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胆振東部地震のまとめ

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2018年9月に起きた胆振東部地震についての記事をまとめました。震度6弱の千歳市で、1歳の子どものいる私がどう過ごしたか。思い出やエッセイです。
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#地震

忘れないように、書くことから始める~北海道胆振東部地震から4年

これを書いているのは2022年9月4日。 晴れた空、風は少し秋を感じさせる。トンボが飛んでいる。そんな日。 北海道新聞電子版でこのニュースを見て、あぁもうそんな時期か…と思い出す。 つい忘れてしまいがちだけど、4年前のこの時期に震度6弱の地震を経験したのだ。 1.当時の振り返り当時のわたしの状況はこんな感じ。 千歳に引っ越してきて4年目。 この家に引っ越してきて9か月。 子どもは1歳。 わたしは仕事してなかった。 北海道の9月初旬は冷房もストーブも使わないでO

被災しながら店で米を炊き、塩むすびを売ってくれたセイコーマートの店員さんはすごいと思う~胆振東部地震から2年

後にニュースで見て感動した話だ。 そういえば、大地震と書いておきながら、震度を書いてないような気がする。 千歳市は震度6弱。震源地の厚真は7だったようだ。 当たり前のことだが、お店は従業員がいて営業できる。 お店が営業してるってことは、こんな被災状況でもお店に出勤した従業員が大多数だったということだ。感謝! 1日目の午前中、子連れで歩ける範囲のお店である、セブンイレブン・サツドラ(ドラッグストア)・A商店を回り、食料はゼロで帰ってきた。 2日目の午前中、半休取得のダンナ

初めてのおつかいに使わせて貰いたかった近所の商店〜胆振東部地震から2年

うちから徒歩1分。玄関を出て左手に見えるのが、A商店。 老夫婦が営んでる、昔ながらの商店。 初めて行ったのは、ここに引っ越してから数日後だったと思う。 子どもがまだ一歳になりたてで、自分の車もなくて、外出するには抱っこ紐で子どもを抱っこして、よっこらせと歩くしかなかった頃。 いつも入口は開けっ放しで、中の品揃えが見える。「あ、野菜がある…」と、夕食の材料を買おうと、少しドキドキで入ってみた。 「大した品揃えじゃないけどね〜」と言いながら、おばあちゃんは優しく対応してくれ

胆振東部地震から2年。

9/4の金曜日 、イチオシ!と今日ドキッ!で、震災を忘れない、スペシャルをやっていたらしい。 ※ イチオシ&今日ドキッは、平日夕方のローカル情報番組。どさんこワイドも有名。 胆振東部地震、震源地の厚真が有名だけど、千歳市もかなり揺れました。深夜に。揺れたあと、ほどなく停電して、停電解消まで2日かかりました。 大きな発電所がダメになったので、2晩、電気がないまま過ごしました。明かりだけでなく、冷蔵庫が止まったのは痛かったです… 1歳の子がいて大変だったのと、物流が止まっ

地震の後買ったもの~胆振東部地震から2年

地震の時の記録をどう書こうか、決めかねてます。 コロナの状況について書いたときは、月ごとの時系列で書いたのですが、「あれも書きたかったな…」という内容をかなり落としました。 ひとつの記事にあまり詰め込みすぎない方がいいな、と思ってたらそうなってしまったので、今回は、時系列はやめます。 エピソードやテーマごとに書いてみます。 うまく行くかな? とりあえず、スタート。 ----- 地震のあと、買い足したものをまとめてみました。 【地震が落ち着いてすぐ】 ●懐中電灯