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VNOSの足跡「秒で企業案件が決まった話(前編)」

はじめに

ここ最近、バーチャル界隈(以降、V界隈)が活発になってきました。バーチャルYouTuberをはじめ、さまざまなバーチャル〇〇が生み出され、その可能性が語られる機会も増えてきました。

そんな中、私たちはVNOSというバーチャル・コミュニティをやっています。バーチャル・コミュニティとは何ぞやという話をし始めるとややこしいし長くなるので、まずはバーチャル周辺の人たちが集まったナニカだと思って貰えれば大丈夫です。
今回はVNOSの理念と特徴を簡単にご説明し、最後に本題である企業案件の実例のお話をしようと思っています。フワッとした概念を語るよりは実績をどんどん紹介してゆく方が分かりやすいと思い、こうした記事を出してゆこうと思った次第です。

VNOSの理念

「Vの者がVのまま社会参画できる未来を目指す」

これがVNOSの理念です。そしてVNOSはそのための概念実証組織です。

・・・いまこれを読んでいる貴方の「なんのこっちゃ?」の気持ちと、私の「ですよねー」の気持ちがシンクロしたのを感じました。いまはそれで十分です。

なんのこっちゃついでにもうひとつ。「バーチャル(Virtual)」は従来は「仮想」と訳されることが多かったのですが、最近では「本質的・実質的」という本来の意味で使われてくるようになってきました。
Vのままの社会参画とは個が個の本質的な形・スタイルのまま社会と繋がるということを意味しています。
そんなんわかるワケねーよっ!って話なのでやれるかどうかやってみよー!ってことなのですね。それが概念実証って意味でした。

VNOSの特徴

バーチャルの可能性というのはいろいろありますが、いざ色々やってゆこうとすると様々な壁にぶつかりリスク・制約というのも明らかになってきます。
いちばん大きいのは「なんだかわからん」「胡散臭い。コワイ」というあたりだと思います。
何にでも成れるという可能性は、誰だか分からないというリスクと裏表です。

なので、VNOSは株式会社ブイノスという会社を作りました

ね。ガチでしょう?
ちなみに、登記簿が取れるのは設立1週間後くらいなので、↑は中野法務局で取りたてホヤホヤの最初の履歴事項全部証明書です。

企業が運営してるV関連の組織やグループというのは結構ありますが、コミュニティが法人を持っているような形態というのは珍しいのではないかと思っています。

なぜ法人を持とうと思ったかというと、それはやはり信頼です。Vのままの「社会参画」の中には経済活動、つまり、お仕事も含まれています。
お仕事を請け負ったり、発注したりということをやってゆくには現代社会では法人というのがいちばん手っ取り早いのです。

上記は営業資料なのですが、こんなイメージでVNOSとブイノスが連携しあって色々なことをやってゆこうとしています。

企業案件のお話

さて、ここからようやく本題です。
バーチャルな人たちが集まり活動しつつ、企業というインターフェース(接合面)を持っているとこんなことができるよ!という実例です。

VNOSのインタフェースである株式会社ブイノスは中野区の東京コンテンツインキュベーションセンター(通称TCIC)という場所で登記し、法人活動を行っております。
TCICは東京都産業労働局がやっているシェアオフィスのようなところです。しかも、コンテンツ事業者向けに特化し、かつ、創業支援の側面もあるため作りたての若い会社が多く在籍しています。

そんな中で、ギャポリーさんとブイノスが出会い、我らがバーチャル美少女ねむさんとのコラボが文字通り秒で決まったのです。

と、いうことで後編に続きます!
(すみません。一晩で書けなかった。。

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