精神疾患の基礎知識

本業ケアマネで本日は精神疾患の知識を学びたいと思います。

精神疾患と聞くと心の病気とイメージがありますが、脳のはたらきや周囲の状況とも密接に関係をしています。

内因性精神疾患
脳には問題がないのに、精神の機能が障害
うつ病、統合失調症

外因性精神疾患
脳など身体に原因があり身体が治れば症状もおさまる
脳梗塞、脳腫瘍による精神症状

心因性精神疾患
心理状態の変調、意識と無意識の葛藤などを想定
不安症、ストレス障害

精神疾患の全体像

考えがまとまらず混乱する病気
統合失調症・・・思春期に起きやすい
妄想症・・・老年期に妄想が目立つ

気分の落ち込みや浮き沈みが大きい病気
うつ病・・・自分を責めてしまい意欲がなくなる
双極症・・・元気になりすぎる躁鬱状態とうつ状態の繰り返し
気分変調症、気分循環症

不安や焦りが強い病気
全般不安症・・・いつも不安
社交不安症・・・退陣関係で不安になる
限局性恐怖症・・・狭いところ、尖ったものなど決まった物や状況に恐怖がある

パニック症・・・急に不安になる

行動したくてたまらない病気
強迫症、溜め込み症、脱毛症

物や行動に依存する病気
物質依存、行動依存

食行動の病気
神経性、やせ症、過食症

ストレスに関係する病気
心的外傷ストレス、適応症、解離症、変換症

脳のはたらきの障害
アルツハイマー型、レビー小体、血管性認知症、高次機能障害、せん妄、てんかん

知能や発達障害
自閉症スペクトラム症、注意欠如、多動症、限局性学習症

人格
パーソナリティ障害、パラフィリア障害

性的志向
性別違和、性別不合

科学的な研究に基づいた新しい薬の開発が進んでいます。
例えば、統合失調症では神経伝達物質のドーパミンを減らしすぎないようにする薬、抗うつ薬では抑うつ気分だけはなく、意欲低下、快・不快の感情の回復を目標とする薬、ADHDでは脳の喜びを感じる部分に効果的な作用する薬があります。

私の利用者の多くは脳のはたらきの障害の方が多いですが、
他にも統合失調症の方もちらほらいます。

この精神疾患は高齢者だけではなく、若い方でもかかりやす疾患だと思います。


さて、私事ですが
実は、今日は夕方からカウンセラーに以前申し込んでくれた方で、
2回目のセッションの申し込みをして下さいました。
その方はうつ病を患いましたが、今は落ち着いており、ほぼ完治しているとのことです。

自分はこのままではいけないと、田舎に移住をしたいと仰っていました。

初回から2ヶ月は経過をしたのですが、どうなったのか?今の気持ちなど傾聴していきたいと思います。

本業では、一人退職することもあり、利用者を事業所で持つのか?それとも外部にお願いをするのか?分かりませんが、ケアマネがどんどん退職しているそうなので、外部に依頼ができるか分からない状況です💦

管理者は疲弊して、カリカリしているので、寄り添うというより、あまり近寄りたくないです(^-^;

だからこそ、日頃から愛嬌がある、愛されるような人の方が
何かあった時は助けてもらいやすいと思います。

ただ笑顔で、相手に合わせてというのではなく、人が見えないところで
コピー用紙の補充、時間があれば掃除機をかけたり、トイレ掃除をする。
シュレッターの掃除、お手紙を開封などなど簡単そうだけど、誰も率先してやらなそうなところをあえて、率先していくことで

仕事がやりやすいということに気が付きました。
スムーズに在宅ワークもをするためにも・・・
徳を積むって大事だなと思っております。。。

読んでいただきありがとうございます。



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