医療ニーズ高い人の在宅支援はどうなる?

高齢化が進み、団塊の世代が75歳を超え、医療ニーズはさらに増加する。

国は6月から診療報酬改定で、脳梗塞や心臓疾患などで救急病院に搬送された患者を早く地域包括ケア病棟へ移行し、リハビリを進めて在宅移行を目指す方向を打ち出したそうです。

医療ニーズの高い利用者に向き合う力が必要となる。

これからは利用者の急変時には救急搬送ではなく、在宅で向き合うことが求められ、在宅での麻薬投与を要するガン末期患者、継続的な点滴が必要な方への対応も行える加算も訪問診療で新設されるそうです。

そして、医療ニーズが高い利用者に向き合う介護者が日々の介護負担が大きく、介護放棄や心身面で虐待のリスクの可能性があると、4月からは居宅支援事業所では、虐待防止に向けた対策を検討する委員会や研修などが実施されることになった。

医療ニーズの高い方が最期まで在宅でみられるように、医療機関の加算が増え、対応が柔軟になる反面、ケアマネの医療知識の向上、ケアマネジメントの見直し、多様性がさらに求められるようになってくるなと感じました。


この文章を打っているだけで、ケアマネにどこまで求めるのだろう・・・と頭が痛くなってきますし、仕事をどこまで楽しみながらできるか分かりません。

ただ、もし続けていくのであれば、医療機関の方と情報交換はしていく必要はあるかな~と思ったことです。

また、利用者からの立場で言えば、正直、医療系のサービスを在宅に導入するとなると、利用料は高いです。

介護保険の単位数だけでは賄えない場合は、主治医の先生にお願いをして特別訪問看護指示書を書いて頂きます。(基本2週間しか使えないが、褥瘡や気管カニューレの処置の場合は月2回交付可能)
末期がんは自動的に医療保険になります。
点滴は点滴指示書がになります。

点滴指示書、特別訪問看護指示書になった場合は医療保険で賄えますので、出ている期間は介護保険は関係ありません。

ただ、医療保険なので、負担割合も変わりますし、1回の値段が高いです。
所得によって制限がありますが、

どのくらいの値段になるのか?しっかり料金は聞いておいた方が良いです。

最期の住処が自宅で過ごせることは利用者も家族も安心だと思いますが、
お金がかかることは、間違えないということ。

今、本当にお金が支払えないと、治療を我慢している利用者はいます。
説得をしても最終的には家族が決めます。

ケアマネがお金を出すことも、貸すこともできないし、もしできる対策としたら、働いている子供に相談、市役所にお金の貸付はしているのか相談するくらいです。

しかし、ここまで対応していたら、ケアマネは身体が追いついていかないというのも現状です。

今日は少しシビアな話でしたが、
それでも利用者の訪問は楽しいですし、なんといっても働き方が理想ではあるので、もう少し様子を見ながら

副業のカウンセラーは準備をコツコツ進めていきます~

読んでいただきありがとうございます。

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