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競走馬の適性というファクターを人間で例えてみた

こんにちは!今日は競馬初心者向けにお届けしてみようかなと思います。競馬ってどう予想したらいいかわからないという方に対して人間で例えて説明していこうかなと思います。競馬における適性についてです。

突然ですがウサイン・ボルトってなんであんなに勝てたのでしょう?自身のレース前のピークの持っていき方もあると思います。が、競馬予想的に考えるならば毎回同じ「馬場」と「コースレイアウト」で走っているからだと思います。世界のどの競技場でも世界陸上連盟の国際基準に決められたアスファルトの上で能力を発揮できる適性をボルトは持っているわけです。コースレイアウトも毎回同じ直線のみですよね。だから毎回のように勝てるわけです。

ではもし世界陸上の100m決勝を田んぼで行ったら?スピードスケートのショートトラックのようなコースで行われたら?ボルトは果たして勝てるのでしょうか?

自分は勝てないと思います。なぜならボルトは競馬風に言うと高速馬場に強いタイプで田んぼのような時計のかかる「馬場」では適性が違うと考えるからです。ショートトラックのようなコースで行われた場合でも同様でコーナーでも同じようにあのスピードで走れるかは疑問なのでもし急にこのような条件で行われブックメーカーで賭けるなら絶対ボルト以外から買いますね(笑)

とまあこんなイメージですね。

次は実際の競馬の馬場について話していきたいと思います。結論から申し上げますと競馬では同じ馬場で走れるという事は二度とありません。前走と同じ競馬場で同じ良馬場で走っていたとしても開催が進んでいる事で馬場が使い込まれ時計の出方が変わりますし、開催が空いて使う場合でも芝の生育状況が毎年同じとは限りません。毎年気候状況が違うわけですからね。このように不確定な変動要素がありすぎるので同じ馬場で走るという事はあり得ないわけです。同じ「ような」馬場というのが正しい表現ですね。

次はコースについてです。

東京競馬場の残り600m地点と福島競馬場の残り600m地点をイメージしてみてください。東京競馬場はあとは直線のみでまっすぐ走るのみなのでトップスピードの能力が要求されますが福島競馬場の場合はまだ3コーナーに差し掛かった辺りでコーナーを回される距離ロスが発生しスタミナが要求されさらにコーナーで加速していける器用さも要求されます。同じ仕掛けどころでも全然違う能力が要求されています。

単純に東京競馬場で好走を続けてきた馬が福島に出走してきたりしたら怪しいかもと疑ったりできるわけですね。走ったことがないだけで勝たれたりもしますが(笑)

これらの要素の上げ下げで競馬の着順は大きく変わって行くのが競馬予想の大変面白い所ですよね。

こういったところを意識するだけでも危険な人気馬や意外な穴馬がみつけやすくなるのではないかと思います。

以上です。

参考になれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。

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