パトレイバー外史

1.時代背景

 小説、漫画、映画、論文、企画書。あらゆる思索の成果となる表現物は、まず書くもの が生きる瞬間に立脚するものである。 片手に収まるサイズのガラスと金属でできたデバイスで、世界中のあらゆる情報をリ アルタイムに送受信できるという物語も、100年前の人間が書けば超未来的なSFと言われ るだろうが、今の人間が書けばただの事実でしかない。
 作品の性質と評価を誤らぬために、その作品が誕生した時代を理解することは重要だと 考える。
 なので本項では、パトレイバーが生まれた時代を簡単におさらいする。

 パトレイバーシリーズの始まりは、1988年4月25日のOVAの発売に遡る。企画の生まれ た日は明確に記録にないが、ここでは便宜上、ゆうきまさみ氏が江古田の『まんが画廊』で企画ごっこに興じた82年とする。この間、日本は激動と急転の時代を経験する。バブル景気である。
  1985年9月。ニューヨークプラザホテルにて行われた、 先進5カ国蔵相・中央銀行総裁会議において、貿易赤字と 財政赤字に喘ぐアメリカを発端とするドルショックを回避すべく、協調的ドル安路線を 取ることで合意した。 後に『プラザ合意』と呼ば れるこの決定を受け、前日235円だったドルレートは、一気に20円下落。一年後には 150円台で取引されるように なった。
 日本では、海外資産の買い漁りや工場の海外設置、また国内の投機熱が加速。こと不動産にあっては「山手線内の土地の値段でアメリカ全土が買える」と言われるほどの急速な 高騰を見せた。
 この実態なき好況を背景に、日本は狂乱の10年を迎えることになる。
 年長の読者諸氏にその頃を思い出してもらうため、1986年の日本を振り返る。 上野動物園でパンダ『トントン』が誕生し、RPGの王者『ドラゴンクエスト』が発売。 巷では『新人類』と呼ばれる若者が闊歩し、おニャン子クラブがチャートを席巻。映画 『天空の城ラピュタ』が公開され、TVからは『亭主元気で留守がいい』と、時代を痛烈に 切り取ったCMが流れていた。
 88年には瀬戸大橋と青函ト ンネルが揃って開通し、まさ に時代が変わろうとしていた その瞬間、10m級のロボット が二本足で歩き、鉄骨や資材 を軽々運び、地図を書き換え る大事業をどんどんこなす様を想像することは、はたして どれほど難しいことであった だろう。

 パトレイバーを理解するにあたり、押さえておきたい背景がもう一つある。 1979年4月。日本サンライズ制作によるアニメ『機動戦士ガンダム』がスタートした。
  それまでのロボットアニメとは一線を画し、ロボットを兵器と捉え、生産や運用といっ た概念を導入。また主人公の社会的精神的成長を軸に据えた青春文学的作品としても好評 を博し、パトレイバーもその系譜に連なることとなる『リアルロボット』というジャンル を生み出した。 
 その翌年には、同じく日本サンライズが『伝説巨人イデオン』を制作。シリアスなスト ーリーと衝撃的な最終回が話題となり、アニメブームの一翼を担うこととなる。 いわゆる『アニメオタク』という存在が世間に認知され始めたのも、この頃からであった。

2.パトレイバーへの道

 パトレイバーの端緒を語る上で欠くことの出来ない『まんが画廊』という喫茶店につい ては、その店そのものがすでになく、まつわる資料も少ないため、ここでは伝え聞く限り の記述に留める。
  所在地とされるのは、中野区と練馬区の境目近くにある、西武池袋線江古田駅の南。武 蔵大学に連なる都道439号線、千川通りと呼ばれるその道沿いのビルの地下1階である。
 名前からつい混同してしまいがちだが、いわゆる漫画喫茶とは異なり、普通の喫茶店に アニメや漫画の資料やセル画が、所狭しと並んでいたそうである。
  店長の野崎欣宏氏は、手塚治虫のアニメスタジオである虫プロダクションや、宇宙戦艦 ヤマトを生み出したオフィスアカデミーを渡り歩き、製作管理やプロデュースに携わった人物である。
  そこへ自然と、漫画やアニメの趣味を持つ 者達が集まるようになる。中には後に名を 上げる者も少なくはなく、SF作家のとまと あき氏、KADOKAWA専務(執筆時)の井上伸 一郎氏、声優の川村万梨阿女史、漫画家の しげの秀一氏など、後にアニメ、漫画カルチ ャーを背負う人物達が犇いていたという。
 その中に、当時はまだサラリーマンと二 足の草鞋を履いていた漫画家、ゆうきまさみ 氏がいた。(以下敬称略)

  82年頃、この若きクリエイターの卵達の 間で流行ったことがある。自分でアニメの 企画を考えようというものだ。
 それが本気でアニメ化を目指すものであ ったのか否かはわからないが、その遊びを 後に「企画ごっこ」と呼んでいることからも、一種のゲーム的趣向であったと推測される。
 ゆうきもこれに参加する。彼がまず考えたのが、宇宙船乗りの養成学校に通う女の子を 主人公にしたものだった。
『シェーラザード』と題されたこの企画は、女の子が主人公ということ以外に共通項がないため、パトレイバーの始祖とするにはいささか難しい。そこへ至るには、もう一つの要素が加わる必要がある。
  ヤマト、ガンダム、イデオン。当時流行の中心であった三者に共通することは多々あるように見えるが、まんが画廊の常連達は、これらのアニメがどれも「死人が出る」ことに 疑問を抱いた。
 シリアスさの演出のために人を死なせる論法。あるいは人物が死ぬという理由から、大 人向けとされる作品は、アニメに限らず多々存在する。 ロボットアニメで人が死ぬ必要はあるのか。あるいはキャラが死なないロボットアニメ は作れないものか。この素朴な思いがきっかけとなり、ゆうきは2本目の企画『電光石火 ギャラクレス』を書く。
  銀河系の力仕事を請け負う会社の、社長代理である女の子が主人公。作業メカ「ギャラ クレス」を操り銀河を奔走するという、コメディ色の強い作品である。 また前作同様、ロボットが戦争兵器や異星人の遺物ではない、民生用のものとして登場 するのも大きな特徴である。 そしてゆうきは、さらに新たな要素を加味することを着想する。警察機構である。

 レイバーマシン。それは植民惑星開発用に普及した人型ロボットの総称である。
 建築、 土木の分野で広く活躍するも、これを悪用する者も多発。治安機構はこれに対しレイバー マシンを装備する部隊を編成した。
『バイドール』と銘打たれたこの作品は、後のパトレイバーとかなり近しいものであっ た。ゆうき氏はこの企画を、当時メカデザイナーとして活躍していた出渕裕に見せ、舞台を近未来の東京に移すなどの手を加えた。 出渕はこの企画を大層気に入ったという。
 そしてTVアニメ化に向けて本格的に動き出すにあたり、SF作家の火浦功に助力を求め、題を『機動警察パトレイバー』に改めた。
  この頃のパトレイバーの設定は、特科部隊の新設という設定はなく、いわゆる町の警察署にレイバーが配備されるという、パトカーや白バイのようなものだった。
 彼らは製作プロダクションに買い取ってもらうべくこの企画を持ち込んだが、あっさり 却下されてしまい、この後火浦は多忙から企画を離脱する。
  86年、出渕は新たに、脚本家の伊藤和典にこの企画を見せる。後に伊藤が「ぶっちゃん (出渕)のプレゼンが下手だった」と述べたというそのやり取りが、いかなるものであったかは想像するほかないが、伊藤はこれに「ポリスアカデミー的なノリ」を加味することを 提案し、主となるコンセプトを「焼き魚志向の生活アニメ」と定め、パトレイバーの独自 性を形成する屋台骨が整った。
 同年、伊藤和典の妻(当時)である高田明美がキャラデザイナーとして参加。漫画家である ゆうきがいながらキャラデザイナーを起用したことについて、後にゆうき本人は「名もな い漫画家がしゃしゃり出るより、ある程度キャリアがある人がやった方がいいと思った。 それに僕はパトレイバーが作りたいんじゃなくて、見たかったんです」と語ったという。
  この頃、伊藤和典から紹介された押井守が監督として企画に参加。原作集団『ヘッドギ ア』が誕生する。

 以後企画は順調に磨きあげられ、伊藤家で行われたクリスマスパーティーの席上、参加 者の一人であり、当時バンダイの映像部門でプロデューサーとして活躍していた鵜之澤伸 に、パトレイバーはプレゼンテーションされた。
 企画を見た鵜之澤は大いに手応えを感じ、これをすぐさまバンダイホビー事業部へ持ち 込むが、あえなく却下される。 当時のロボットアニメは、キャラクター商品を展開する前提であることが主流であり、 SF色が薄く実在の警察機構をモデルにしたパトレイバーは、その展開が難しいと考えられ たことが一因にあるといわれる。
 諦めきれない鵜之澤は、OVAというビデオ専売方式によるリリースに切り替え、企画は動き出す。実に立案から3年が経とうとしていた。

3.パトレイバー誕生

 98年4月25日。OVA『機動警察パトレイバー』が発売。同月発売された週刊少年サンデーにて、ゆうきま さみによる漫画版パトレイバーの連載もスタートし た。
 よく勘違いされがちなのだが、厳密に言えばパトレ イバーに「原作」というものはない。漫画を原作にし たアニメや、アニメをコミカライズした漫画などは 多々あるが、パトレイバーの場合、両者は完全に別ス キームとして作られている。
  メディアミックスと名付けられたこの手法は、設定 や登場人物、デザイン等にかなりの差異があり、また 後に実現するTVアニメも、別の物語としてスタートし ている。 本項では、最初にリリースされたOVAシリーズ(以下 初期と呼称)について記す。
 パトレイバーが、当時のアニメにあって相当に特殊であったことは、今現在各所でされている再評価をみるまでもなく明らかである。 具体的に何が特殊でエポックメイキングであったのか。まず企画面で言えば、その端緒 そのものが特殊だろう。
 それまでロボットアニメといえば、先述の通り玩具展開ありきで考えられており、企画 はほとんど玩具メーカー側から提示されていた。 アニメはスポンサーである玩具メーカーが、ロボットのおもちゃを売るために展開され る要素であったし、鵜之澤がホビー事業部へ企画を持って行ったのも、それが当たり前で あったからだ。
 パトレイバーは、100%クリエイター発信による企画であり、ゆうきまさみに至っては、アニメの人間でもない兼業漫画家という立場だった。故にパトレイバーは、ガンダムやイデオンといったロボットアニメより、さらに思い切った設定(実在する警察機構の登場や現 代日本的世界観)を加味することができたと言える。
  だが同時にそれは、パトレイバーの誕生を阻む障壁にもなった。玩具化が難しくなるということは、スポンサーがつかないのだ。 そこで鵜之澤は、TVでのオンエアを一度諦め、ビデオ媒体に録画した形で直接ユーザー に販売する、OVAでのリリースを決断した。
 が、ここでも『値段』という大きな壁が立ち ふさがった。 当時OVAにおいても、既に多くの作品がリリースされていたが、どれも30分アニメで1本 1万円前後とかなりの高額であり、そのため売上が振るわず、制作費が下げられるという悪循環に陥っていた。
 だが同じ30分アニメでも、OVAが一本作るのに約2000万円かかるのに対し、TVアニメは 一本約1000万円で作られていた。理由は簡単だった。TVアニメは1クルー(10話強)分まとめ て作られるので、安くできるのだ。
 ならばと鵜之澤は、初期OVAを6本のシリーズで作ることを決断。さらにOVA初となるCMをつけ、さらなる低価格化を図った。(ちなみにCMされた商品は、富士フィルムグループのAXIAブ ランドのカセットテープのもので、全編パトレイバーのアニメーションで作られた)
 これにより、販売価格を半分近くまで下げることができ、鵜之澤は6巻すべてに4800円という破格の値段を設定した。が、あまりの低価格に上司がストップをかけ、2巻目以降を6800円で売るよう指示した。鵜之澤は交渉の末、2巻目以降は1巻の売れ行きを見て設定することで合意させた。
  余談になるが、この時既に鵜之澤は売れることを確信し、4800円の価格を入れた2巻の ポスターを準備させていたという。敏腕プロデューサーの面目躍如であろう。
  結果パトレイバーは、売上不振の続いていたOVAにあって、27万本という売上を記録した。 低価格のシリーズOVAは業界初の試みであったが、これ以後OVAのスタンダードとなった。

 これら初期OVAの好評を受け、劇場用長編アニメの制作が決定する。公開は89年夏とさ れた。
 初期OVAは、様々なスタイルの物語に挑戦するように作られ、コメディからシリアスまでバラエティに富んだ内容となったが、劇場版はそのスケール感にふさわしいものを目指し、三つの誓いがたてられた。

・娯楽の王道を行く。
・レイバー同士の戦いを描く。
 ・野明と遊馬を活躍させる。


 OVAに続いて監督を任された押井守は、脚本の伊藤和典と共に重厚なサスペンスドラマ を練り上げんとした。その核に置かれたのが「OS」というコンピュータの基本ソフトウェアと、それに仕組まれたウィルスの存在である。
  今となってはIT機器も一人複数台が当たり前となり、ウィルスや情報セキュリティが身近になってしまったが、映画が公開された89年はインターネットという言葉さえ一般に認知されておらず、公開の前年である88年に商用ISDNが始まり、同年に日本初の国産ウィル スが確認されたばかり。世界初のWebサイトの誕生さえ、91年まで待たなければならなか った。
 そんな時代にあって、彼らはレイバーをハードウェアと捉え、そこに組み込まれたOSという概念を持ち、ウィルスによる間接的犯罪を成立させるというプロットを組み立てたことは、パトレイバーとそれを生み出した者たちの非凡さを表して余りあるだろう。

4.それぞれのパトレイバー

  映画公開同年の10月11日。ついにパトレイバーはTVアニメになる。
  ここで改めて確認しておくが、初期OVA、劇場版、漫画版、そしてこのTVシリーズは、いずれもストーリー上の繋がりはない。漫画版のエピソードを基にしたストーリーは多くある が、設定が異なるため細かいところで違っている。
  そして制作会社もスタジオディーンから、ロボットアニメの老舗サンライズへ移ること になった。 脚本の伊藤和典はシリーズ構成を兼任し、押井守や出渕裕、伊藤の一番弟子とされる横手美智子らが脚本に参加。バラエティに富んだストーリーが展開された。
 漫画を原作にしたTVアニメのほとんどは、漫画の物語を忠実に再現したものであるが、 パトレイバーは全くそうした繋がりはないと言ってよい。出だし一つとっても、漫画版は 主人公の野明が警備会社でアルバイトしているシーンで始まり、初期OVAはいきなりカブ に乗って特車二課に登場し、TV版では制服姿で篠原重工八王子工場に現れる。
 こうしたパラレルワールド的な展開が、互いの設定や演出に引っ張られすぎることなく、各々のジャンルに適した表現をすることができた要因であると考えられる。
  当初2クルー(6ヶ月)とされていた放送期間が、放送開始後に急遽4クルーに延長されると いう人気ぶりで、漫画版で人気を博し、敵キャラの代表格となったグリフォン編がTVでも 描かれることとなった。
 90年10月。TVシリーズの終了とOVA新シリーズ(以下新OVA)に挟まれるように、小説版 パトレイバーが発売。伊藤和典と横手美智子の手により、劇場版のノベライズを含むオリ ジナルストーリー5作が、以後3年にわたってリリースされる。


 90年11月。二度目のOVAとなる新OVAシリーズがスタート。このシリーズのみが、他のシリーズと連続性を持って作られており、TV版で描ききれなかったグリフォン編の完結と、1話完結のオリジナルエピソード計16話から構成され、2年にわたってリリースされた。
 蛇足かもしれないが、独自性を強く出せるOVAと、熟成されたパトレイバーの世界観が両立したことで、最も「ファン好み」の作品が多くリリースされたのが、この新OVAであ るという評価もある。


 93年夏。2作目となる劇場版長編アニメが公開。押井守のライフワークとも言える『都市論』『戦争論』を前面に押し出し、首都を舞台に戦争が起こるという、初期OVAの『二課の一番長い日』をさらに磨き上げた内容。 また本作は、CGとアニメの合成や、カメラワークはもとよりレンズにまでこだわった演出が話題となり、その影響はアニメはもとより実写作品へも波及した。
 隊長の後藤喜一を主人公に据え、泉野明をはじめ主役メンバーがほとんど登場しないこ とも特徴であり、シリーズの完結編的な位置に置かれている。

 9年後の2002年3月。劇場版第3作『WXIII』が公開。漫画版の人気エピソード「廃棄物13 号」を映画化するという意欲作だ。
 ヘッドギアの名は原作にのみ登場し、監督はじめ主要 メンバーは一新されている。 総監督の高山文彦は『ガンダム0083』をはじめ多くの作品に関わって来た俊英であり、新OVA立ち上げの際は、出渕らから是非参加するよう打診されていた。 その願いは叶わずに終わったが、パトレイバー作中に彼を想起させるキャラが出てくる など関係は深く、念願叶っての起用となった。
 前作に輪をかけて二課メンバーの出番が少なく、オリジナルキャラの刑事二人を主役に 据えるなど、シリーズにあって特に異色であり、ファンの間でも未だ評価が分かれている 一本である。
 この時同時上映された『ミニパト』は、当初『人狼』のスピンオフ漫画をアニメ化する 企画が発端となり、いつしかパトレイバーの大番外編になっていたという。
 西尾鉄也のゆるいキャラデザインと、押井守の声優泣かせの長台詞と、神山健治の実写の如き実験的演出が高次に融合し、誰も想像し得なかった新たなパトレイバーを構築して しまったのである。

 2014年4月。ファン待望の実写版パトレイバー『THE NEXT GENERATION -パトレイバ ー』が公開される。
 7章13話から構成される、TVドラマのような形式で製作され、劇場公開と同じ日に劇場 内でのみBD版も先行販売された。 押井守は総監督を兼任し、そのほかに田口清隆、辻元貴則、湯浅弘章という、三人の若手監督がメガホンを取った。
 キャラクターはシバシゲオ以外は刷新され、新たなパトレイバーとして生み出された。
 またこれに続き、15年には長編実写映画が公開。劇場版アニメ2作目と連なる物語と、 押井調ともいうべき空気が全編にわたって展開する、濃密な映像作品が誕生した。

 16年10月。短編映像作品『機動警察パトレイバーREBOOT』が公開。 庵野秀明率いるスタジオカラーが主催する『日本アニメ(ーター)見本市』の劇場公開イベ ントにおいて、EXTRAという扱いで公開された。
 監督は『イヴの時間』『サカサマのパテマ』で名を馳せた吉浦康裕。脚本は伊藤和典が吉浦と共著し、メカデザイン兼監修に出渕裕、キャラクター原案をゆうきまさみがするという、ほぼヘッドギアが集結。
 キャラやストーリーの関連性は察する程度に留まってはいるが、現代の東京を舞台にした設定は健在であり、 8分という短さながら濃密なパトレ イバー味が漂う傑作となった。

(続くか?)

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