もしかして何年後これを読んだら、声出るぐらい笑うかもしれないね。幼稚かな、単純かな、分からない。

もし夢でその人に三回ぐらい会ったら、それがその人に縁切りするということになるそうだ、ということわざがありそう。

なぜかというと、現実生活中にその人に会えないから、夢の中にしか会えないためだ。

俺はただ二回だけ夢でその人に会ったけど、なんかどうしても今後も会えなくなる気がする。

で、二回目で夢に会った時、訳もなくその人の顔がずっとぼんやりしていて、本当の顔がはっきり見られなかったので、間違いなくその人だと意識的に確かめられる。

せっかく夢の中で会ったのに、はっきり見られなかったり、挨拶さえも出来なかったり、残念過ぎる。相当。

だから、その人に対するイメージとか記憶とかは薄まって行くんだろうかって気が付く。

目覚めたら、え、なんてこんな可笑しい夢見たんだろうって呟いて、やっぱり切なくてもちょっと幸せだなってちょっと笑ってる。切ないのは、夢でしか会えない、幸せなのは、夢でしか会えない。矛盾。
や、思い出せたくないや。

実際に、今また夢の場面をまたはっきり覚えられてる。

訳わからなく何か用事あるみたいで、二人ともずっとお互いに相手の来ることを待ってる。ただ待ってるだけと思い浮かべた。

けれど、長い間待ってもなかなか来ないというか、会えないというか思いながらイライラしてる。

このままでずっと待ったら会えないかもって思って自ら相手に探しに行こうってする。夢の中にずっと同じ道を探しながら回って、ようやく見つけたと思えば、訳もなく何回でもすれ違ってしまった。

変な夢だった。だから、挨拶も会うことも出来ない夢だった。

またなんてこんな夢見てしまったんだろうってもう一回自分に聞き、やっぱりこれが会いたくて会えないという気持ちなのかな。

ただ夢で示された証なのかな。

いつあなたのことを好きになったのは分からないが、ただあなたと話したり、一緒に食べたり、寝たりすることは、寂しくなんかない。それでいい。満足。

この気持ちを隠しようとして、傷つきたくないから、最後の日々を楽しく過ごせば良い。

なのに、ある日、あなたが、ある女の子が好きになったって言う事を言ってくれた。最初私はなんの特別な感じはないが、ただいいよって浅く返事した。

なんか昔のように食べたり寝たりするさえできれば彼女いても構わないというふうに思ってる。

しかし、切なくてたまらない。このままでもっと痛くなるかな。いろいろ考えて最後に別れるしかないって痛みながらも決めた。

あなたはこれまでいろいろ良い思い出を作ってくれてありがとう、バイトを紹介してくれてありがとう、心の話を言ってくれてありがとう、特に旅とかいろいろあって私は忘れられない。

あの時期、あなたはずっと私の最高の友達、信頼する友達、宝物として記憶の中に刻んできちんと守りたい。ずっと覚えてる、感覚薄くなっても本当の友達関係変わらないもの。何年後も。

何年後不意にこれを読んで泣いたら、それは幸せな涙、記憶溢れた涙、人生に二度と戻れない珍しい体験なのだ。

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