株式・物価天気予報 4・15(水)

日経平均株価                                           主要物価指標(スーパー売値)

今日の終値 19,550円  -88円      卵(10コ)      -

明日の展望 17,000円~15,500円     牛乳(1パック)    -

                    バター(200g)    -

 大恐慌を生き抜く (2)

 ポピュリスト(大衆迎合主義者)の安倍晋三がばらまいた給付金30万円の給付対象世帯は約1,000万世帯で、給付総額は約3兆円とのことである。この金の性格は救貧対策で、本来目的とすべき経済対策(景気対策)にはなんらの効果も発揮しない。これは多くの識者が指摘するところで、疑問を呈する余地はない。この種バラマキが、1929年の大恐慌においてハイパーインフレの原因になったことも一般に知られている。昨日、IMFは今年の世界経済成長率が-3%になるとの見通しを発表した。これは1929年の世界大恐慌に匹敵する数値であることも併せ発表した。(リーマンショック時は-0,2%の成長率。)なんと、リーマン時の15倍の悪化である。

 「世界大恐慌」・・・この言葉は今やネットの世界では常識である。これについてオストリッチコンプレックスに襲われているのは「バカ安倍政権」と「太鼓新聞、提灯テレビ」だけである。日本では現在、アホでバカの安倍政権が、せっせとハイパーインフレへの道を舗装中である。ハイパーインフレの被害を少しでも緩和しなければならない、その責任を負っている政府がハイパーインフレへの道を切り開く、これはもう「犯罪」としか言いようがない。

 さて、1929年の大恐慌がドイツおよびオーストリアを襲った時の様子については、4・13大恐慌を生き抜く(1)でお知らせしたところですが、大恐慌時においてドイツの諸物価が高騰していく様子や、それに慌てる庶民の様子を次回以降記していきたいと思います。

 なお、今日の日本における物価の高騰につきましては、それが顕在化し次第、表示していきたいと思います。品目として卵、牛乳、バターを挙げたのは当時のドイツでもっとも価格が高騰した品目です。食生活が欧米化した日本でも、やはり卵、牛乳、バターが代表的な品物になると思われます。大恐慌は万人に平等に訪れます。(そう信じています。)、各人が知恵を絞り、勇気を奮って立ち向かえば必ず克服できると思います。ともに頑張りましょう。


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