非難声明等と全く真逆の、ディープステートなどという陰謀論を流布している馬渕さんを文化観光大使に任命するというのはいかがなものと思います。どうもありがとうございました。それでは記事にさせていただきます。(終話)

果たして南丹市のロシアの侵略非難決議・ウクライナからの即時撤退決議と全く逆の主張であるばかりか、看過できない陰謀論を展開する馬渕氏を「南丹の出身であり元大使だった」というプロフィールと経歴だけで任命した南丹市の判断は正しかったのだろうか。ホロコーストを知らない、という広報担当者の言に大きな不安を感じつつも、その是非は読者の判断にお任せしたい。

引用:Yahoo! ニュース


え、何このスカスカな取材は!?
ただ馬淵さんが就任したことを嫌っているだけだろ?


そもそも素人に「ホロコーストを知っているか?」の様な質問を聞くこと自体が間違っているのだ。役所の方はそこまで知るはずがない。
はっきり言うけどこれが作家としての質問なんですかね? 私から見たら「0点」・・・いや点数付けられないなぁ。
最早取材と言うレベルの記事ではない。単に文句を言いたいだけの乱文にしか見えんよ。


3つの茶番劇における共通点と改善点

今回紹介した3つの茶番劇における共通点はこちら。


ただ単に「一方が悪い」と言っていれば何でもOK。


これしか無いでしょう。
私から見たら前回お届けした「完璧主義」や「承認欲求」がこの茶番劇を展開したものと思われます。

1つ目の不自然過ぎる報道、2つ目の海外ジャーナリストへの口封じ、3つ目のスカスカな電話取材、いずれも誰かに認めて貰いたいが為に完璧にしようと引き起こしたが故の行動と言えるでしょう。
完璧を求めなければこんな茶番劇を起こすことも無くすんなり終わるはずなのに、まさに完璧主義の弊害としか言えませんね。

ではこれを改善するにはどのようにしたら良いでしょう?

1つ目の不自然過ぎる報道については、まず「偽物」であった事実を報道するべきでしょう。現状ではほぼ無理だと思いますが、実際は無理ではありません。
ただマスコミ側が事実を口封じされているだけなので、偽物であると言う事実を報道することは、報道機関としてのルールに何ら背いていないのです。


むしろ、偽物である事を知ってそのまま報道することが
報道機関のルールに背いているのです。


最近のマスコミは偏向報道が多い事で知られますが、「偏向報道」自体はそもそも報道機関としてのルールを破っている事になり、ニュースで報道されている事も全て「違法行為」となるのです。これは戦後行われたWGIPが影響しており、「違法行為」自体を違法行為であると見なさなくなったのです。

2つ目の海外ジャーナリストへの口封じについては、その国(政府)が事実を公表する事でしょう。
「日大のドン」の案件にて、誰しも逆らえない状況を作り出していたことを考えれば、国自体が同様の状況を作り出していることは理解してくるはずです。
国のトップが強権を持っていたとするならば、「良いか。国として出したらマズい情報は絶対に外へ出すな!」と言えば、その部下はすんなり従い国を訪れているジャーナリストにもその命令が行くでしょう。そうしたら当然ルールを破れば命を奪われると言う事にもなりますよね。
この点は「同調圧力」も関わってくる内容となり、今般の某感染症対策にも繋がってきます。

3つ目のスカスカな電話取材については、まずは「承認欲求」から抜ける事と、嫌みを強調させない取材をする事でしょうね。
内容を見ても、個人の感情だけが強く出ており、子供レベルの文章にしか見えません。大人の対応をすればスカスカな取材は無かったでしょうね。
この作家も一度当noteの記事を見て反省するべきでしょう。


最後に

今回は「「悪ども」崩壊寸前(4)~スカスカ~」と言う事で、スカスカな「悪ども」の茶番劇をご紹介しました。
皆さんもこの記事で取り上げた内容を反面教師として、これからの人生などに活かして頂ければ幸いです。

今回はここまで。最後までご覧頂きありがとうございました。


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