最強のワイヤレスイヤフォンはコレだ
iPhoneから、イヤフォン端子がなくなって久しい。今年になり、iPadからも端子がなくなってしまった。イヤフォンの無線化は必然かつ急務となった。問題は、どのイヤフォンを買えばいいのか？選択する際のポイントは何になるのか？
選択時の要チェックポイントについて
イヤフォンに求めることは、デザイン、フィット感、音質、そして、価格などが、ぱっと思いつくチェックポイントだと思う。しかし、そのどの項目よりも重要なポイントが有る。接続性である。 どんなにフィット感が良くて好みの音を奏でることができるスピーカーで、価格が安くても、再生機に接続できなくてはただの耳栓以下の存在でしか無い。
接続とは、接続を断つ事と見つけたり
接続性が良いとは、具体的にどうなればいいのか？結論から言うと、切断が思ったところでできることがまず重要となる。それは、なぜか？ 接続するためには、その前段階として接続されていない状態が必要となる。その為、接続が良いイヤフォンとは、簡単に切断が出来てなおかつ任意のデバイスに接続することが可能なイヤフォンが、接続が良いイヤフォン と言うことができる。
大抵のイヤフォンは、 マルチペアリングやマルチポイント等の機能があったりして、複数台の接続を維持したり、複数台のペアリング情報を記憶したりすることが可能となっている。一見これらの機能があれば好きなデバイスで好きなタイミングで音声が聞こええるようになりそうだが、実際はそうはならない。音楽が流せるプロファイルは、1本に限られているからだ。各デバイスから、イヤフォンがペアリング出来ていると見せかけておいて、実際には一つのデバイスとの間でしか音声のやり取りが出来ないのが、現状のBTイヤフォンの基本的な仕様なのだ。
A2DP プロファイルを完全にする
音楽を聞く際には A2DP プロファイルを利用する。これが上記の通り1つのデバイス間でのみ利用可能なため、iPhone、iPad、MacBook、その他等の好きなデバイスの音楽を聞くためには、不使用なデバイスと切断し、使用するデバイスと接続すれば良い。
切断時の不幸
ここでも不幸が起こる、BTイヤフォンは最後に接続されていたデバイスを記憶しており、電源を投入後に自動で再接続を行う。切断を行うのは、デバイス（スマホやPC）側から行う必要がある。不使用なデバイスを操作して一旦接続を切らなければならない。先取り優先の仕様が圧倒的に多いためこの不幸が起きてしまっている。
最高の体験をするならBoseのイヤフォン
Boseのイヤフォンは一味違う。まず、音質がいい。ネックストラップ方式、ケーブル方式、完全分離方式と好みあわせて複数のタイプがラインナップされている。ただし、値段は高い。しかし、選択する理由はそこではない。数多のBTイヤホンにはない機能がBoseのイヤフォンには実装されている。
Boseのイヤフォンは起動するとどのデバイスに接続しているのか音声で教えてくれる。この機能は、切断して接続する機能ためのオマケ機能と言っていい。イヤフォンに搭載されている切り替えボタンを押すことで、現在つながっているデバイスを好きなタイミングで確認することができる。そしてそのデバイス名が呼び上げられているタイミングで、切り替えボタンを追加で押すと、接続したことのあるデバイスが読み上げられる！
この動作には、再生しているデバイスに一切触れる必要がない。イヤフォンのみの操作で、現状のデバイス読み上げから、別デバイス名の読み上げができる。読み上げ中に都度ボタンを押すことで次々とデバイス名が変わっていく
そのまま待つだけで夢体験
接続したい目的のデバイス名が読み上げられたら、そこでボタン操作をやめて待つ。ただ待つだけ・・・それだけで
Boseのイヤフォンは現状つながっているデバイスから自動で切断し、ユーザーの希望したデバイスへ自動で接続行う。自動である。一切デバイスの操作をすること無しにだ。
BTイヤフォンが、鞄に入れていたiPadに接続されてしまい、iPhoneの音楽を聞きたいのに切り替えが出来なかったあの日や、デスクに座ってMacBookの音声を聞きたいのに、ポケットにしまったままのiPhoneに接続してしまいなかなか切り替えが上手くいかったあの日。そんな日常ともうオサラバだ。
完全分離タイプがおすすめ
好みに依る部分が大きいが、完全分離タイプがおすすめ
分離タイプであれば、左右のイヤフォンが分離されているだけではなく、充電機能（ケースが充電器）も分離されている。昼間デスクに座ってる際に、PC等からイヤフォンの利用に影響なく、充電できる。
そして最高なのが、ケース収納するだけで勝手に満充電になっている。分離式の最大のデメリットの紛失リスクを回避する為のケースに収納する行為が充電の為にもなっている。理に適い過ぎといっても過言ではない。
ネックストラップ方式だと、移動時でも首から外さずに首につけっぱなしにしている事が多かった。移動時に充電のタイミングがない。また、鞄にしまう時もそのまま投げ込むので、充電されない。何より、移動時間に充電しようとなると別途バッテリーとケーブルを持ち歩く必要がある。
ましてや帰宅してから、聞きもしないのにイヤフォンだけ取り出して充電器に接続するという充電のためだけの行為をするのか！何たる面倒くささ
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