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ムーミンの本に関すること

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#卒論

トーベ・ヤンソンがムーミンだけじゃないのはわかっているけど、卒論も修論もムーミンになった話

※日本語がおかしいところを修正しました(2021/5/3) トーベ・ヤンソンはムーミンの小説を書き、挿絵を描き、連載漫画を描き、舞台なども手掛けました。トーベ・ヤンソンといえばムーミンですが、絵画や壁画など画家としても活躍し(彼女は自分自身を画家と称しました)、ムーミン以外の小説も書いています。 私の研究は「トーベ・ヤンソンの研究」だったはずだけど、卒論も修論もムーミンじゃない…???唐突に自分で自分のことがわからなくなったので、経緯を整理してみたいと思います。 卒論も

ムーミンについて書いた卒論と修論の概要(リポジトリからダウンロードできます)

大学院時代(2013-2016)に卒論を書き直したものと、修論の前段階の文章を大学が発行している冊子に掲載させてもらっていて、大学のリポジトリにあるので紹介します。(2020/11/22加筆) 論文を読むのは大変だと思うので、すごく簡単に紹介します。卒論と修論を通して書いたのは、児童文学のムーミンシリーズ9冊の構成やテーマの変化です。児童文学のムーミンシリーズは以下のとおりです。 1945年『小さなトロールと大きな洪水』 1946年『ムーミン谷の彗星』 1948年『楽しい