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2024年・早稲田周辺の桜

撮影日:2024年4月4日
天候:曇り

この日、気象庁から東京の桜も満開宣言されました。

しかし今年の、東京は桜の開花から満開まで晴れの日が一日もなく、曇天続きです。しかも来週までもずっと曇天続きです。

その中でも、桜の観える場所は、どこも多くの方々が訪れています。

< 戸山ハイツ周辺 >

江戸時代までは尾張徳川家の下屋敷で「戸山山荘」と呼ばれていました。明治時代に入り、陸軍の各種学校が開かれた後に、戦後GHQの提唱により住宅難解消から「都市計画公園」としての計画が決定されました。

当初は戸山公園(箱根山地区)に囲まれるように1号地から8号地に分けられ木造平屋建て1052戸が建設され、道路や店舗及び公共施設などが整備されたそうです。

1960年代以降になると、防災・耐火性の観点から中高層住宅へと順次建て替えられ、1968年から1976年にかけて高層マンション化され、周りの公共施設やスーパーマーケットも拡充されていったそうです。

戸山ハイツの桜

< 戸山公園 >

江戸時代には尾張藩徳川家の下屋敷で、2代藩主徳川光友により、回遊式庭園「戸山荘」として整備されましたが、戦後、戸山ハイツと共に「都市計画公園」としての計画が進み、「戸山公園」として開園されました。

公園内には、遊具や緑地スペースのほか、箱根山(標高44.6m)に見立てた築山の玉円峰が整備されています。登るとベンチなどが配置され。周囲360度の、見渡すように咲き誇る、桜「ソメイヨシノ」が見事です。

ちなみに、この場所は山手線内としては東京都内で一番高い場所で、333本の桜の木が植えられているそうです。

戸山公園・箱根山からの桜
下から望む箱根山
シートを敷いて宴会する方々も

< 高戸橋から面影橋周辺 >

東京都を流れる神田川に架かる橋です。都内唯一の路面電車である桜トラム「都電荒川線」が走り、今年も神田川沿岸ではライトアップなどが施され、多くの人々が訪れます。

夕暮れの高戸橋から面影橋周辺
桜を楽しみながら歩く人々
夕暮れの面影橋から望む神田川からの桜

この日、天気は曇天でしたが、満開の桜を求め多くの人々が訪れていました。しばらくこの風景を楽しみたいです。


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