蛇足な補足


※これは本編を読み終えてからの方がいいかもです。

※もしくは、途中で「これなに……?」って思った場合かな……










 ……お久しぶりです、夕咲です。まずは……七篠さん、お誕生日おめでとうございます。


 今回書いた「フロム・ブルー / トゥ・ディープブルー」は、ぶっちゃけると「私・夕咲青から、七篠さんへの手紙」ということになります。

 でも、ただの手紙だと面白くないので物語にしてみました。なので物語ともとれるし、手紙ともとれる文章になっています。たぶん。


 たぶん、お読みいただけたら分かると思うのですが、作中の「人見藍」さんは七篠さんをモデルにした人物です。モデルというか、七篠さんに置き換えてしまってもあんまり問題ないくらいです。でも、どちらの解釈もアリです。時によって、場合によって、人見藍さんという架空のキャラクターとして読んでも良いし、七篠さんご自身だと思って読んでもいい。その中間として読んでも良い。そんなかんじです。


 ……なにせ、七篠さんにとって合唱コンクールはすきな行事だったはずなので、この物語はやっぱり少し違います。言い訳をすると、私が「自分だけじゃなくまわりも一緒に頑張ろうよー、みたいな空気にしないといけなかった」という言葉から想像出来るイベントが合唱コンクールのパートリーダー、パートの練習くらいしかなかったからです。そこらへんはどうしても齟齬があると思います。まあ当たり前ですけど。

 とりあえずそういう要素を拾っていって、ひとつの想像の物語にして、その上で私が七篠さんに伝えたいことを書けるようなものにしたかった。そしたらこんな感じになりました。


 いつか送ったマシュマロは、これの伏線です。さぷらーいず。驚いてくれたらうれしいな。



 私は、七篠さんの良さを肯定出来る確かなものが欲しかった。物語にしてしまえば、私の言葉への反応を決められるし結末だって自由に出来るから、ある意味目的は達成出来たかなって思います。つまり、


 もし、七篠さんが思うよりも周囲からの反応が薄かった時は。七篠さんの頑張りを、誰も見てないんじゃないかって思った時は。

 ……そういう時に。これを思い出して貰えたらなって。物語を書いてしまうくらいには七篠さんのことが好きで、七篠さんのことを見ているストーカーみたいなファンがいるってことを。それを何かのちからにして貰えたら、うれしいです。



 それから、最後まで読んでいただければ分かる通り……人見藍さんからのアンサーは空白です。

 それは、七篠さんが感想をコメントして下さったり……っていうかどうせコンクリートがskebで依頼するからその音声だったり……もしそういうものでお返事がいただければ、この「フロム・ブルー / トゥ・ディープブルー」は完璧に完成するんだと思います。



 けどまあ、読んだ時によって感想は変わったりすると思うので、それはあくまで「初見での」「現時点での」完成ってことなんですけどね。


 あなたの自由です。あなたは自由です。



 お誕生日、おめでとうございます。本当に。


 そして、この物語に不足しているちょっとしたピースを埋めに、のこのこ凸待ちに行ってくるやつがいるので……まあ適当に聞いてやって下さい。



 それでは。

 良い一日、良い一年でありますように。



 夕咲青より。