ペルソナの日記

ペルソナ3リロード、クリアした
わたしはペルソナは3作しかやってなくて、順番は4→3→5の順番
以下は3作のネタバレを一部含んでいます



ペルソナ4のこと


4をやったのは2011年、そのころ大学の友だちがぺ4にはまって、毎日毎日足立足立言ってた
彼女とお茶している時に「南極ちゃんはペルソナなんかに興味がないと思うからネタバレするんだけど…」といって、その足立という男がラスボスなんだと知った
そのあとなんでその興味なさそうなゲームをやったのか覚えてない…のだけど、当時の日記を読んだら「帰宅したら家にぺよんが置いてあった」んだって
ペルソナ4の1周目は12月3日に怒りのあまり問答無用で生田目をテレビに突き落とし、瞬間ビューーーンと引っ越しバッドエンディングを迎えた
それを見て、冷静になろう…ってアパートのベランダから真横を通る西武線を眺めて、ブラウン管16型のテレビの前にもう一度座った

ぺ4はかなりはまって、コラボのイベントも行ったし舞台も見たしP4Gも買ったし漫画も描いた
最初に見たものを親だと思っちゃうから、人にペルソナどこからやるか聞かれたら、絶対4って言ってしまう
PQで陽介が3のメンバーに、「おれたちは…殺人事件を追ってるんだ、おれたちの街で連続殺人事件が起きていて、その手段は、テレビの中に人を入れること…」とか説明してくれるんだけど、あまりにも面白そうで笑った
すげー面白そうなんだけど、やっぱり最初は4をやった方がいいと思う


ペルソナ3のこと

4が面白かったから、そんなに間をおかず3をやった
八十高仲良しチ〜ム!に対して、月光館はあの不安な絵も相まってとにかく暗かった
死人出るし、すぐモメるし、全員家庭環境最悪だし、規模はでかいし、ダンジョンは長いし…
よくここからぺ4の方向に振れたなって感心すらした
それでもわたしはぺ3の方が好きだと思った
彼らの言うことや感じ方には人間味があった
こんな風に集められて仲良くできるわけないだろ…とわたしは思うから、彼らのぎくしゃくとした暮らしと、少しずつ変わっていく1年間の時間は愛しく思えた
ウルトラ警備隊より科学特捜隊よりMATが好きな人間だから
でも、結局10年も前に1.2周しただけのぺ3の出来事はほとんど忘れてしまっていた
特にラスボスや終わり方のことはすぐ忘れてしまう、ペルソナに限らずいつもそうなんだけど
しかも驚くことにフェスをやってない、なんで?
今買おうと思ってるけど、PS2のクリアデータ入りメモリーカードを探すのに骨が折れそう


ペルソナ5のこと

キャサリンとかP4Uとかメガテンとか挟んでる間も、はやくぺ5がやりて〜とずっと思っていた
とうとう発表されたペルソナ5の相棒キャラは宮野真守で「おまえ頼むぞ…」と思った
4も3も好きだったけど、好きなキャラって驚くほどいなかった
足立が好きだったし順平が好きだったけど、多少の差でしかない
それにしたって、相棒役に鳥海、森久保って使ってこれじゃね〜ってなって、今度宮野でしょ…祈ったわ
それで出てきた、もう名前も怪しい…竜司?全然だめじゃん…なんなら今までで一番ダメ、薄すぎる
5では、要素だけなら双葉が一番手なんだけど、なんだろうなあ?
どうしたってペルソナのキャラクターっていまいちハマらないんだ

そんなこともあって、ペルソナ5の記憶って本当すべてがめちゃくちゃ薄い
もちろん面白かったし、ぺ5は素晴らしいゲームだった、でもその思いのすべては田の中勇がいたからだった
道中のこと全て忘れても、あの瞬間の感動だけは忘れられない、これを作ってくれてありがとうと本音で思う


ペルソナ3リロードのこと

発売日、すぐ買った
あの美しいオープニングムービーみてテンション上がりすぎた、けど同時に「明るすぎる………………」とも思った
背景CGがすごい凝ってるところとマイホームドリームレベルの落差が激しいし、アニメーションはため息出るほどしょっぱい
久々に会ったゆかりは元気すぎるし、順平ってもっと最低じゃなかったっけ?
全然記憶にある月光館の雰囲気じゃない…と思ったけど、進めたら普通に楽しめた、10年という時間の間にぺ3の記憶は改竄されてたのかもしれない

そして、ぺ3の時間で8月の終わり、現実で言うと3月後半、インフルエンザにかかった
隔離部屋に転がって、ロキソニンが効いている間、何の気なしに順平とチドリの絵を描いた
ちょうど2人のイベントが始まったところだったから
もうこれがよくなかった
何かを好きになるときって、かならず体調が悪いときな気がする
描いた瞬間理由もなくいきなり落ちてしまって、もう2人を描くだけで毎日過ぎてた
どうしたってペルソナのキャラははまんないんだよな〜とか言っていたのは誰だったのか

順平に至っては夢には出てくるわ、謎にグッズとか買ってしまうわ、「じゅんちゃん」って呼んでる友だちをいきなり「ジュンペーさ〜」とかいって呼び捨てするわ、もう4月は散々だった

しかもこの時までわたしは「でもこのあとチドリ死ぬんだよな」と思っていた
P3Pをやってないし興味もさしてなかったから、チドリ生存が正史だって知らなかった

p4u2発売時の愚かなわたし
なんと生きてんだってよ、チドリ

知った瞬間、わたしのペルソナ3リロードはシュタインズゲートになってしまった
操作してる家人の横で「これ大丈夫?チドリ死なない?β世界線じゃない?これ大丈夫なの?リンクエピ踏んだ?メール返した?花買った?順平は順平を騙したらいいの?」とかプリンパ状態であまりにうるさくて怒られた
11/23は「これ死ぬじゃん!10年前このシーン見たことあるんだけど!」しか言ってなかったけど、結論としてチドリは生きてた
わたしはわたしを騙してたわ、シュタインズゲートについてよかったよ

なんだよこの日記、とりとめない上に長すぎる
これ以上他の人間のストーリーに触れてたらもう長いのにめちゃくちゃ長くなってしまうからもう今日は終わりにする
ただ、90時間プレイして辿り着いたエンディングを見て感じたのは「00年代のゲームだな…」ということだった
でも、その時代を生きてきた人間だからこの放り出される感覚は心地よかった
メインヒロインに選ばれるのがアイギスっていうのも、なんだか時代を感じる

明日から何したらいいんだろう?と思って虚無になったけど、とりあえず順平が「チドリ」って言うのを聞きたいがあまりにメルカリで買ったP4U2をやろうと思うよ

途方もない日記はここまで

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