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ダブルケアをしている妻の気持ち

おはようございます!
若年性認知症、男性の利用者を担当しているのですが、
本人はまだ60歳と若いので、身体を動かせるデイサービスに週4日利用しています。

本人は身体を動かせるのは本当に楽しい!と喜んでデイサービスを利用してくれるので、良かったと思っています。

妻はまだ現役の正社員。だって50代半ばなので、まだまだ元気だし、頭は切れるし、週6日フルで働き、朝から夜遅くまで仕事があるそうですが、
仕事にはやりがいを感じるので、辛くないと仰っていました。

認知症の男性は普段の日常生活には支障がないのですが、
少しずつ認知機能低下をされていることで、妻はイライラ度が増えてきたといいます。
・言ったことを何度言っても同じことをしてしまう。
・捨てないでといったものをどこか隠してしまう。

など、かなり認知症になった夫を受け止めることはできたが、
子供がやっと仕事をし始め、夫婦でゆっくりしようと思っていたところの認知症。
妻はどれだけショックだったかと思うのです。

しかし、介護はこれだけではなかったのです。
実は、認知症の男性とその妻には、子供が3人いるのですが、
次男が重度障碍者なので、常に障害のヘルパーやデイサービスが入っているのです。

この子は20代後半で、ヘルパーなどが入り日常生活が送れていますが、
それでも、母は日程の調整やら、ヘルパーの送り出しや食事の準備など、

夫の介護、子供の世話、自分の仕事でいっぱいいっぱいなのです。


だけど、妻はイライラすることがあってもポジティブなのです。

「すごくストレスはたまるけど、こうやってケアマネさんと話しを聞いてもらえるだけで、とても解消になるし、ストレス解消に旅行に行ったりします。そして、仕事がやりがいを感じるので、仕事があるから介護も頑張れますよね。」と言っていたのです。

この妻はもともと仕事が大好きだそうです。
自分の両親の会社の経理をしているのですが、どんどん仕事の依頼がきて、休む日がないくらい忙しい。それでも仕事が楽しいからやっていけるんですよね。とその時は目が輝いていました。

介護も仕事もして主観的にみれば、妻の休む暇がない。
辛そうとネガティブな思考で見てしまいますすが、

介護も仕事も自分でメリハリをつけながら、むしろ楽しんでいる姿を見ると、どう自分自身がその課題にどんな感情で向き合っていくことが大事だなと感じるのです。

ネガティブな要素を見ればきりがありませんが、そこからどんな楽しみを見つけられるか?どんな幸せを見つけられるか?は自分次第なんだよなと思ったのです。

正直、今の職場にいるとネガティブなオーラが満載です。
・緊急対応をしなければいけない
・急な訪問に行く必要がある
・研修に行く日を作らなければいけない

など、何だか今年から忙しくなってきています。
特定加算も去年から取り、研修の準備もしつつ暇があれば、
新規依頼を受けなければいけませんし、休みがありません。
ただ、忙しさや休みがないところだけフォーカスしていたら、
ネガティブな感情なだけで、仕事が苦しくなってきます。

周りがそんな気持ちだと伝染するでしょう。

だからこそ、ここから頭を切り替える必要があります。
本業がケアマネであるからこそ、今この仕事で見いだせることは?
今日1日をどんな日にする?と自分で決めることが大事だと思っています。

そして、もっとやってみたいこと、挑戦したいことをするためには、時間を自分で作る必要があります。

なので、職場の人と前向きな話をしても、「元気だね💦」と、冷ややかな目で見られる可能性がある。
だからこそ、外部のメンバーと携わる環境が大事だと思っています。

これからも忙しくなると思いますが、時間は作っていきたいし、忙しさをあえて忙しくさせない、スケジュールを作っていけるように、考えていきたいです。

今の仕事の楽しみは・・・
・どれだけ効率的に訪問に行けるか?ゲーム感覚で楽しむ
・利用者さんと楽しいこと、明るい話もする
・時間を作る
・他の事業所と世間話をする

など、介護以外の話をすることも楽しみだったりします。

さて、今日は中学生の息子の誕生日なので、午後はたまたま有給を取っていたので、近くのスーパーでお寿司を買いに行き、近くのケーキ屋さんでそれぞれ好きなケーキを食べようと思います^^

読んでいただきありがとうございます。


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