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Fallout4最速試遊完成発表会に行ってきた

11月29日。六本木ニコファーレで行われた『Fallout4最速試遊!完成発表会』に行ってきた。
 いわゆる終末戦争とその後を描くアポカリプスものと呼ばれるジャンルの最右翼として知られ、ワールドワイドで先行販売されるや、既に1200万本を優に超えたという今作。十分なローカライズ期間を取り、いよいよ12月リリースされる日本版を、文字どおり最速で遊べる機会である。

 会の冒頭、ベセスダソフトワークスの高橋轍GMが登壇。世界での売れ行きがプレッシャーでもあるが、是非この波に乗りたいと意気込みを語る。

 続いて行われたトークセッションには、本作の男性主人公の声を担当した寸石和弘氏。女性主人公の声を担当した有賀由樹子氏。ロボットのコズワースの声を担当した岩崎ひろし氏。そして日本有数のFalloutファンサイト「ヌカづけ」の管理人氏が登壇した。

 本作に出演するにあたり心がけたことを聞かれ、寸石、有賀両氏はFalloutシリーズの特徴でもある「善悪の選択」を挙げた。プレイヤーの行動次第で、主人公はどちらにもなり得る。それ故偏った演技より、どちらにもマッチできる大人の演技にしたという。

 アフレコは皆別々に収録されたそうだが、その量は半端ではなく、辞典ほどはあったそう。収録期間は一ヶ月を超えたというから恐ろしい。

 また別々であったが故、掛け合いのシーンなどはかなり難しかったというが、岩崎氏は「役者は想像力が大事。場面を想像しながらやりました」と、本作をイメージしたというメイクで持論を語った。

 トークセッションが終わると、いよいよ試遊。今回は抽選で選ばれた3名が体験出来る。極めて少数ではあるが、その分じっくり体験出来る。3名ともかなり前作をやり込んできたらしく、慣れた調子でプレイを進めていた。

 私もやや遅れて20分ほど触ることができた。基本的なシステムは変わらず、Pip-boyやVATSなどがアップグレードされ、戦闘は想像以上に軽快。少し変わったのは、前作ではVATS中は敵の動きが止まっていたが、今回はスローで動いているということ。この辺が先頭に及ぼす影響は小さくないと思う。

 グラフィックの進化は、もう隙がないのではないかというほど。人物はもとより、今より進んだテクノロジーを持つ大戦後のアメリカの情景が、これでもかと描写されている。
 イベント自体、少しでもじっくり遊んでもらうためか、観客自体も10名ほどとかなり抑えられていた。無論それでも存分に楽しめる作品ではないが、それは発売を待とう。

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