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経営者になって起きた「はたらく」意識の変化

こんな仰々しいタイトルで始めてみました。
僕自身、まだまだ自分が経営者になったというより、なろうと努力している途上にいると思っています。

その途上において生じた様々な変化を切り取って日々まとめていきます。
今回は「はたらく」意識の変化についてです。

休みの日に向けて働いていた

僕はこれまで2社で、一会社のスタッフとして働いた経験があります。
合計して3年間弱の短い時間です。

当時の記憶を思い起こしてみると、日々の切り取り方は「曜日」中心でした。

つまり、「働く日」と「働かない日」があったわけです。
1社目は土日が休みだったので、月〜金は働く日、土日は働かない日。
2社目は水木が休みだったので、金〜火は働く日、水木は働かない日。

そのため、プライベートのスケジュールは「働かない日」に組みます。
そうなってくると、プライベートに目掛けて「働く日」を過ごします。
そのうち、「働かない日」を迎えるために「働く日」になってきました。

こうなってくると自分の気持ちの中にはこのような思いが強くなる時も。
・楽しいと思っていた仕事が、そうでもなくなる
・仕事がつまらなくなる
・「働く日」を過ごすモチベーションの低下
1日1日、絶対に戻ってこない大切な毎日だったはずなのにカレンダーの休みの日を目標に働いていたんですね。これは自分にとっても会社にとってもいいことではありません。

それでも僕は会社で働く時間は概ね楽しかったですし、毎月給料がもらえることへのありがたみは変わらず持つことができていました。

なぜかというと、大学卒業から真っ先に事務所を立ち上げた経験があったからです。

事務所を立ち上げたばかりで仕事はなく、自分の生活費すら捻出できなかったのに、会社は当たり前のように何十人もの給料を毎月決まった日に決まった額入金します。仕事を真面目にやる人もそうでない人にも。これは社会では当たり前なのかもしれませんが、僕にとってはめっちゃくちゃ尊敬することでした。

独立してから起きた変化〜毎日が仕事で休み〜

独立しExstanで本格的に事業を開始してから、自分の身に大きな変化がおきました。

まず、休みの日がなくなりました。

何も社畜になったわけじゃないです笑。簡単にいうと、オフィスに来ていない時でも仕事のことが頭の片隅にずっとある状態が永遠続くようになりました。

テレビを見ていても、美味しいご飯を食べていても、旅行に行っても。
「これうちのサービスに活かせるかも?」とか、
「Exstanではそうならんように気をつけよう」とか、日々の知覚をExstanに還元しようという気持ちになりました。

そういう意味で、休みの日がなくなりました。もちろんオフィスに行かないだけで、日々考えたいこと、やりたいこと、読みたい本などで時間は買いたいくらい欲しいですし。

逆に毎日休みみたいなもんじゃね?

もはや最近はこう思っています。
おそらく経営者の先輩方はみなさん早くからこうだったんじゃないかと察しています。

そもそも会社のトップが、会社について考えない日があることが社員にとっては不安だよな。と僕は考えます。

僕は睡眠以外(夢でも働いていることも多々ありますが)は基本会社に反映できるアイディアがどこかに落ちてないか、いつも考えています。

幸い、僕の奥さんは、デート中に電話しても、長い時間スマホを開いていても、仕事であれば理解を示してくれる環境にあります。こればっかりは、周りの理解があってこそ成り立つと思うので、感謝しないとです。

このように、独立してから最も大きく起きた変化は、毎日が休みになったことです。オフィスに来てから仕事スタートという意識から、起きたらもう会社のことがまず頭に浮かぶ状態になりました。

読む人にとっては「いや、それシンプルに社畜とちゃう?」と言いたくなるかと思いますが、僕が2倍頑張って、結果が2倍でれば、それは会社の売上に直結します。もし売り上げが上がればもっと社会の役に立てる面白いサービスが立ち上げられますし、スタッフにボーナスが出せるかもしれません。

だからこそ僕は毎日幸せな環境で暮らせていると痛感します。
周りに感謝し、日々ベストを尽くす。それしかありません。

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