最近見た「何これ?」な車両
私が最近見た「何これ?」と思える車両を集めてみました。
1.ちばレインボーバス 311号車
2021年辺りに地元のちばレインボーバスへ導入された車両で、虹色の塗装を纏っていない車両の1つでもある。
この車両はよく見ると「京成ドライビングスクール」のラッピング車両となっているが、このラッピング広告の教習所が何処を指しているのかと言う事。
ん? 東京都公安委員会指定?
それに加え「小岩」「亀有」「青砥」の文字が・・・?
そう、この「京成ドライビングスクール」は東京都(※1)にある教習所。
葛飾区高砂にある京成グループの自動車教習所なのである。
しかしここは千葉県。何故こうなった?
この答えは、311号車の出処が東京都葛飾区・江戸川区エリアを担う京成タウンバスの車両であり、ラッピング広告は京成タウンバス時代から掲出されたもので、ちばレインボーバスへの移籍の際にラッピング広告を解除せずに来てしまったのだ。
ラッピング広告掲出のまま移籍して来た案件はこれまで無かったため、この311号車が初めてのケースとなるだろう。
ラッピング広告掲出の関係からか、塗装は従来の白のまま運転されており、一見自社車両とはわかりにくくなっているのが特徴である。
2.ちばレインボーバス 197号車
続いても同じくちばレインボーバスの車両であるが、こちらはもっと奇抜な車両となった。
2022年頃に導入されたものだが、気になるのはこの塗装である。
全部「青」で構成されているのだ。
塗装を見た時に、東京ディズニーリゾートの周辺を走っているバスに似ているな・・・と思い、私は最初大新東から移籍したものかと推測したが、京成グループではないのであり得ない(※2)と思った。
この車両の答えは、同じグループ会社の京成トランジットバス(市川・浦安エリアを担う京成グループのバス会社)から移籍したもので、同社では東京ディズニーリゾートの周辺にあるホテルの従業員輸送にて使用されていたとの事。通称「リゾートカラー」と呼ばれる。
塗装を変えずにちばレインボーバスへ移籍して来たので、まさかの「リゾートカラー」のまま一般路線運用に転用されているのが何とも驚き。
更に前を辿ると、元々は京成バスにいて幕張地区でカモメカラーを纏っていたが、その後高速営業所に移籍し現行の貸切車両塗装(「K」をモチーフにした塗装)に塗り替えていた経歴を持つ。
ちばレインボーバスでリゾートカラーを纏っているのはこの車両だけであり、異彩を放っている。
今後も「何これ?」な車両を発見したらまた掲載していきます。
※1:「京成ドライビングスクール」は千葉県成田市にも存在するため、東京都だけにある自動車教習所では無くなっている。
(ちなみに名称は「京成ドライビングスクール成田」であり、元々は「成田自動車教習所」だった)
※2:ちばレインボーバス312号車のみ京成グループ外からの移籍車(元国際興業バス)である。
かつては初代・2代目301号車も京成グループ外からの移籍車だった。
(初代301号車→神戸交通振興 2代目301号車→小田急バス)
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